20230903
そういえばおれは面白いものを読みたいんだったな、という話。
この日記もほとんど放りっぱなしだし、いよいよちゃんと文章を書かなくなってきた。
が、しかし相変わらず”現時点でここから一番遠くに飛べる手法は文章しかないよな”と思っているし”願わくばここから一番遠くに飛ぶことができる文章をおれが読みたい”と思っている。
なければ当然作るしかないので、なんとかして面白い長編を書きたい、というのがずっとある。
文章の書き方は完全に忘れてしまったし、妄想の仕方も一切抜け落ちてしまった。
それでもなんとかして、面白いもんが読みたいと渇望するおれのために、おれが奮起してやらねばならんなと思っている。
その手助けになるような話を、リハビリをかねて少しずつ日記に書いていこうと思う。
おれが面白いとおもうものや、なぜそれを面白いと思うのか?そういったことをまとめておきたい。
形になっていないふわふわしたものでも良いと思う、まずは大枠から置いていこう。
最近おれが面白いなと思うもの、というか具体的な面白いもの全体に共通する要素として“尋常でない熱意を持って作られている”がある。
とにかくそのものについて24時間365日考え続けている人からでないと生まれないようなもの。
そういうものがハズレだったことはほとんどない。
たまに本人のテンションはずっと高いのに大ゴケ、というものもあるがそれらはきっとただ頭に血が昇っただけで、本当の意味で熱意があるわけではない。
そういった人の話は面白いかも、と思ったけれどやっぱりおれは熱意を持って作られた”何か”が好きなので、おれが”熱意を持った人間”になる方向が望ましい。
望ましくはあるのだけれど、もうずっと熱意を持ったことがない。
何かにハマり、熱を持って追いかけ続けるようなことができればどれだけいいか、と随分長く思っている。
なければ作るしかないので、おれが”うわあ、これ面白そうじゃん!”となって、アイディアをバンバン出して延々とそれを拡張していくのに飽きないような要素を考える必要がある。
一旦過去に学んでみるのが良さそうだったので、おれが好きなものをおさらいしてそれのなにが好きなのか、どこに惹かれるのか、を考えていこう。
己の内面と向き合う長い長い旅になる気がする。