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備忘録:PJCS2023

お久しぶりです、akです。
今回は年に一度の日本一決定戦、PJCSの振り返り記事です。



そうです、抽選通りました。
あと一勝で優先権ってところで負けてから、「なんか抽選通る気がするんだよなあ」って戯言を言いながらほとんど毎日練習していたら本当に通りました。CL応募し続けて久しいですがスタンで初めて通りました。

ただ、前回と同様になぜか直前までどうしても外せない用事があり1週間前は全く練習出来ないスケジュールでした。
まあ前回もなんだかんだロンドン一つ前まで行ったので取り組みと運が良ければいいところまでいけるやろと楽観的でした。

練習環境


前回のJCSは優先権×1+抽選当選×2でチーム(※面倒なのでこう呼びます)メンバー全員参加できる状況での参加でしたが、今回は優先権×2+抽選当選×1+落選×3の6人体制という状況でした。
一年を通してメンバーが増えたことも感慨深いですが、単純に人数を増えたことで出来ることが増えました。

練習方針


各々が元々使っていて適性があると思うデッキを分担して広く浅く試して、可能性のないものから潰していき残った選択肢の中から好きなのを各々選ぶといった具合です。まあいつも通りと言えばいつも通りです。

環境考察


tier1…サナ・ロスギラ・ロスバレ
tier2…ミュウ(フュージョン)・ルギア・アルセ系統
tier3…パオジアン・連撃・ロスヌメ

新潟CL以降、ルギア微減かつミュウ微増で落ち着いたように感じます。追加カードのリククラゲex等は結局ほぼ影響ないと言えます。

デッキ選択の方針としては
1.まずtier1を握るかどうか
tier1の3種はどれも使用して良いだろうと考えました。しかしそのどれにも固有の懸念点があり、それらを解決できるリストにするのか或いはプレイングで許容できるものか判断する必要がありました。懸念点とは以下の通り。
サナ…tier1他二つにどちらも微不利から五分であること。
ロスギラ…tier1のうちロスバレに微不利以上であること。ルギア系統に不利であること。
ロスバレ…tier1他二つに微有利以上ある一方で対tier2群への相性が悪い。(個人的に使うならロスカイだったがやはりプレイングに不安あり。)

ロスバレは結局使用できるリストが出来ず断念。メンバーが作ったロスギラか自分が作成したサナを使うかの選択でしたが、やはりロスギラのプレイングに不安があり最終的にはサナを選択しました。

2.tier1全てに五分以上、可能なら内一つは有利以上である。
ある程度マッチング率の低い対面を切って上位3種に分の良い勝負を仕掛けにいく方針。
この方針で模索した結果、使用候補として残ったデッキは以下の通り。
・連撃
サナとロスバレに明確に有利である点が魅力。ロスギラに対する勝率が微不利〜五分である点が気になる。tier2にいるミュウとルギアが明確に不利なこともあり最終的に握ることは諦めました。
・災の箱アルセ
ほぼ環境外のローグデッキ。災の箱がサナへの牽制とギラへの打点補完(200+80)を両立し、アルセであること自体がロスバレに対する優位性を主張できるデッキ。アルセ系は基本的にあまりプレイングに左右されないため予選10回戦に向いており、ラストの練習時間保てないことも高評価でした。
それでもロスギラに勝ちきれず、前日にメンバーのロスギラにボコられながら説得され泣く泣く断念。
・ミュウ
メンバー他2人が特に選択肢として悩んでいたデッキです。ミカルゲのケアができるフュージョンタイプであるのは確定で、ベンチ狙撃でサナの盤面を崩せるコオリッポやゲノがサナexの190を耐えミュウvmaxがベルト付きギラティナの310を耐えることが可能になるオドリドリなどメタ要素も足せる点が魅力でした。そもそものカードパワーも高く後1の強みもあるため長期戦やbo3に適していることもあり十分候補でした。
僕は練度が不安なことに加えてやはりメタがキツくなると予想していたため他なものよりは使いたくない寄りのデッキでした。
このメタというのは単に立ち位置が良さげで警戒されるだけでなく、ミュウメタと呼ばれるものが存外ミュウ以外にも用途があり汎用性を欠いてない点を重く見ています。

