父の葬儀7 火葬場
火葬場まで車で15分ほどでした。マイクロバスでの大移動でしたが、一度に全員を運べたのでよかったです。到着したらここでもスタッフが待ち構えていて、棺を下ろしてもらいました。役職順に火葬場の中に入っていき、棺を焼く流れになっていきます。役職者の持っていた位牌、お盆などは火葬している扉の前におきます。隣で知らないおばさんも火葬されていて(写真があるからわかる)、ちょっと妙な気分になりました。
焼き終わるまで大体90分ほどかかるとのことで、それまで控え室で昼ごはんになりました。それほど食欲がないだろうと思って助六弁当みたいなのを頼んだのですが、結構余ってしまって、私は2箱食べました。「できるだけ2箱食べてください!」と皆さんにお願いしましたが、ちょっと無理ゲーでした。結局大量に余ってしまって、残りは火葬場のスタッフに分けました。そういえば昨日の弁当も大量に余ったなあ(残りは実家と、スタッフにお裾分け。私は今日の朝の分と合わせて2個消費しました)。待ち時間が90分もあったので、しばらくは歓談タイムです。大きなテーブルが3個あり、それぞれに分かれて座ってトークしてたのですが、私がいたところには母もいたので、割と近しい人たちが多かったです。母はスマホが得意で、みんなにスマホ操作のレクチャーとかしてました。真ん中のテーブルは、ほぼ40年ぶりくらいに顔をみたいとこ達がいました。もう一つは、ちょっと離れ目の親戚連中。主に妹が嫁いだ先のお姑さんとか、妹の旦那さんとかね。ああ、私の親類ってこういう構図なんだなあと。ちょっと、ある意味面白かったです。
いよいよ火葬が終わり、アナウンスがあったのでそちらに向かいました。驚くほど小さな骨になった父がそこにいました。父は大柄な方だったので火葬に時間が少々かかると言われていましたが、結果残った骨もほぼ粉々で頭蓋骨と大腿骨がちゃんとわかる程度で他はわかりません。ここら辺はどこの骨か、みたいな説明はありました。そして、二人一組で箸を持って骨を骨壷に入れていきます。すぐ隣にいた人とペアになるということで、私は確か妹の旦那のお母様とペアになりました。骨を落とすと嫌なのでできるだけ小さめの骨を選びました。そして最後、喪主である私が頭蓋骨部部の骨を、上から被せるような感じで置いて、終了です。また、役職通りの持ち物を持って、マイクロバスに乗ります。私jは今度は骨の入った骨壷を持ちました。流石にずっしりと重たい。そうか、だから私がこの役職なんだなと、妙に納得しました。そして、一同は納骨先のお寺に向かったのでした。
続く。
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