東方スペルバブル 攻略情報まとめ【仕様・技術・意識】

最終更新日:2024/08/18

ゲーム内では説明されていない仕様、知識や技術、プレイ中に意識することなど、スペルバブルの攻略に役立つ情報をここにまとめておきます。
内容に関しては随時追加・更新予定です。
この記事がスペルバブル上達の一助になれば幸いです。


前置き

このnoteでは各項目を【初心者向け】【中級者向け】【上級者向け】の3種類に振り分けている。
【初心者向け】は始めたばかり~Bランク帯まで、【中級者向け】はAランク帯~Sランク帯まで、【上級者向け】はS3以上のプレイヤーを想定した内容。

ショット関連

【仕様】ショット中と拍撃中は玉の回転が止まる

ショット中、または拍撃中は場の特殊玉の回転が止まる

塗矢玉の回転に注目。

【仕様】ショットから発火までのタイムラグ

基本的にはショットをするのとほぼ同時に発火される。ただし、壁に反射させたり特殊玉に当てたりすると若干のタイムラグが発生し、発火されるタイミングがズレる場合がある。

極端な例。反射2回と特殊玉2回分の演出でかなり遅れている。

【初心者向け】拍撃中にショット方向を調整する

何故かチュートリアルでは説明が無いが、このゲームは拍撃中でもショット方向を動かすことができる
ほぼ常に使う、といってもいいほど使用頻度が高いため必ず覚えておきたい。

【初心者向け】最速でショットする方法

こちらもチュートリアルでは説明が無いが、Aボタンを長押しすることで拍撃終了後に最速でショットを放つことができる。
[ショット中と拍撃中は玉の回転が止まる]ため、[拍撃中にショット方向を調整する]と組み合わせることで一部の覚醒の処理が劇的に速くなる。
通常盤面で玉を回転させたくない場合にも使えるので覚えておいて損は無い。

【初心者向け】ショットをするタイミング

連撃を拾えるタイミングでショットをしていくのが基本。
画面端の拍撃譜を見て、発火ライン(画像を参照)が目当ての拍撃と重なったタイミングでショットをすると良い。
壁に反射させたり特殊玉に当てると拍撃開始のタイミングがズレる場合があるため注意(参照:[ショットから発火までのタイムラグ])。これらが絡んでくる場合は気持ち早めにショットをする。

発火ラインと重なった場所から拍撃が始まる。

【中級者向け】塊を消費する順番

小さい塊で拍撃や3連以下の細かい連撃を拾い大きい塊で5連以上の長い連撃を拾うと火力の効率が良い。数手先の長い連撃を見据えて細かい拍撃を消費していく感じ。
ここを徹底して実践するのは非常に難しく、この部分の精度がスペルバブルの実力に直結していると言っても過言ではないほど重要度が高い。

【中級者向け】場の一番上と繋がっている塊を大事にする

場の一番上と繋がっている色玉の塊は行追加でさらに大きな塊になる可能性がある。そのため既に大きさが確定している塊を優先して処理していくのが基本。
ただしこれはあくまでも基本的には、という話なので[塊を消費する順番]を最優先し、必要ならば容赦なく発火しよう。無駄に消費しない、という部分が重要である。

【中級者向け】相手がダウンしそうな時は

大量の邪魔玉を送った直後など、相手の盤面が苦しくダウンを取れそうな場面では大きい塊より小さい塊を優先して処理したほうが良い。
これは大きい塊はその分拍撃時間が伸び、その間に相手の盤面の処理が間に合ってしまう可能性があるため。

【上級者向け】相手のダウンに合わせて追撃する

相手がダウンしてから邪魔玉ストックがスコアに加算されるまでには若干のタイムラグがあり、その間に拍撃を捻じ込むことでダウン時に獲得するスコアを増やすことができる。
この少しの差が勝敗を分ける試合も多いため、ダウンが取れそうなタイミングでは意識したい。

実践例。今回はスコアを25多く獲得できた。

行追加関連

【初心者向け】最速で玉を追加する方法

またまたチュートリアルでは説明が無いが、Xボタンを長押しすることで最速で場に玉を追加できる。
こちらも[拍撃中にショット方向を調整する]と同じくらい使用頻度が高い。勢いあまって玉を追加しすぎないように注意。