使用リスト


PJCS2023 ak使用



なんか色物感ぱないですね。
bo3も考慮したリストにしたかったことからtord達が過去の大型大会で使用していたネオラント入のサナのことを思い出し、とりあえず使用感を試したことが経緯です。
ハイボ1つからサポートを持ってきて展開できることが安定感の底上げやプレイングの簡易化を可能にし、自身の練習不足をある程度補ってくれると考えました。それはネオラント採用のデメリットと比較しても採用したいと判断して、そこからネオラントを入れるデメリットを補完できるように細部を整えてこのようなリストになりました。

・ネオラントV
本構築の特徴的な一枚。ハイボから適宜サポートを持ってくることで事故負けする機会を減らしました。勿論デッキ全体のパワーは落ちています。
個人的にはサポートのない微妙な手札から盤面を作り、捲っていく過程にこそサナの練度が出ると考えてます。練習不足であるが故の選択です。

・ネジキ
シティ優勝した時にも採用していました。構築が煮詰まるにつれ見かけることはやや減りましたが、今回はネオラントで展開した次ターン以降に余裕ができた時にネオラントを盤面から消すために崩れたスタジアム1枚に加えて採用しました。
ボタンとの選択になりますが、釣り竿2枚ではやや心細かったことと盤面を強くできることができて汎用性があることを評価して採用しました。ロスト系統を重くみるならボタンを選択したいです。

・空の封印石
ネオラントを盤面から消す前に裏呼びからサイドを取られてサイド差がつくことがネオラント採用のデメリットの1つです。現環境で前述のようなプレイができるデッキは軒並みV進化するため、スターオーダーによって開いたサイド差を余裕を持って埋めることができるため採用しました。

・キルリア(ミラージュステップ)
ネオラント入れるならリファイン4でもいいかもと思いましたが、出さなくていいならその方がいいので大人しく入れました。
ミラージュステップ自体は打てる対面に打てたら勝勢になりうることと、空の封印石を採用していること、プレイングが楽になる、そもそも一枚変わった程度で打ちにくいロスト対面が改善すると思ってない等の様々な理由により採用するべきだと考えてます。

・すごいつりざお
前日までミモザと数を散らしていましたが、ネジキもいるため過剰だとアドバイスを受けてすごいつりざお2枚に戻しました。練習不足すぎて手帳で戻せるメリットを評価していましたが、流石にこれはつりざお2枚で正解でした。

対戦ログ


1.アルギラ先○
相手のジャッジで相手が事故って勝ち。

2.アルセヌメ先○
パニックマスクとでサナを嵌めてくる対面。単騎にされるとまあまあ詰むのでとりあえずそこだけ意識しました。ムーンライトリバースでビーダル取れたことで相手の動きを鈍らせることができ、ネオラントからボスでヌメルゴンに先に触ることができ、空石のおかげでサイドを取り切って勝ち。

3.ロスギラ後○
マナフィサイド落ちしてしっかり手裏剣決められてスタートしたザシアンVまで取られた後にナンジャモからなんか捲って勝ち。細かい手順を間違えず相手の上振れ勝負に持ち込めてこちらに運が味方しました。

4.ロストリザ先×
ザシアンVスタートにラルトス1匹ベンチから後1あなぬけおとぼけされます。こちらはサポもハイボもなんもなくザシアンで殴ってトップ解決を待ちますがなんも引かずに負け。

5.白ルギア先○
相手がスタジアムのルールを知らなかったために雪道を貼るのが1ターン遅れ、そこからこちらに流れが傾いて勝ち。メモには僕が上手くて勝ちとだけ書いていたが振り返ると流石に自信過剰です。

6.サナ後×
相手は先2ムーンライトリバースで先行するドブンに対し、こちらはサポを打ってリファインはできるが何枚引いてもサナexが来ずにサイドを取り始めたのが後4。
盤面弱くして捲ることも不可能で輝ゲコを縛ることしか出来なかったが、そんなことはなく投了。
時間もギリギリで練習不足だなあと痛感しました。振り返っても相当どうしようもなかったかなと思いますが、細かい手順でミスがありそうな気もします。

