窪田さんのエピソード前半はコチラです。
超小型衛星「KOSEN-2」に関わる学生としては、他の高専も含め「最古参では」と自負する、新居浜高専・専攻科1年生の窪田さん。
軌道投入が叶わなかった「KOSEN-2」の再挑戦プロジェクトである「KOSEN-2R」、さらにそれらの後続機としてプロジェクトが立ち上がった「KOSEN-3」という2つのプロジェクトにも引き続き参加しながら、自身の確かな成長を感じています。
「KOSEN-2」を一緒に開発していた研究室の同級生メンバーも、二人三脚で開発を進めた当時の指導教官である今井雅文さんも、新居浜高専を離れた。しかし、心強い後輩ができました。
できることが増えて、主体的に開発を進めることができるようになった。自分が一番の手本になるべき後輩もできた。すると、新居浜高専での日常生活全体も、どこか色鮮やかになっていくようでした。
とはいえ、「KOSEN-2」など衛星開発に関わるための知識については「授業で習うものが3割か4割、残りは独学」と話す窪田さん。いざというときに頼りになるのは、オンラインでつながる開発メンバーたちだと言います。
来年には専攻科2年となり、正真正銘、新居浜高専の在籍最終年となる窪田さん。改めて、長く心血を注いできた「KOSEN-2」をはじめとした衛星開発プロジェクトを、笑顔でこう振り返ります。