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47都道府県紀行~自分の場合。【東北編】

前回の更新から1か月近く空いてしまいましたが、今回は【東北編】!
【東北編】では、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島の6県について書いていきます。

【東北全制覇までの道のり】
用事があって訪問する機会が一番多いのは宮城・仙台です。
ただ、その道中で他の県も訪れたりしていたら全県制覇していました。

どの県に行っても「自然」と「人間が集まって作る娯楽(とでもいうのでしょうか)」のバランスが絶妙で、暮らしやすそうなイメージを抱いています。
仙台の大学に進学した高校時代の友人がおり、当時は何度か仙台にもお邪魔していたのですが、結構生活しやすそうにしていた思い出…。
自分も、彼みたいに学生時代に仙台で暮らしていたら、また違った人生があったのかなとも思います。

初訪問の日にちなど前後しますが、北から順に書いていきましょうかね。

■青森県

2018年10月:初めての訪問

この県に初めて来たのは、Perfumeの「Future Pop」ツアー。
まだ行ったことない県での開催、かつお誘いしていた友人の予定がつくのがこの公演の日しかなく、行ってみることに。
当時はライブ以外の目的地をあまり決めていなかったため、ライブ会場とホテルを往復していたら旅程が終わっていました。

会場となった『盛運輸アリーナ』。
当時は土日開催でしたが、2日間とも天気があまり良くなかった思い出…。

そんな中でも、『ココ良かったな』と思えた場所が2か所ほどあったので紹介します。

・A-FACTORY
青森駅前にある施設。シードルの試飲がめっちゃ美味しかった&楽しかったです。

飲みたいシードルの樽の注ぎ口にコップを置いて、
カードを挿すとシードルが注がれて飲めるスタイルだった気がする(2018年当時)。

・元祖青森のっけ丼
自分の選んだ魚介で海鮮丼を作れるところ。
何でも食べていい感じが楽しいし、嬉しすぎました。

のっけ丼(当時の自分作)。
こんなん作ってたんやな…と、写真見返してみて改めて感じました。

2020年11月:GoToトラベルでやって来て白神山地凸

今だから言える話ですが、実は当時も東北まで旅しに来ていました。
(コロナによる情勢が厳しかったこともあり、当時はSNSでの発信を控えていました)
秋田~青森あたりをレンタカーと電車を使って巡る旅。秋田を周遊して一泊した後で、奥羽本線に乗って秋田→青森まで北上する、そんなルート取りでした。

道中、弘前を通ったので弘前城を見に行きました。

弘前城。当時はすでに雪が降った後だったもよう
訪れたのも夕方頃だったので、夕空とのコントラストがうんぬんかんぬん
なんかでっかい山もあったので撮ってた。
名前ついてたっけな…忘れちゃった。

そんなこんなで青森入りしまして、また一泊。
翌日は朝からレンタカーを走らせて、世界遺産である白神山地まで向かいました。
3時間ぐらいかかったような…。

そこまで時間をかけて着いた先で見たもの。
「青池」です。

青い池、と書いて『青池』。
めっちゃ蒼かった。
映え写じゃなくでありのままを撮った感じだけど、それでも
ここまで蒼さが分かるのすごいと思う

『ココが世界遺産やで~』と言わんばかりの仰々しい存在感を放つわけでもなく、『そこにあるもの』として、ただただ佇んでいる。
水面の蒼さに加えて、その奥ゆかしさもあいまって深く印象に残りました。

その後、帰り道の途中で三内丸山遺跡に寄ったり

歴史の教科書でもたびたび目にしていた場所。
確か、閉館時間が近くて、急いで巡った思い出が…。

先述の「Future Pop」ライブ会場であった盛運輸アリーナに寄って
当時に思いを馳せたり

本来の使われ方はスケートリンク。
この時も場内では多くの人がスケートをしていました。

浅虫温泉の日帰り浴場まで行ったり
(ここだけ写真が無い…!テンポ悪め)

