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軌跡展行ってみてよかった話。

8月9日から10月14日まで虎ノ門ヒルズ TOKYO NODEで開催されていた展示会「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」。

ステージの軌跡を、シンクロの奇跡を、Perfume視点で。
25年分のキセキを巡る、体験型エキシビション。

【公式】Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡|TOKYO NODE

過去のライブステージで取り入れられていた演出技術などを展示して、目の前で見られるという、そんな展示会でした。
以前、↓の記事で取り上げたように、一室を使ってのDJイベント「DISCO!DISCO!DISCO!」も行われ、大いに盛り上がりました。

「DISCO!×3」の感想は上の記事でも触れたので、今回は展示会の話をちょっとしようと思います。
こちら、自分はなにげに2回ほど行っていました。
8月の夏休み終わりに1回と、最終日、10月14日の計2回。
初回は割とスタスタ進んで全体をざっと見て終わってしまった(時間が無かった、とかではなく、単に自分の楽しみ方がイケていなかった…)ので、2回目はその反省も活かして、Perfumeの3人の音声ガイド(VOICEツアー)を買って巡っていました。
一つひとつの展示をしっかり解説してくれるし、なによりあのバイノーラル録音?ってのが凄すぎて、まるで3人がすぐそこに居るような感覚になりました。
じっくり時間をかけて、かつ楽しく見て回れたような気がします。

肝心の展示のほうも、普段は『これどうやってるんだ…凄いな』と、客席から一歩引いて眺めている演出やパフォーマンスを、間近で見られて良かったですし
過去のポスターやTシャツ、タオル、雑誌などの展示も、『自分このアルバム買いに行ったタワレコで見たなぁ』とか、『このグッズどこそこのライブ会場で買ったなぁ』とか思い出せて懐かしかったです。

先述の通り、自分は会期中2回の訪問にとどまりましたが
今回は「VIP PASS」たるものも発売されていたようで…
持っていると、会期中何回でも自由に入出場ができるのかな?
まあそんなわけで、この人何度も観に行って楽しんでるんやなーと感じられる方もチラホラお見かけしました。
展示会最終日には、ラスト5分ぐらいの会場内の様子をTOKYO NODEの公式Xでスペース配信されたり…とかく、色んな人に愛されて、惜しまれながら終わりを迎えたイベントだったんだな、と感じました。

…とまあ、わりかしあっさりと感想を書いてしまったのですが
自分は今回の軌跡展(正式な略語なのか分からないけど…ひとまずこう呼ばせてください)、行ってみて良かったなと思いました。

というのも、だいたい2月のリキッドライブ終わったあたりからですかね。
少し自分の中で燃え尽きというか、興味が持てなくなる感じがあり…
イベントやリリースされる雑誌やライブ映像も、いったん購入見送ったりしていたので、これはやっぱりそういうことなのかと思ったりしていました。
(といっても、比較基準が『ライブツアーやフェスをほぼ全通する勢いで行っていて、リリースされるものもほとんど手にしてきた過去の自分』だからなのかもしれませんが)
そんなこともあり、今後はこのまま気持ちが離れていく一方なのかな…と思っていました。

そんなタイミングで開催されたこの軌跡展。
行ってみて、展示も楽しめましたし、なにより「DISCO!×3」がめちゃめちゃ楽しかったです。
Perfumeをはじめとする、中田ヤスタカ系の楽曲を他のDJさんが次々とプレイしていくのを見聞きする中で、やっぱり自分は中田ヤスタカのつくる音が好きなんだなという気持ちを取り戻せました。
そういえば、最近こうしたDJイベントもめっきり無くなってしまってあまり行ってなかったよな…とも思い出しました。ヤスタカのレギュラーDJイベント「ASOBINITE」や「FLASH!!」ももうずっとやっていないもんな…
そんなこんなで行ってきた「DISCO!×3」、あの時飲んだスミノフアイスの味と併せて、今後忘れられない思い出になりました。

『推しは推せるときに推せ』なんて言葉をよく聞きます。
これ、推しが突然いなくなってしまうこととかもあるから、今のうちにめいっぱい推しとけって意味だと思っていたのですが、もしかすると
『推しは(自分が)推せるときに推せ』って意味なんじゃないかな、とも思いました。
自分の気持ちや、あとお財布事情とかもあると思うのですが、自分が推せないタイミングもどうしてもあると思いますし
そういう時は、別にその状況を肯定も否定もせず、また気持ちやら財政やらが戻ってくるのを待ってみても良いのかなと思います。