7.一撃ルギア先○
スタートしたバケッチャをクレセで楽に取ることが出来たため、そこからバンギ、ルギアvstarを封印石込みで1-2-3と綺麗に取って勝ち。

8.アルギラ(ウッウ入)先○
スタートがウッウだったため、1-2-3を狙って先2ルナブラストでウッウを取る展開からスタート。そこから雪道で少し止まりますがドローを進めつつザシアンを手張りで育ててダメージを稼いで、最後は封印石起動させて勝ち。

9.ロスザマカイオーガ先×
南九州の知人であるGaharaさんとの一戦。ネオラントを盾にして時間を稼いだりするが盤面を作り切る前に崩されます。そこから捲る手立てを立てますが最後にナンジャモが絡まずにしっかりサイドを取り切られて負け。

結果:6-3ドロップ、201位

負けの内の2戦がどうしようもなかったので、今回はツキのない日だったのかなあと思いました。かといって事故しなかったら勝ってたかと言われると相当怪しいですけど…。練習不足だなあと思いながらリスト魔改造して良かったなあとも思ってました。
どの試合も楽しくでき、最後は負けこそしましたが本当に楽しいゲームができました。

そんな中参加してたチームメンバー他2人は共に8-2でday2へ。

3-0ロケット頼む〜🚀と祈りながらサイドイベントしてたら…

飛んだー!

魂の3-0でオポも乗り越えてwcsday2権利を取ってくれました。こんな嬉しいことはないですね。

盾こそあと一つ届きませんでしたが、コロナ禍に集まった3人から始まったチームじゃない何かしらから4年目でしょうか。遂に大きな目標の1つを達成できました。達成したのは最初の3人じゃないけど。

あっけからんとした当の本人といつになく悔しがっていたいちょーさんがとても印象的でした。

反省点


チーム全体の反省点はほぼないでしょう。ここら辺の詳しい話は恐らくロスギラの話も含めていちょーさんがしてくれます。

https://note.com/ichyo_poke/n/naa312c2679fa

してくれました。
今大会における調整方針や、今シリーズにおいての思考など詳しく書かれていると思います。有料部分にも今後役に立つだろう文章が目白押しなため興味があればぜひ購入してください。
余談ですが、彼には珍しくかなり時間がかかっており度々ちょっかいをかけられていました。理由が理由なので(記事内参照)普通に可哀想でした。
でも勝ったやつが偉くてその他はその他でしかないので。僕もその他の1人です。(0627追記)

個人的な反省はそこそこありますが、今回のPJCSに対してではありません。
大会当日に近づく度に環境の理解度は上がるため、個人の都合で練習時間、特に直前1週間のそれが不足することは非常に厳しいです。
今回はその中でチームでの情報の集積を参考に自分の現状を客観視し、自分が勝つためのデッキをチューニングして参加し、特に大きなミスなく終えることが出来たと思います。(強いて言えばロスギラの評価がもっと早くできていれば数日は練習できていたかもしれないです。)
良くなかったことは、直前の練習無しに大型大会で使用できるほどロスギラが上手くなかったことです。
端的に言ってしまえば地力不足です。じゃあもっと上手くなるしかないなとそれで済ませることもできますが、そうならないために今シリーズのうちに出来たことはあったはずなので、次以降どうするべきかゆっくり考えていきたいと思います。
ロスト系をあまり触らなかったのはチーム内での担当じゃなかったからですが、流石に偏りすぎたかなあと思います。幸い今回はサナがある程度継続して練習していましたが、今後握るデッキが本当に何にも無くなる日が来てもおかしくなさそうです。時間的に猶予がある方が珍しくなるでしょうし、今まで以上に付き合い方を精査しないといけないです。
あと今回僕は大会出る側だったのに可能性を探すことに時間かけてたのとそこに気づくのに遅すぎたことは本当に良くなかったです。良くないことばっかだ。


最後に

せとさんの準々決勝を遠くから眺めながら、一年前に自分があの場所まで僅かに手が届きそうだったこと、負けるべくして負けてそれでも悔しかったこと、今度こそチームの誰かがリベンジを果たせればと強く願ったことを思い出しました。
そうこうしているうちにロスギラミラーの試合は1-1で残り5分程度で3本目にもつれていました。先にギラティナを避けておとぼけスピットを打った方が勝ち。非常に分かりやすい勝利条件でした。

