【絵の練習】効果抜群!イラスト最速上達法【個人的に良かった方法】
イラスト上達に関する情報が多くなり、無料で
絵の勉強ができる環境ができたので、今はとても
良い時代になったと思います。
ですが!
必ずしも、誰もが「良い!」と言っている
練習法があなたに合わなかったことも
あると思います。
もちろん、たくさんある練習方法を
否定する必要はありません。
知識・技能の取得スピードは、個人差が
ありますので、色んな方法を試して一番合う
練習方法を見つけるのが、正しい勉強法です。
なので、今回は
自分がイラストを上達させるまでにやってきて、
一番効果を実感した練習方法をお教えします!
・イラストの教本や、 youtubeでの動画学習を
試してきて、なかなか練習の効果が出ていない。
・今の練習に飽きてきたので、もう少しだけ
深く楽しめる練習方法を探している人など・・・。
個人的な体験談に基づいた方法ではありますが、
何かしら役に立てることができれば幸いに思います!
1:「デッサン力」から完璧にしてみる。【絵と家づくりは同じ】
「良い絵」とは、
どういう絵でしょうか?
このように、部分的な魅力で評価されている
イメージがあると思います。
僕のこれまで発信してきた内容も
「絵柄」の重要性を訴えていることもあり、
雰囲気がある絵が魅力的だと考えます。
しかし、それはあくまで
「基礎」ができていることが前提です。
塗りに関するノウハウは、Twitterのまとめや
youtubeでかんたんに勉強できるので、割と誰でも
魅力ある塗りに上達している傾向があります。
noteなどの記事では、3ヵ月練習法を
試した人のレポートがよく掲載されているので、
色塗りについては、その効果がよく分かります。
だが、「何か」が足りていない・・・!!!
みなさんと同じく、仕事などを通じて
画力向上のために勉強中な僕は上から目線で
評価するのは、とても恐縮に思います。
それでも、ハッキリ言うわせてもらうと
「人物のデッサン」がイマイチに見えるのです。
「いやいや、塗りをプロレベルにしないと、
誰にも見てくれないだろ!」
確かに、その意見には同意できますし、
色塗りのパワーは化粧と同じくらい重要です。
ですが、絵の根本となる
「デッサン(形)」がイマイチだと、塗りだけでは
カバーしきれません!
例えるなら、
「絵」と「家づくり」は似ています。
外装づくり(色塗り)は、技術が高ければ
「一瞬だけ」魅力的に見せることができます。
ですが、家を支える柱(デッサン)が、弱すぎると
どうでしょうか?
海外の欠陥住宅のように、突然崩壊する可能性が
あります。
絵を描くとき、すべて「デッサン」という
柱づくりからスタートします。
柱づくりが少しでもズレてしまうと、バランスが
崩壊して、どんなにキレイな外装に仕上げても、
ミステリアスな抽象絵画になりかねません。
「柱づくりという名のデッサン力が重要でも、
それだけで闘えるのかよ!?」
このような質問については、
堂々「YES」と答えることができます。
このようなタイプの絵描きは、
アニメーターの人が非常に多いです。
落書きで描いたラフ画を見て分かる通り、
鉛筆書きだけ、単1色で立体感のある
イラストを描かていています。
また、アニメーターに限らず、
商業のイラストレーターも線画状態だけの絵でも、
かなり上手く、色塗りがオマケぐらいに感じます。
「デッサン力だけ高ければ、色塗りが
シンプルでも十分通用するんじゃね・・・!?」
過去の僕が、活動初期に目指したのは、
「デッサン力強化」の練習でした。
今のような厚塗りができず、2020年の頃は
「人に見せれる絵」を目標に、色塗りの練習はやらず、
アニメ塗りの絵で仕事をしていました。
※ついでに、この頃のイラスト制作の単価は
1枚7,000円です。
このクオリティでも、十分に実績を出していました。
「デッサン力」=「見栄えがあり、商品として売れる絵」
デッサン力を先に極めることが、
イラスト最速上達法のカギになると確信を得たのです!
「神絵師のような、キレイで鮮やかな色塗りの
イラストが描きたい!!!」
理想を抱くのは素晴らしいです。
ですが、あきらかに「デッサン力」が
イマイチだと自負しているのであれば、
「柱づくり」の強化に集中してみませんか?
デッサン力の強化が最優先であることの
説明を終えたところで・・・
次は、僕がその「デッサン力」を強化した
練習方法をお教えしたいと思います!
2:効果的なデッサン上達法【おすすめの先生】
デッサン力を鍛えるには、先ほど紹介した
アニメーターの人から学んだ方が、論理的な知識も含め、
技術の吸収力が段違いです。
この世でデッサン力が怪物的に巧いのは、フォロワー数や
チャンネル登録者20~50万人の絵描きではないです。
過酷な環境で劇的に腕を鍛え上げた
「アニメーター」です。
そんな怪物的画力を持つアニメーターの人を
参考、または受講した教室を先に紹介します。
※現在、アカウントが無いため、
「本田敬一 ユルサレン」「ユルサレン反省」で
検索して絵を見ることしかできません。
これを、できるだけ毎日続けるように
習慣化して練習します。
脳科学に基づく「勉強法」に関する本を読んで
参考にしております。
短期間で効率よく知識や技術を身に付けるなら、
この勉強法が最適なようです。
僕も実際に、このルーティンで学習を続けたところ、
人体構造の理解度が深くなった感覚があります。
また、Live2Dも触っているので、
このデッサン力強化の学習のおかげで、
モデリング技術が向上したキッカケにもなりました。
夜に勉強するのは、個人的に
マジでオススメです。
夜はエンタメ系の動画やゲーム、または
お酒など、誘惑が非常に多い時間帯です。
しかし、この夜の過ごし方を大切にすれば、
自分を劇的に変えると言っても、過言ではありません!