まあそんなわけで、今後もマイペースに好きなエンタメを追っていこうと思った次第でした。
最後に、軌跡展で撮った写真をいくつか挙げておきます。

…写真見ながら振り返っていたら、今更だけどこの展示会が終わったの寂しくなってきちゃったな。
またどこかで逢えたら嬉しいです。

会場のTOKYO NODE。
このビルの45Fにありました。虎ノ門まで来るとこんなハイソな建物にも出合えるのか…!
入り口にある垂れ幕。
Chapter1:We are Perfume
場内に入るとまずお目見えするのがこちら。
小さな球体(粒)が集まって3人のシルエットを形成しています。
Chapter2:軌跡と奇跡
3人のダンスの動きを解析していくさまが映し出されています。
左上のダンス映像のポーズに対して、似ているモノの候補がその真下に並ぶらしい。
フーリエ変換なんて懐かしいワードも久々に聞きました(理工系出身なので…)。
歌詞と身体表現の同期|Reframe
自分は勝手に「『edge』の間」と呼んでいました。
FUSION、無限未来、STORY、マカロニといった楽曲のパフォーマンスが一気に体感できます。
スーパーedgeタイム。
マカロニの影の演出を体感できるステージ。
このときはedgeが流れていたので、バックスクリーンの映像もedge仕様ですね。
Perfume Chronology
ここから先が歴代のポスターや、年表がずらっと並ぶ通路になっています。
自分がPerfumeを知って好きになった2008年はどうしても撮っちゃいますよね。
武道館ライブも紅白出場も、今では当たり前に思えてしまっているけど
すべてはここから始まったんですね。
自分が初めて行ったライブ。
「JPN」のSSA公演(1/29)です。
このイベント行った!懐かしい。
大学3年生の後期で、必要な単位数取り終えていたから時間あったなぁとか
そんなことも併せて思い出していました。
これも懐かしい!
確かこれのセットの展示が数日後にあって、自分見に行きました。
「JPN」リリース以降、この時期まであまり活動を追い切れていなかったけど
「Cling Cling」のコンセプトやらなんやらが好きで再び熱を取り戻したなぁ。
「ぐるんぐるん」。
個人的にめちゃ思い出深いライブ。
代々木のライブだけ、頑張って譲り探して前半3days行った。
P.T.A.入会したのも、SNSでの知り合いの輪が広がり始めたのもこのライブがきっかけ。
P Cubed in Dome。
2月26日が年表から外されているのがちょっと哀しかったけど
それもひとつの歴史ってやつですかね。
軌跡と奇跡:ポリリズム。
目の前に積まれた歴代のダンスヒールがやはり目を惹きます。
四方を囲むスクリーンに映されるのは、過去にいろんな場所で披露された「ポリリズム」の映像をつなぎ合わせたもの。
Perfume Disco-Graphy Archives。
歴代のTシャツやタオル、CDやDVD、BD、雑誌に書籍…
さらにはライブのチラシやスケジュール帳、P.T.A.継続特典のグッズなど盛りだくさん!
ここの左上に映っている「Quick Japan」、自分も当時買ったものを今でも持っています。
歴代のPerfume関連の雑誌の中で一番思い入れがあるかも。一生モノです。
次に続く「IMA IMA IMA」の間の直前にある3人からのメッセージボード。
Chapter3:IMA IMA IMA
ここまで過去の作品にまつわる展示を見せてきた最後の最後に、今後リリースされる新曲にまつわる「未来」の演出を見せてくるのがニクい。
楽曲が公になるまでは、動画は撮らずに写真だけにしてください、って係員の人からお願いされていました。
コラボフード。
結局どれも食べられずに終わってしまった…
食べられた人、お味はいかがでしたか?
グッズ売り場の出口の光景。
正面の入り口を蹴破って進んだら、隠し展示とかないかなぁ…とか厨二心をかき立てられました。
以降はDISCO!×3の写真も少し。
DJイベントが行われていたのは、先述の「edge」の間。
三角錐もこの時はイベントロゴを映し出していました。
自分が観に行った時にDJされていた大沢伸一さん。
Mondo Grossoの音楽も一時期好きで聴いていたから、DJしているところ見られて嬉しかった…
「ポリリズム」と、Underworldの「Two Months Off」のマッシュアップ、心が滾りました。
場内のスクリーン一面には、歴代のPerfumeライブ映像が映し出されていました。
これ観ながらDJ聴ける時点で既に豪勢すぎるイベントなんだよな…
普段はあまりお酒飲まないのですが、この時ばかりは楽しすぎてスミノフを手にしました。
自分の初ライブの年表を添えて。
最後に一枚。
最終日、TOKYO NODE帰りにふらふらと近くを歩いていたら目にした東京タワー。
そういえば「TOKYO GIRL」でも出てきていたよな…などと思いつつ撮りました。
綺麗でした。

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