遠くから見ていたため盤面こそ分からないものの2人の手つき一つ一つでその戦況の概要が分かりました。後手を選んだ相手が山札から4枚引いた時、せとさんが先2トップドローの後にさらに山札2枚見た時、さらに5枚を見た時、そのまま左側のカードを取ることなく相手が山札を引いた時…。2人の何気ない仕草が影法師のように今でも目に焼きついています。

2ヶ月後、更なる舞台で同じように時間を共有できると思うと改めてポケモンカードをやっていて良かったと思うし、今度こそ自分がwcsの権利を獲りたいと強く思いました。

今シリーズは自分の成績こそ中途半端でしたが、チーム単位でいうと今回に限らず継続して好成績を残すことが出来ており、積み重ねの大切さを実感します。
次シリーズ以降どのように取り組めるかは全くの未定ですが、気の向くままに楽しむことだけは忘れずに頑張りたいです。例え辞める時はあってもきっといつか返ってくるでしょう。それほどにポケモンカードは面白すぎるし、ポケモンカードが結んでくれた縁が素晴らしくて仕方ないです。

とりあえず散らかった部屋を整理してドラフトとGLCのデッキ作ります。楽しみ〜。

最後になりますが、練習や相談に付き合ってくださった方々、当日遊んでくれた方々、チームメンバーの方々本当にありがとうございました。
せとさん本当におめでとう。何度言っても足りないや。

何かあれば@A_K_ptcgまで。

後日談

1.使用リストを修正するなら

今回使用したサナのリストのコンセプトは、「プレイングを易しくするためのネオラントV及びそのデメリットを緩和するためのテックカードの採用」でした。
これに準えて、仮に今リストを修正するならと考えたリストが上記のものになります。当日使用したリストに対する反省点は以下になります。

・2枚目のネオラント自主退場カードはネジキだったのか?
→使って勝ちに繋がったことはあったが、ないと勝てない試合はありませんでした。サポートである以上ドローサポートを使用した先に辿り着いても即座に使用することができません。
その点を重視して2枚目の崩れたスタジアムが妥当だろうと考えました。
これに付随してスタジアム破壊の枠が過剰気味になるため作業員か神殿を削る選択肢が発生しました。
ミラステと空石採用であることからルギア対面の相性は十分に担保されており神殿は過剰であると考えて神殿も不採用にしました。実際にルギアとは2回対面したがどちらも使用することなく安全に勝利しました。
そして空いた一枠にvipパス4枚目かドロサポ追加するか考えました。どのみちネオラントを出さないに越したことはないこと、ミラステ採用を考慮して研究2枚目を追加しました。実際にネオラントから展開する際に研究がサイド落ちして困ったことが2回あることも要因の一つです。また、シロナの覇気も選択肢になりうるとは思います。

誤差のように見えるかもしれません。しかし以前ネジキを使用した環境からボウルタウン、ナンジャモとすごい釣り竿が追加されたことで「ネジキでサナラインを追加できる」という主張に力が無くなっていたのは明らかでした。
ネジキは独特な動きをするためプレイングの易化に貢献するともいえず、明確な採用ミスだったと今では思います。

2.Nuts and Bolts 大正義時代

http://mtgwiki.com/wiki/Timmy,_Johnny,_and_Spike

原初のTCGことMTGにおいて、カード開発の助けとするためにユーザーが何を求めてカードをプレイするかによってタイプ分別を行なわれています。その内の一つに、所謂競技思考のプレーヤーを意味する"Spike"はそのプレイヤーの持つ強みによってさらに4タイプに分けられます。

そしてポケカに限らずどのTCGにおいても"Nuts and Bolts"が真価を発揮しやすい環境が構築されています。
理由は言わずもがな、情報伝達媒体の発達です。これにより誰もがクオリティの高いデッキリストを使用することができ、逆に虎の子と呼べる秘蔵のコンボやシナジーはたったの数日で期限切れに追い込まれます。