僕は性格上だったのか、夜になると
今後の不安や、自分の実績不足にモヤモヤして
ネガティブになることが多々ありました。
ですが、こんなネガティブタイムに勉強すると、
精神的にも安定し、「知識を得た」という
安心感を得るので、ぐっすり寝れるようになりました。
翌朝、寝る前の学習内容を覚えているので、
すぐに知識について、サッと確認します。
そして、ここから「一発書きの模写」という
キツい実践が始まります!
A4の紙に、見本イラストと同じ比率になるように、
消しゴムを一切使わずに、絵を模写してみてください。
なかなか上手くできないので、最初はかなり
イライラすると思います!!
「いや、イライラしたらダメだろ!」
そう感じると思いますが、
この怒りの感情が、成長を促進させるのです。
練習というより、FPSより難しいゲームを
している感覚を味わいます。
個人的な経験として、10日ぐらいで
少し模写が上手くなっていきます。
※もちろん個人差アリ
本田敬一さんの絵は、見て分かる通り
単1色の線画をベースとした
「巧い(うまい)絵」です。
鮮やかな色塗りの情報が一切ないので、
人体構造を理解するのに、かなり参考になる
イラストなのです。
アニメ私塾で学ぶ「デッサン人形(素体)」の
描き方を実践する素材としては、
相性が抜群に良いです。
また、なんでA4の紙なのかというと、
デジタルだとズームしたり、消しゴム機能を
つい使ってしまう可能性があるからです。
紙のアナログだと、かなり「直観的」に絵を描くので、
人体を捕えようとする「認識力」の向上。
消しゴムがまったく使えないという、マゾな状況で
何としても絵を描かないといけないことから
高い「集中力」を発揮して学習できるのです。
また、本田敬一さんの絵柄や、身体の描き方は
「古さ」を感じさせません。
2022年の現在でも、十分通用する
絵だと思いますので、画力の他に「絵柄」の悩みが
ある人は、一度取り入れても良いでしょう。
およそ1カ月半だけ、この「デッサン力向上」に
特化した練習法を実践した結果、先ほどのような
イラストを制作できるようになりました。
僕のデッサン練習方法は、2017年にマンガ家になろうと
思った時から、この練習法をやっています。
ついでに2017年頃は、誰を参考にしていたかも
お教えしておきます。
当時は、「目からウロコ」レベルで勉強になった
書籍です。
しかし、「アニメ私塾」の内容だと、動画という
こともあり、「目からサーモン」が出るレベルで
分かりやすいので、いまは動画形式で勉強することを
強くオススメします!
このポーズ集をいつも模写していました。
たぶん3回以上は全部描いたはず・・・。
まとめ
2020年上半期は、絵の評価がイマイチだったので、
今回の練習法を1カ月半やり続けました。
人体構造の理解度を深めたあと、
以前にお話した「神絵師の絵を完全に模写する」
塗りの練習を始めていったのです。
デッサン力が上がった状態で、
この塗り練習をすると、色を配置を
認識しやすくなった感覚を味わいました。
絵は「デッサン力」という名の「柱」の精度で、
クオリティが決まると確信しています。
・・・ここまで上から目線な感じで
解説してきましたが、現在の僕は
この練習をまったくしていません!
過去の練習資料も残っていないので、
「これでは説得力に欠ける!」と思い、
1年半ぶりに模写トレーニングをしてみました。
やはりこのトレーニングはキツいが、
おもしろい。
A4のサイズに収まるように人物は
描けていますが、ウエスト部分が少し短い・・・。
しかし、これはアナログによる一発書きなので、
もしデジタルなら、すぐに修正は可能です。
アナログ&消しゴム禁止の状態で練習することで、
「被写体をしっかり捉えて描かなければいけない」
ので、集中力が劇的に上がります。
アニメ私塾で習う「絵の描き方」を
「アナログ一発書き練習」でアウトプットする。
これに慣れてくると、人体の描き方や
構図・ポーズを暗記することにもなるので、
イラスト制作に応用できるのです。
「練習を続けても、絵がまったく
上達しない!」
そんな今のあなたは、もしかしたら
「デッサン力不足」がすべての原因なのかも
しれません!
今回お教えした「デッサン力」が完璧になるまでの
超集中型イラスト上達法をぜひお試しください。
線画の時点で美しい絵が描ければ、
色は「単1色」や「アニメ塗り」でも十分に
通用します!
たった1つの苦手部分を解消すれば、
絵はすぐに上達します!
そして、今回の内容を通じて、
僕も画力を向上させないとダメだなと
感じたので、練習を再開しようと思います!
1ヵ月ほど継続してみて、どのような変化が
起きるか、こちらの結果もお伝えしますね。
みなさんも楽しみながら、
向上していきましょう!
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