【初心者向け】玉を追加をするタイミング

ショットの合間の待機時間に追加するのが基本的な考え方。
[ショットをするタイミング]の内容を意識するとショットの合間に待機時間が発生するはずなので、そのタイミングで玉を追加していくと良い。

【初心者向け】玉を追加する目安

盤面に存在する玉の数は少なすぎると火力が出ず、多すぎるとダウンのリスクが高くなってしまうため塩梅が難しい。
盤面の半分強(約5~7割)が埋まっている程度を目安にするとバランスが良いと思う。一番下の玉がダウンラインに触れないように注意。
また、覚醒直前は玉を追加しても消しきれない(=追加にかけた時間が無駄になる)ことが多いため、過度な追加は控えたほうが良い。

【中級者向け】拍撃終了後の場の玉の数を意識する

邪魔玉を受けるタイミングは拍撃が終わった後なので、場の玉の数は拍撃終了後のほうが重要。
拍撃終了後の場の玉の数が全体の約半分(4~6割)程度まではある程度の邪魔玉を受けても余裕をもって対応できるため、ここを目安に追加すると良いと思う。

【上級者向け】後追いを意識する

相手よりも行追加を遅らせることで、自身の場に追加される玉の配置を事前に把握することができる。
場に追加していない玉も考慮してショットの手順を組めるため、無理のない範囲で後追いでの行追加・盤面の記憶を意識できると良い。

盤面の確認

【仕様】盤面は両者で共通

追加される色玉の配置覚醒・反撃が来る順番両者で共通となっている(特殊玉のみ稀に配置がズレる場合がある)。

【初心者向け】盤面を確認するタイミング

基本的には自身の拍撃中場に玉を追加しているときに盤面を確認する。この時に拍撃譜も確認できると良い。
拍撃中に次にショットする場所とタイミングを決めておくのが理想。

【中級者向け】相手の覚醒盤面を確認する

[盤面は両者で共通]の仕様から、相手の覚醒盤面を確認することで次に来る覚醒をあらかじめ知ることができる。
特に一部の覚醒は発火までにかかる時間を短縮することができるため非常に重要。相手が覚醒に入った音が聞こえたらチラ見しておこう。
また、余裕がある場合は相手よりも後に覚醒に入れるよう、覚醒ゲージの量を調節しておくと良い。

【上級者向け】相手の通常盤面を確認する

[後追いを意識する]の内容と被るため割愛。

特殊玉関連

【仕様】特殊玉の出現頻度

通常のルールの場合、5行に1個のペースで特殊玉が出現する。

【仕様】処理の優先度

ショットをした後の処理は以下の優先順位で行われる。


優先度高
氷玉、減力玉、ナイフ、蓬莱人形、邪念玉、蛇札、石化玉、炎上玉、星玉、闇玉、審判玉

ショットした玉と同じ色の塗玉系、虹塗玉、邪魔玉

色玉(拍撃開始)

ショットした玉と違う色の塗玉系、爆雷玉系、輝龍玉、下降玉

切り落とし

霊蝶、台風玉

陰陽印、蝙蝠

邪魔玉ストックの放出

玉の自動追加
優先度低


※塗玉系(=塗玉、大塗玉、塗矢玉、双塗矢玉)、爆雷玉系(爆雷玉、大爆雷玉、飛雷玉、横雷玉、縦雷玉)

【仕様】妨害系特殊玉の発動条件

妨害系の特殊玉は直接手玉を当てる以外では効果が発動しない
スペルカードや爆雷系の玉の処理(=ゲーム内ヘルプでは消去効果と呼ばれているもの)に巻き込むことで安全に処理ができるため覚えておきたい。

処理の一例。

【初心者向け】炎上中の玉の処理

炎上中の玉は手玉を当てても消えてしまい発火できないが、隣接している炎上していない玉に発火すると一緒に繋げて消すことができる
特に、隣接する邪魔玉に当てても消すことができる点を覚えておくと良い。

