僕と娘と妹と佐々木繭選手
WEリーグを見初めて早いもので一年。
休日にはチーム問わず、行ける範囲で足を運び、なんなら娘と一緒に楽しませてもらったWEリーグ。
最近note書いてないから書いてみるか。っと思うも。
「何について書こう」
頭をよぎる一人の選手。
三菱重工浦和レッズレディース 4番 佐々木繭選手。
1.佐々木繭選手を知ったきっかけ
佐々木繭選手を知ったきっかけ。
もちろん初めて現地観戦をした2022/03/21 vsちふれASエルフェン埼玉戦
サッカーから離れていて、戻れたきっかけ等々は前に書いたので気になる人は探してみてください。
試合を見る際に一番最初に見るのが後ろの選手。
それは僕がプレイヤー時代にGKをやっていたのでGK、DFが気になる。
1人淡々とタスクをこなす職人気質の選手が目に入る。
(失礼かもしれないけど)派手さはないけど、さぼらない。
SBなのに、押し込むシーンで的確に上がり、なんならゴールシーン、相手ゴールエリア内にいる。
トランジッションもさぼらない。
何この選手・・・凄い。こんな選手がいたのか。
それが佐々木選手だった。
2.共感
そんな印象を持ちつつ、三菱重工浦和レッズレディースを中心に色々なチームを見て回る日々が始まる。
色々な出会いがあり、色々な方によくしていただく。
なんなら娘もとっても可愛がってもらう。
「WEリーグ楽しいじゃん」(これもロジックがあるんだけど割愛何故楽しいが必要か、リーズニングが必要なので気になる人は聞いてください。きっとどこかの会場にいるので。)
そう思っていたらあっという間にシーズン終了。
Jと違ってシーズンずれてたんですね。
ロスに陥るも・・・出会った皆さんとの日々のSNSでの交流や、無駄に毎日書いたnoteでなんとか心を保つ。
そんな時ふと目に入った佐々木選手のツイート「バレエをやっていた」的な内容だと思う。
「バレエ」僕にはとても身近で親近感の湧くワード。
3.僕と妹
僕には4つ離れた妹がいます。
3歳の時に「バレエをやりたい」と言い出しそこからバレエ漬けの毎日。
きっかけは・・・志村けんさん。
「嘘だろ?」と言われるけど本当に。
「あのアヒル(チュチュ)が着たい」そこから始まった彼女のバレエ生活。
どんどんバレエにのめり込む妹。
妹についてステージママをやる母親。
父親は仕事人間なので家にはいない。
友達とボールを蹴って、家に帰ると一人。
そんな鍵っ子でした。すごく寂しかったのを覚えているし、子供ながら
特に夢中になるものもなかったので、今思い返すと「好きなもの」を小さい頃に見つけた妹が羨ましかったのかも。
4.妹の渡仏
毎日バレエに通う。僕は家でひとりぼっちそんな幼少期。
1日1足トウシューズを潰すほどバレエにのめり込んだ彼女はいつの間にか
スターダンサーズバレエ団というバレエ団に所属し、新井咲子さん、小山恵美さんというバレエ界ではちょっとした有名な方々の先生に当たる方の指南を受けるため、渡仏することになりました。
もともと自分も語学が取り柄で
「留学をしたい」と言っていたのだけど、親の答えは「No」
妹はいいんだ・・・っと思ったのを今でも覚えています。
そこから妹は経験を積んで、スターダンサーズバレエ団の看板を背負って、上海万博に招待客として呼ばれて踊ったりしていました。
妹が渡仏した時点で諦めがつかず、後に2年間自分も妹のいるフランスに行っていたので、結果良かった。そしてこの経験が今でも役に立っているので妹から人生の選択肢をもらったんですけどね。・・・ん。志村けんさんからか。
5.僕と佐々木繭選手
そんなこんなで、
自分の好きなサッカー
妹がやっていたバレエ
という変な共通点を勝手に見出してスタンドの片隅で見届ける日々。
妹に重ねてみたり、バレエをやっていてなんでサッカーへ?っと思ってみたり、バレエを続ける親の大変さを側で見てきたので、どんな思いで育てて今の活躍をどう見ているんだろう?(もちろんポジティブな意味で)
そんな感じで見ています。
6.娘と佐々木繭選手
佐々木繭選手が好き。
初年度の終わりにそう書いていた。
理由は名前が似ているから。
大好きな池田咲紀子選手(アリエル)
菅澤優衣香選手(ジャスミン)
佐々木繭選手(アリス)
大好きなプリンセスたち。
しばらく娘ちゃんはWEリーグから遠ざかっていました。
「好きになる選手がみんな怪我をしちゃう」
この辺りは子供なので、そう言った理解も仕方ないと思いながら
「そんなことないよ」といいながら
僕ができること。
「写真を撮る、娘のために」
という選択をしました。
DAZNでは抜かれないシーンが多い、視聴期限等々あるので
娘が見たい時に見れるようにカメラを構える日々。
すると引っかかる新たなプリンセス。
ティンカーベル(長嶋玲奈選手)
ヴァネロぺ(島田芽衣選手)
アナ(福田史織選手)
等々
先日久しぶりに声をかけてみました。
「大好きな池田選手も歩いてるから大丈夫そうだよ。きっと菅澤選手も佐々木選手も待ってるよ」
すると
「いく」
そして半年ぶりに一緒に現地観戦できました。
娘も大好きな選手を見れて満足したようで。。。
これからも娘とのWEリーグライフは続きそう。
気づいたら娘もカメラを構えるようになってました。
・・・戻ってきたなら。。。カメラ辞めたいんだけどなw
このカメラもWEリーグがご縁で娘が「やりたい」とはじめたもの。
「選手だけでなく、周りの方々からも選択肢をいただける」
親としてはありがたい。
気づけば夢中になるものを見つけていて・・・羨ましいよ。
その年でパパ好きなものなかったからね。
勝手なこじつけだけど、
妹とも、娘ともなーんとなく縁のある。
佐々木繭選手をこれから僕たち親子は追うんだろうな。
もちろん三菱重工浦和レッズレディースも。
WEリーグも。
楽しいに至るロジックが必要。
そのロジックは僕にとっては共感とその消費。
少なからずこの選手がくれたきっかけと与えてもらったもの。
僕が直接できることはないけど。できる範囲のことを少しずつ返していこう。
全ては佐々木繭選手のツイートから気づいた共感ポイント
行動を起こしてくれたことに感謝。
久しぶりに妹に会おう。
で…言ってみよう「バレエからサッカーに転向した選手がいるんだけど、姪っ子連れて見に行かない?」
きっと娘ちゃんのWEリーグ仲間になってくれるはず。
皆さんも自分に近しい接点や共感ポイントを見つけると、もっと楽しくWEリーグを見れるかもね!