「正しい服」を着ている人へ。自分も周りの人も”ハッピー”になれる服を着ていますか?
僕は、洋服に関してはみんなから派手だとか、どこに行ってもすぐわかるとか色々言われたりするのですが、それをあえて意識しているということもありますし、派手さゆえに得をしていることも絶対あるなと。
たとえば、イベント会場に行っても真っ先に見つけてもらえたりとか、後日お仕事の話をしに行ったら「あの時、あそこにいましたよね。ずっと話しかけたかったんですよ。」と言っていただくこともあるんですよね。
それに加えて大事だなと思っているのは、うちはアートの会社って言ってるんですけど、実はアートの会社ではなくて。
これは何を言っているのかというと、OVER ALLsの企業理念は「楽しんだって、いい」で、ビジョンとしては「楽しい国、日本」を作ろうということに尽きるんですよね。
その手法が僕たちはアートなわけで、別に「楽しい国、日本」がつくれるのであれば他の手段でもいいと思っているし、アート以外のものもどんどん取り入れていきたいと思っています。
たとえば、うちのメンバーにも最近よく伝えているのは、打ち合わせの場もとにかく楽しく、エンターテイメントにしようねって。
僕たちと打ち合わせをして、「今日、楽しかったです!」と言っていただくようにしたいなと。この打ち合わせ一つとっても、「楽しい国、日本」の実現のためには僕は必要だと思っているし、いつも意識しているんですね。
だから、僕の服装もどんなお堅い企業さんにいくときであっても、逆に「正装」って言ってるんですけど(笑)、すごくハッピーな、お客様が楽しくなるような格好で行きたいということを強く意識していて。実はちゃんと考えて毎日ファッションを選んでいるんですよね。
けどそれ以上に、別に僕の中ではこういったファッションが派手だとは思っていなくて。
さらにいえば、普通というか逆に「みんなの服装、暗くない?」とも思っていて。朝、服を選ぶ時に基準として「これを着ていったらみんなが驚くだろうな」とか「楽しんでくれるだろうな」ということを考える。その服を着ている僕も楽しくなるし、そういう選び方をするようにしているんですよね。
それでね、オーバーオールに限らず、うちはTシャツも作ってるんですけど、アロハ柄もいいねって話をしていて、その時に考えてる基準が「着ていて、楽しいかどうか」。
日本の服だけではなくて海外ブランドの服もそうだと思いますけど、おしゃれかどうかっていうところに焦点が当てられるわけですよね。けれども、かっこいいかどうかって、実は裏を返せば「正解」があるわけですよ。
なので、ファッション誌とか見ていても正しい組み合わせ方とか、正しい着回し術とか、この冬外さないアウター10選とか。正しいかどうかばかりが書かれていて、ああいうのを見ながらみんな”正しい”服を着ようとするわけですけど、もうそれやめようよって。
何よりも、服を着ている本人も楽しいし、それを見た人も楽しい。今まで、「楽しい服」というジャンルってなかったんですよね。
今、うちの会社で少しずつアパレル事業を進めているのも、そういう背景から「楽しい服」をつくるためにやっているんですね。
なので、すべて一貫していて、うちはやること全て一挙手一投足すべてが常に「楽しんだって、いい」という企業理念に行き着くように考えながら、アートや事業を興してるんですよね。
そこがね、もっと大きな形でできるといいなと常に思っています。(了)
東京の壁画アートカンパニーOVER ALLsの代表・赤澤(@overalls_aka)が「日本とアートとビジネスとその他諸々」を語る「AKA Channel」シリーズ
※本文は、動画の音おこしを行い、読みやすく一部編集したものです。
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