そんな風に、2018年の初訪問時にできなかった旅を補完するかのごとく、レンタカー返却までの時間を過ごしました。

■秋田県

2020年11月:初めての訪問

「■青森県」の項でも述べましたが、GoToトラベルにかこつけて秋田~青森エリアに旅しに来たのが初めて。
あと、当時撮った写真を見返していたら秋田空港での写真がありました。
それを見て思い出したのですが、ANAのマイルが期限切れそうで、せっかくならどこかに行こうと思い至ったことも、当時旅に出た理由のひとつだったようです。

自分が記憶を取り戻した1枚。
秋田犬となまはげにお出迎えされました。

当時の旅の目的について。
2019年12月に、テレ朝の番組「帰れマンデー」にPerfume・かしゆかがゲスト出演して、秋田の乳頭温泉郷たる所を目指す企画をやっていました。

Perfumeファンな自分はこの放送回もチェックしており、いつか同じ所に行ってみたいとひそかに思っていました。

この旅の目的は、それを実現すること。
いわゆる「ロケ地巡り」ってやつですね。
レンタカーを借りて、テレビで出てきたとおぼしき場所を目指しました。

そんなこんなで、乳頭温泉郷のひとつである『鶴の湯』にお邪魔しました。

入口。もうここだけでひとつの集落感漂っていますね

ここから先は写真撮影が禁止されていたためか、残っている写真はありませんでした。
ただ、確か温泉が湧いている地点が数か所あって、その近くに脱衣所もあるので適宜そこで着替えて入浴するスタイルだったような。
温泉は硫黄の匂いが強くて、これが源泉かけ流しってやつですかい~と軽くカルチャーショック。
その時着ていた下着と、使ったハンドタオルからしばらく硫黄の匂いが取れなくて、それはそれでまた苦労したなんて思い出も。
そんなことを言いつつも、秘湯巡りができて楽しかったです。

その後は、「帰れマンデー」でも出てきた田沢湖のレストラン『しろすな』さんを訪問。

サイン色紙と写真もあり
注文したのは親子丼。
「帰れマンデー」でかしゆかさんも食べていたもの。
具が煮立って出来上がるとこんな感じ。

レストランを出た向かいにあった田沢湖も少し見ていきました。

湖の水面も綺麗だけど、空の奥行き感が凄いっすね

本当はもっと色んなスポット(カフェなど)が「帰れマンデー」では取り上げられていましたが、すべてを回りきるために必要な時間と体力とリサーチ力が無く断念。
温泉と親子丼を堪能できて満足したので、宿のある秋田市街地へと戻りました。

秋田市街地に戻った後は、駅前のきりたんぽ屋さんで夕食。
せっかく秋田に来たなら、郷土料理である「きりたんぽ」はおさえておきたいと思っていたので、立ち寄れてよかったです。

入口こんな感じ。
店員さんが郷土にまつわる話などもしてくれて、すごくサービス良かった思い出があります
きりたんぽ鍋
確かオコゼの天ぷらだったような…?
きりたんぽ鍋の〆の麺

この翌日、電車で秋田を出て青森に向かう、ということで先述の青森県の話に繋がるのですが、その道中で立ち寄った場所があったので紹介します。

それは、「大館駅」です。

「落ち着いたら、会いに来て。」ってキャッチフレーズに
当時の世相があらわれていますね

自分の知るスポットだと、これまたPerfume・かしゆかが雑誌の連載で訪れた「曲げわっぱ」のお店があったり

柴田慶信商店さん。お邪魔しました。
曲げわっぱで作られたお弁当、とても上品でいつか使ってみたいと思いました。

「ザ・ノンフィクション」でも取り上げられた映画館「御成座」があったり。

滞在時間はごく僅かでしたが、やけに自分の記憶に残る、フックとなるようなスポットがいくつもありました。

2023年8月:日本最北端紀行。その途中で横手市へと立ち寄り

↓詳細はこちらの記事にて。

横手市は、秋田市の少し南にある市ですね。
冬はかまくらにまつわる郷土行事も行われるみたい…一度行ってみたいですね。

■岩手県

2020年3月:初めての訪問

「青春18きっぷ」を使って旅しに来ました。
旅のきっかけとなった出来事は他にもあるのですが…それはまた後ほど。

この日の朝5時頃に都内を出て、盛岡駅まで着いたのは夜21時過ぎ。
とはいえ、頑張れば一日で普通列車だけでここまで来れちゃうんですね~とか言いつつ途中特急使ったかも…ごめんなさい自信ないです。