こんな状況になってもなんとかなるかもしれない。

手玉の把握

【仕様】覚醒・反撃明けの手玉の色

赤色と黄色で固定。開幕(=試合開始時)の手玉の色はランダム。

【仕様】色玉の順番

色玉には「赤→黄→青→紫→緑→赤…」という順番が存在する。
これは[追加される手玉の決まり方]に影響する。

【仕様】追加される手玉の決まり方

直前に追加された色から順番(参照:[色玉の順番])に見ていき、以下の条件に当てはまるものがあればその色に確定。


条件①:場に存在する色の玉(場に邪魔玉しかない場合はルールで設定された色(通常は赤・黄・青の3色)が場にあるものとみなされる)。
条件②:直前にショットした色ではない。
条件③:次の手玉の色ではない。


1周しても決まらない場合、ショットした色玉と同じ色が場にある場合その色に確定。無い場合は既に手玉にある色に確定。
場に存在しない色の玉が追加されることは無い。

【初心者向け】手玉を目視せずに把握する

[追加される手玉の決まり方]の仕様から、場の玉が3色である場合、ショットした手玉と次の手玉以外の残りの1色が次の手玉として追加されることが分かる(例:手玉が赤と黄の場合、どちらをショットしても次の手玉には青が追加される)。
このことを利用して、目視せずとも自身の現在の手玉を把握することができる。
このゲームは把握したい情報が多い(盤面、拍撃譜、覚醒ゲージ、スコア差、残り時間、スペルカードのチャージ状況etc…)ため、手玉の確認に割く時間を無くせるのは大きい。

【中級者向け】4色以上の盤面の時

相手の妨害などで場の色が4色以上になった場合、直前に追加された色玉を意識することでこちらも手玉を目視せずに把握することができる。
3色の場合よりもややこしくなるため、COM戦などで通常盤面を4色・5色に変更して練習しておくと良い。

拍撃関連

【仕様】火力の計算式

火力(相手に送る邪魔玉の数)を決める計算式は以下の通り。


拍撃(黄色)の成功回数をm、拍撃(虹色)の成功回数をnとする。

通常時:4+7m+9n
イドの解放」発動時:5+9m+11n
「イリュージョンスター」発動時:6+11m+14n


重要なのは拍撃の成功回数であり、消した玉の数や落とした玉の数は一切影響しない点を覚えておくと良い。

【仕様】拍撃数の決まり方

5個以上の色玉を繋げて消すと拍撃が発生し、7個以上の色玉を繋げて消すと連撃が発生する。以降は色玉が2個増えるごとに拍撃回数が1増える

邪魔玉関連

【仕様】邪魔玉ストックが放出されるタイミング

邪魔玉ストックは自身のショットまたは拍撃パートが終わった後(正確には場の全ての玉の処理が終わった後(参照:[処理の優先度]))に放出される。時間経過で放出されることは無い(厳密には時間経過による自動ショットがあるためそちらが制限時間と言える)ので落ち着いて処理しよう。

【中級者向け】覚醒直前に邪魔玉ストックを受け切る

自身が覚醒する直前で、なおかつ場の玉の数に余裕がある場合は覚醒に入る前に邪魔玉ストックを受け切ってしまうと良い。
これは邪魔玉ストックを抱えたまま覚醒に入るとその分火力が相殺に当てられてしまい、実質的な火力が低下するため。

【上級者向け】少量の邪魔玉はあえて受ける

状況にもよるが、少量の邪魔玉(15~20個程度まで)はあえて受けるという選択肢がある。理由は[覚醒直前に邪魔玉ストックを受け切る]と同じ。
また、邪魔玉は当てた手玉の色に変化するため、場の玉と繋げて火力を増やすこともできる。

覚醒関連

【初心者向け】覚醒の基本的な処理方法(全38パターン)

覚醒をスムーズに処理できるかどうかは対戦での勝敗に大きく関わってくる部分であり、中級者以上のプレイヤーはほぼ全員が全てのパターンの処理方法を覚えている。数が多くて大変だが頑張って覚えてほしい。
各覚醒の処理方法は長くなるのでこちらの記事で。

【初心者向け】覚醒直前にショット方向を中央に合わせておく

覚醒には中央に即ショット即発火ができるパターンのものが多く存在するため、覚醒に入る直前にショット方向を中央に合わせておくことでこれらの覚醒を最速で処理することができる。
次に来る覚醒が分かっている場合以外はショット方向は中央に合わせておくのが良い。

