二重生活

昨日は引越の手続きが終わったところまで書きましたので、その後の話を。

今回の引越し先は、なんと栃木県!です。なんでそんなとこ?と思いますが、なんだろ、直感ですね。一応首都圏だし、実家が近い(といっても電車で30分以上離れている)し、あとは、ほんと、直感です。

11月の終わり頃ようやく引っ越してきたのですが、仕事は普通に続いていたので、どうなるか最初ちょっと心配でした。でもやはりリモートでの仕事は、東京にいる必要性をあまり感じさせないものでした。

でも、どうしても対面しなければいけない仕事や、撮影の仕事なども、0ではありません。なので、その都度東京のビジネスホテルに泊まって、対応していました。

ところが、月の半分くらいがそんな仕事になった時があって、そうなるとホテル代も馬鹿にならず、先のことも考えて、セカンドハウスを東京に持つことにしました。必要なければいつでも解約すればいいくらいの気持ちで、必要最低限の設備だけ入れた部屋を、世田谷区に借りました。

家賃3万円の木造アパートです。

2つの住所を持つ、二重生活がスタートしました。セカンドハウスには電気と水道だけ通して、ガスはなし。エアコンと小型冷蔵庫と小さな掃除機だけ購入して、ベッドや家具類は以前使っていたものをそのまま持ち込みました。なにしろ、学生時代以来の木造アパート生活は新鮮というかなんというか、不便そのものが楽しいといいますか、とにかくぞわぞわしています。お風呂がないので銭湯に、洗濯機もないのでコインランドリーに通います。

いま、3月の終わりですけど、ぶっちゃけ半々くらいで東京に出ています。おもったよりも多い!!でも、すごい気分展開と気晴らしにはなります。東京に出るときはコロナがちょっと心配ですが、とにかく移動するっていうことは大事だなと感じています。

そしていま、ちょっとずつセカンドハウスをアップデートし始めました。テレビはおかずラジオを聞いていましたが、やはり今どきネットができないのはとても不便でした。無理やりテザリングとかでしのいでいましたが、仕事もちょっとくらいできないと厳しいので、思い切ってWi-Fiだけ引くことにしました。月額5000円くらいなのでちょっと思案しましたが、入れたことによってNetflixは観れるし、ノートPCあればほぼ仕事もできるようになりました。しっかりとした仕事は渋谷の知り合いの事務所に環境を作ってもらったのでそこでやるのですが、メールやオンライン会議くらいなら全然問題ないです。まあ、このくらいで、セカンドハウスとして役目は十分でしょう。

セカンドハウスがそんなレトロな生活なので、栃木のファーストハウスは最先端のAIにまみれた部屋にすることにしました。その話は次回。

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