なにはともあれ、21時過ぎの盛岡駅。
駅前のお店で食べたジャージャー麺

翌日、盛岡市内を探索。
岩手は宮沢賢治の故郷ということもあり、街中にはゆかりある施設や銅像が数多く残されていました。

宮沢賢治像。
「イーハトーヴ」も「イーワテ」が訛ってできた言葉だとか習った記憶があります

その他にも、個人的に見られて嬉しかったのが岩手銀行赤レンガ館!

明治時代の面影残る外観。

写真掲載は割愛していますが、内観も同様に当時の面影を残していて良かった記憶があります。
こういう明治~大正レトロな建造物、見られるのだいぶ貴重ですよね。

あとは、ご当地のパン屋さん「福田パン」で買ったパンを、近くの小高い公園から景観を見渡しつつ食べたりしました。

盛岡市街を堪能した後は、少し南下して平泉駅まで。
平泉といえば…それ中尊寺!いよ~っ、ぽんっ!!(すゑひろがりず)

金色堂。
ネーミングからして、一面金色の建物を想像していた自分が安直すぎたなと思いました

岩手県に行ったのはこれが最初で最後。
歴史的な建造物などあれこれ見て回れてよかった反面、まだまだ行けていない場所があるとも思っているので、機会を見つけて訪れてみたいですね。

■山形県

2019年7月:初めての訪問

仙台に用事があって訪れまして、その後泊で山形に立ち寄りました。
ただし、次の目的地への経由地であり、それほど長くは滞在できませんでした。

かろうじて、山形駅前のお店で米沢牛を食べることだけはしました…

2022年11月:ライブ遠征の前泊で銀山温泉&山寺へ!

この次に山形に訪れる機会があったのは、3年ほど後になってから。
仙台にライブを観に行く用事が出来たので、その前泊で山形を訪れることにしました。
今回は、訪れた居場所が明確に決まっていました。

1か所目:銀山温泉

こんな感じの旅館街

古くからの温泉旅館が残る街並みを一度見てみたいと思っていました。
個人的によく目にするのは、雪が降り積もった日の街並みですが、自分が訪れた日は絵に描いたような快晴!けどこの日の景観も素敵すぎました。
どこかしらで日帰り温泉に入れるだろうと思いつつ、ほぼノーサーチでやって来たものの、コロナの影響もあってか宿泊者以外の入浴はお断りしているところがほとんど。

そんな中、日帰りでも温泉に入れる場所を見つけまして、しばしゆったりとしました。

瀧見館

その他、銀山温泉で撮った写真をいくつか

温泉街(別アングル)
手前の橋がいい味出しています
温泉街(別アングル)
川のある景色って良いですよね
お昼に食べた鴨そば
天ぷらもありました
どこかのカフェでいただいたスイーツ

2か所目:山寺(宝珠山立石寺)

仙台と山形を結ぶ、JR仙山線の駅のひとつ「山寺駅」。
この駅の存在は前々から知っていたのですが、『山寺』自体はどんなお寺なのかずっと気になっていたので、このタイミングで訪れてみました。

山寺駅を降りると…
山の斜面にちょくちょく、何か通路のようなものがあるのがわかります
山寺到着。
ここから石段を登っていくわけですが、その前に注意書き。
こんなところを登っていきました
道中振り返ると、眼下にはこんな景色が広がる。
この1枚!すごくお気に入りです。

お寺に来ただけのつもりですが…思いがけず、登山ばりに高いところまで登っちゃいました。
けど、その対価として絶景も観られて印象的でした。

■宮城県

2012年12月:初めての訪問

東北地方の県の中では初訪問がだいぶ早いほうです。
当時はまだ大学2年生。冬休みの時期に、仙台にいる高校時代の友人を訪ねました。
家に泊めてもらえたので宅飲みしたり、仙台といえば…ということで松島海岸で遊覧船に乗ったり、牛タン食べたり、伊達政宗の銅像を見たり。