【中級者向け】あえて最大発火をしない選択肢

覚醒ではあえて最大発火を外して火力を分割したり、素早く火力を送るという選択肢が存在する。
「拍撃が強く今すぐ発火したい」「相手がダウン寸前でいち早く火力を送りたい」といった状況で有効なため、頭の片隅に入れておくと良い。

【上級者向け】後追いで使える特殊な処理方法

一部の覚醒にはあらかじめ来ることが分かっている場合に使用できる(理論上は先行でも使えるが現実的ではない)特殊な処理ルートが存在している。
以下にその一覧を列挙しておく。

もう片方の大塗玉にもぶつけるパターンもあるが、使用頻度は少ない。

反撃関連

【初心者向け】反撃の最大拍撃数を覚える

反撃は左右反転しているものを除くと実質的に3パターンしか存在しないため、各パターンで発生する最大の拍撃数をあらかじめ覚えておくと良い。

この反撃の一番手前だけ偶数配置になってるのって設計ミスじゃない?

【中級者向け】拍撃回数を増やす

反撃は基本的に奇数個の色玉が繋がった形状(例外:[反撃の最大拍撃数を覚える]の3枚目の画像の一番手前の塊のみ偶数個)になっている。
そのため、手前に色玉を引っかけることで拍撃回数を1増やすことができる。ショットの合間に待機時間が発生した場合に有効活用できるため覚えておくと良い。

実践例。

各キャラクター・スペルカードの解説

この記事で解説している。

スペルカードの使い方

ここでは全体に共通する話をまとめていく。個別解説は上記の記事にて。

【初心者向け】発動するタイミング

スペルカードは相手の拍撃中に発動することはできない。そのためスペルカードを発動するタイミングは相手が拍撃をしていない、もしくは相手の拍撃パートがそろそろ終わりそうな時を狙うと良い。
スペルカードを発動しようとしたら相手が長い拍撃に入ってしまった、という場合はBボタンを押して発動をキャンセルしよう。

【初心者向け】試合終盤の逃げ切りに使う

スペルカードの発動演出中も試合時間は経過するため、試合終盤にリードしている時は時間稼ぎのためにスペルカードを発動すると良い。

【初心者向け】相手の覚醒ゲージ量を確認する(妨害系スペル)

妨害系(カードの外枠が赤色)のスペルカードは相手の盤面に干渉するものが多く、その性質上発動直後に覚醒に入られてしまうと無駄になってしまう。
そのため、発動する前に相手の覚醒ゲージ量を必ず確認しておきたい。
スコア差に大きな差が無い場合(参照:[スコア差が大きくなった際に生じる変化])、覚醒ゲージ量が半分以下であれば充分な効果を期待できる。

【中級者向け】拍撃譜を意識する

スペルカードは一部の例外(防御系・特殊な妨害)を除き、相手よりも多く拍撃数を稼げる傾向にある。
拍撃譜が強いタイミングではそのアドバンテージがより大きくなるため、そこを意識することでより効果的にスペルカードを使うことができる。

【中級者向け】相手の特殊玉の配置を意識する(妨害系スペル)

塗玉による塗り返し、横雷玉・飛雷玉・塗矢玉による切り落としなど、妨害系のスペルカードは特殊玉による処理に弱い傾向がある。
簡単に突破されないよう、発動する際は相手の盤面にある特殊玉の種類・配置も意識できると良い。

【上級者向け】相手が火力を出せないタイミングを狙う(火力系スペル)

火力系(特に盤面を塗り替えるタイプ)のスペルカードは汎用性が高く強力な一方、火力を送るまでに長い(拍撃)時間がかかるため、ダウン狙いの場合は相手の盤面も意識する必要がある。
具体的には相手が火力を出せない(=拍撃を稼げない)盤面の時を狙うと良い。

その他

【仕様】スコア差が大きくなった際に生じる変化

スコア差が大きくなってくると負けている側に有利な変化が発生する。
詳細は以下の通り。


・覚醒ゲージの獲得量が増える(減少量はそのまま)。
・反撃盤面の色の数が減る(スコア差200以上で2色に、400以上で1色に変化)。


変化が発生するのは負けている側のみで、勝っている側には変化は発生しない。

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