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21年3月、0歳の赤ちゃんを1人で連れてシンガポールに渡航してみた ホテル隔離day0

2年前、パパはシンガポールへ単身赴任した。私は出産のために日本に残ったが、産後はすぐに渡航するつもりだった。でも、赤ちゃんが産まれたあとも日本に留まることになる。コロナ禍になり自由に海外渡航できなくなってしまったからだ。赤ちゃんが産まれてから10カ月間、コロナ禍が落ち着き渡航できるタイミングをずーっと探っていた。でも、状況は一向に変わらなかった。このまま待っていてもしょうがない。覚悟を決めた。よし、0歳児を1人で連れて渡航しよう。

初!子連れの飛行機搭乗

初!子連れの海外

初!2週間のホテル隔離

さらにホテルはどこになるかは一切分からないミステリーツアーというおまけ付きだったけど、どうにかなるし、どうにかするという覚悟をもってやってみた。

全てが初めてなのだから、武器は想像力だ。段ボール4個に2週間分のベビーフード、おむつ、おもちゃ、絵本、離乳食を食べさせるためのチェアベルト、バスチェア、ポータブルベビーバス、ベビー服、洗濯グッズ、食器洗いグッズなどを詰めた。さらに、赤ちゃんを1人で安全にお世話するためにポータブルベビーサークルも準備した。

昼12時。羽田空港を出発。7時間のフライトをCAさんの助けも借りながらどうにかやり過ごし、チャンギ空港に到着。

ベビーカーや私の荷物も含めると計8個。1人で運ぶのは無理だと思っていたけれど、チャンギ空港の方がカートに積むのを手伝ってくれたのはありがたかった。赤ちゃんをスリングで抱っこしてカートを押して、さらにはチャンギ空港到着後のPCR検査も受けて、バスに乗った。果たして、どこに着くのか。不安もあったけど、考えていてもしょうがないので赤ちゃんとともに仮眠をとることにした。考えてもしょうがないことは考えないのだ。

夜21時。バスが止まって目を開けると、ホテルに着いていた。シャングリラ シンガポールだった。赤ちゃん用のベビーベッドをホテルが用意してくれた。これは助かる。安眠できそうだ。とりあえず、その日は閉まったカーテンも開けずに寝た。

翌朝、景色が良いといいなと期待を込めてカーテンを開けた。窓は開かないけどプールや植栽が見えたのが嬉しかった。

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