当時撮った写真を見返していたら、そんなことをしていたのを思い出しました。
今では彼ともあまり連絡を取らなくなってしまい、人生において自分の何歩先に行っているのかを知ることはできません。
でも、きっと変わらずやっているのだと思います。自分も同じ段階まで追いつけたら、ぜひ近況報告ってやつをさせてほしいです。

仙台駅近くのアーケード。
訪れたのが年末だったからか新春モードでした。
ようこそ松島へ
遊覧船
なんかこの時はめちゃくちゃカモメの写真撮っていましたね
(カモメの写真が全体の約半分って感じでした)
島…を撮りつつもカモメ。
これ確か結構有名な島だった気がする(名称忘れた)
伊達政宗公の像。
その像がある丘から見る仙台市街。
(絶妙に手ブレしている…)
仙台駅前(2012年撮影)
今と何か違っている箇所ありますか?

以後、仙台には何度も来ているので、その全てを書き綴ることは割愛いたします。
ただ、ここはあくまで「宮城県」の項。
仙台市の話だけして終わるのは少し寂しいので、ほかの場所の話も少ししようかなと思います。

それは、石巻市。
ここには「石ノ森萬画館」があり、仮面ライダーシリーズが好きな自分も2回ほど訪れたことがあります。

石巻駅標。傍らにいるのはシージェッター海斗。
ようこそ石巻へ、ということで仮面ライダーとサイボーグ009がお出迎え。
石巻市役所を背にして立つ仮面ライダーV3。
変身!の構えでいる仮面ライダー1号。
仮面ライダーBLACK。
この生物的なデザインめっちゃいい。
マンホールにはロボコン。
イラストで見るロボコンめっちゃ可愛くて好きです。
石ノ森萬画館への案内もロボコンがしてくれています。
石ノ森萬画館に到着。

いっぽうで、東日本大震災にまつわる標識も街中にいくつもありました。

津波浸水深を示す標識。

自分だと、腰の高さまで津波によって水がきていたことを示しています。
そのぐらいの高さまで絶え間なく水の流れがくるので、思った通りの方向へ歩くなんて絶対無理だし流されます。
改めて、この時のことを忘れないでいようと思いました。

■福島県

2018年9月:初めての訪問

当時使っていた「青春18きっぷ」が1日ぶん残っていたので、都内から日帰りで行って帰ってこれる場所に行ってみようと思い立ちました。
ふと、幼い頃に祖父が買ってきてくれた「会津白虎隊」のお話しが書かれた本を思い出しました。

どんな話だったか、そもそもなぜ祖父はこの本を自分に買ってきてくれたのか、色々思い出せないところはあるのですが、この漫画の舞台となる会津若松市に興味を抱き、行ってみることにしました。

白虎隊の像。
白虎隊が自決したという飯盛山にあります。
飯盛山には白虎隊のお墓があり、未だに献花が絶えないのだそうです。
飯盛山から見る会津若松市の景色。
鶴ヶ城。

当時はこんな感じで、わりとあっさり行って帰ってきてしまったのですが、今回改めて白虎隊の歴史を調べてみて、その凄惨さに胸が詰まる想いがしました。

2020年3月:常磐線全線乗り倒しの旅

東日本大震災と原発事故の影響で不通区間が残っていた常磐線。
今では全線開通してだいぶ日も経っていますが、その開通初日に上野~仙台間を乗り通してきました。
(その後岩手・盛岡まで北上していきました。先述の岩手県の項における話はここから繋がっていきます)

道中、双葉駅にて途中下車。
開通した電車がくるとのことで、ホームには出迎えてくれる地元の方が数多くいて、駅外の広場でもちょっとしたイベントが開催されていました。

双葉駅舎。右が新、左が旧。
旧駅舎の時計。14時46分を指したまま動いていません。
「ふたば、ふたたび」と書かれた駅前のモニュメント。

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ということで、【東北編】も以上になります。
次回はどうしようかな…。一度に6県ぶん書き上げるのも結構ヘビーだったので【北関東編】か【甲信越編】ってな感じで、3~4県に収まる範囲で一度まとめようかな。
よければ今後にも期待いただけますと嬉しいです。

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