かんだの閉鎖病棟日記 #6 (rTMS 2,3週目編)

だんだん書くことがなくなってきました。かんだです。
どうして書くことがなくなってきたかというと、新しい変化に富んだ生活から、ぶっちゃけ日常生活になってきたからというのがあります。
下書きを6日間溜めている間に、色々ありました。その辺の事情も書いていきたいと思います。怒られない範囲で色々な事情かけたら嬉しいです。

この2週間の体調は?

rTMSを2週間受けて、若干元気になってきたかなーという感じです。先週に比べて変化は小さい気がしますが、昼過ぎにお昼寝をしてしまえば、そこから夜にかけて普通に生活ができる、というようなレベルにまでなってきたかなと思います。
あとは、夜の睡眠時間が伸びました。相変わらず夜には目が覚めるんですが、覚めたあとまたすぐ寝られるようになりました。そのおかげで、若干なんですけど目覚めがいいです。
とはいえ、朝は頭がぼーっとしているので、少し目が覚めてからはちょっと辛いです。
(ここまでが6日前に書いた文章です)

(ここからが最新の感想です、いかに途中で放置したかがわかりますね
放置している間に体調がさらに改善したみたいです。医者には寛解(ひとまず良くなったねという判定)をいただきました。とはいえ、まだ午前中に昼寝したくなっていたり、夜にならないと元気にならなかったりで、万全な感じではないんですけどね。
ひとまず良くなったことをなんとなく医師に示してもらえたのは嬉しかったです。まだ仕事を100%やるだけの元気はないと思うので、地道に治していくだけだなと思いました。ちょっと元気なタイミングにプログラミングのお勉強とか本読んだりとかしているんですけど、頭の疲れ方が以前より辛かったです。その辺の体力がかなり落ちている気がしたので、徐々に回復していきたいと思います。

寛解扱いになったので、保険的なrTMS治療は終了になりました。ちょっとおまけであと5回やるので、その5回でもっと良くなっていくといいなと思っています。そのおまけのrTMS治療をやった後に退院になります。退院日は決まって2/16になりました。ちょうど6週間で退院です。長いような短いような。小学生の夏休みとほぼ同じ期間なので、夏休みの感覚を思い出します。宿題ないけど。どうせあっても8/31とか9/1にやるタイプだけど

この2週間のイベント

何もないように見えて、色々ありました。最初はないかと思ったんですけど、喋る人が増えたので、色々な話を聞くことができました。雑談のしすぎでゲームとかしなくなりました。いいのか悪いのかは知りません。

雑談話

雑談をしていたので、どんな話をしていたのか。
専門が情報系なのがバレました。きっかけとしては、Androidのtalkbackが有効になって、かつ点字入力になったスマホを気合いで直したところだったと思います。気合いで直して、パソコンとかデジタルものが好きなのがなんとなく伝わったみたいです。

どんな雑談をしていたかちょっと忘れているので、思い出しながら書いています。雑談なんて、雑談なので忘れるものですよね。
男女比が偏っていて、女性が多い環境でしたので、なんとなくディズニーの話とかしていた気がします。自分はディズニーゆるふわ勢だと思っていたんですが、年に数回行くと割と多い方っぽいです。周りの人にアナ雪2を見ろという圧をかけられたのでディズニープラスを契約しました。アナ雪1から復習してみているところです。雑談しすぎて実は進捗が出ていません。ディズニー映画をみて、パークに行った時の解像度を上げていくのも楽しそうだなと感じました。

雑談とはちょっと違いますが、OTという作業療法があって、ジグソーパズルしたり塗り絵したりして集中力を高めようという療法があります。今までそんなに乗り気じゃなくて、参加していなかったんですけど、せっかくなので参加してみました。たまにはデジタルものを触らないのもいいですね。そんな難しくなくて単純作業のアウトプットなので気分転換にはちょうどいいと思いました。

色々な人の入退院

なんか人と生活するルームシェア、寮生活みたいなもんだな、と前回書きましたけど、結構入れ替わりが激しいことに気づきました。当たり前なんですけどね、自分も含めて、入院期間は2週間から2ヶ月ぐらいの人が多いです。(長い人は長いんですけどね)なので、それなりに毎日入退院が発生して、せっかく仲良くなった人ともお別れになりがちなので辛かったです。出会いと別れがここまで多い環境っていうのは、人生のうちでなかなかない環境だったので、慣れないです。自分が人間関係にウェットになりすぎだったので、いい感じにドライになっていく練習になるのかな、とも思いました。人間関係で無駄に苦労しないために、自分の考え方も変えていかなきゃなーと思ったりしました。

入院している人の話

雑談じゃなくてちょっと真面目な話をすることもあります。精神科病棟に入院している人は何かしら悩んでいる人が多いように思います。自分も含めて。自分はまだ仕事を休職しているだけなので復帰すればいいだけ(ハードル高いけど)なんですけど、今後の仕事どうするか、悩んでいる人も結構いました。例えば、退院後はデイケアに通ってからアルバイト探す人とか、作業所に行こうとしている人とか。色々な人がいました。結構色々な支援サービスはあるんですけど、自分たちに寄り添ってないとか、障害者雇用でもなかなかうまく就職できないとか、色々愚痴も聞くこともありました。

ここからはちょっと生々しい話が続きます。
仕事以外の悩みとしては、フラッシュバックや自傷行為、OD(OverDose、薬の過剰摂取)の悩みみたいなのはよく聞きました。正直なところ、当たり前のようにOD経験や自己処方の経験を持っている人ばっかりで、話を聞いていて驚きました。
リストカットも腕を見ると当たり前のようにしていて、苦労しているんだなと思いました。生い立ち、というかこれまでが聞くと、虐待を受けたのが原因とか、仕事のしすぎが原因とか色々なパターンがありましたけど、みんな違ってみんな辛いという言葉がいちばん似合う場所だなと思いました。もちろん発達障害の方もいるので、その方々は、生まれた時から辛いんだろうな
実際入院している人の中でも、夜中に駄々こねたり、軽い自傷行為を行なって、結局退院になった人を見てきました。本人たちはとても辛そうでした。心が大変な人が多いのが精神科なんだ、という一見当たり前の事実を目の前で見ると結構衝撃的でした。

最後に

体調悪くて進捗が出ないとはいえ、最近ちょっと雑談しすぎな気がしました。ちゃんと勉強とか本読むとかします。はい。夏休みの計画だおれみたいなよくあるやるやつになりかけています笑



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