特に今年度のポケカはシティリーグの結果が随時公開されたため、メタ読みを得意とする"Analyst"も強みを活かしやすい土壌だったと思います。
とある記事にて「デッキは作るものから選ぶものになった」という言葉が出て話題になったことにも納得はいきます。
かといって、大型大会でもう新規デッキを作ることで大勝ちすることは不可能か?と言われればそんなことはありませんでした。
今年度でいえば思いつく限り様々な新規デッキが活躍し成功を収めたと思います。
・ロストリザードン(CL横浜)
…1ターンでも早くロストを肥やしロストマインに繋げることで当時大流行の裏工作とロスト両方にアドバンテージを持つ。マスター2位他day2進出者多数。
・イベルギア(CL京都)
…ルギア一強環境の中、ルギアの強みを残しながらイベルタルによってルギアを後手からでも一方的に優位になれる。目覚ましい結果こそ出なかった上、デッキ構造上ミラーが発生するとあまりに不毛なためその後大流行することはなかったが間違いなくポテンシャルはあったと言える。
・ミライドン、クレッフィナンス(CL愛知エク)
ルギア・レジドラゴ・黒馬の三強環境を読んだ完全なローグと全てを破壊する理不尽なコンシードデッキ。今大会ではルギアの圧勝に終わったが、情報拡散に乏しいエクストラは今後も"innovator"や "tuner"の主な活動範囲となるだろう。
・リバーサルサーナイト(CL新潟)
リバーサルエネルギーフル採用により、ヒエクのみの盤面でゲームを進めながら終盤でサイコエンブレイスと合わせた高打点やミュウツーvunionで捲る。ベスト16一名day2進出者多数。

こうしてみると様々な新しいデッキが大会で結果を出していることが分かります。

それでも大会に勝つために意識してデッキを組む力をつけようとするのは非常に危険なのは明白です。

端的にいえばコスパが非常に悪いです。
別の視点から言えばほとんどの大会のほとんどのトナメ進出者は"Nuts and Bolts"に分類されますし、日程によっては全く力を発揮できない大会もあります。(今回のjcsがこれに当たります)

力があったとしても正解のデッキに辿り着くことは至難であることには変わりなく、失敗した結果環境にあるデッキを握り対峙するのはそのデッキに心血を注ぎ続けた猛者ばかりです。

現在のポイントレース環境もそれらに拍車をかけます。
要は求められるアベレージが高すぎてデッキ勝ちを狙う暇もありません。大型大会で1発当てようにも4/3000なぞデッキ勝ちできたとしても分は良くなく、明らかにcspで世界権利を目指すことが現実的です。

僕自身も当初はデッキ勝ちができる素養を身につけることが今年度スタート時の目標でしたが、前半は大いにコケ、後半はその方針を修正してそこそこ勝てるようになった感じでした。

勝てるデッキを組むことに長けてない自分ではどういうスタンスが合っているかは分からないですが、「天啓が降りた時に身を投げる覚悟だけ持ち合わせる」が今の方針です。それまでは普段通り環境を読み、リストを修正し、プレイングで勝てるように練習し続けるべきかなと思っています。

先ほどの反省点の項目で述べた点もこの方針の後押しとなります。
あくまで時間は有限で、地力がないからこそ効率よく行こうということです。そこを補うのが多人数の集積であるとも言えます。


上記記事内文章

90〜100タイプというのは、
・新しいデッキを作る(0→1)
・出来たデッキをチューニングする(1→90)
・完成されたデッキを選びプレイングを極める(90→100)
ということを示しています。前述の"Nuts and Bolts"に該当します。

限られた時間での練習の成果を最大限に発揮するため、環境に取り残されるデッキを練習することは効率が悪い。
故に、環境が変化しても立ち位置の悪くならなさそうなデッキを見極めてそこに力を注げるようにする。そのための嗅覚を鍛えるべきという話です。
ここでいう立ち位置の悪くなりづらいデッキというのはロスト系列・特にロスギラであり、そうでないデッキはルギアやミュウでした。ミュウに至ってはドラピいるのにさらにミカルゲというガンメタが参入することは予想できないため不可抗力な気はします。それでもなお対応して勝ちデッキとなったのも同じように予想できませんでしたが()

手持ち無沙汰だったため後から読み返してそんなことも考えてたなとなりそうなことを追加しました。これを読む人がいるかは知らないですが()

ここからは雑談なのですが、オフシーズンになったので、様々なTCGに触ろうという試みを行っています。

いきなりデュエマのシールド戦のcsに出たり(しっかり0-3した)、ユニアリを教えてもらったりしました。
どちらも有識者がいてくれたおかげで非常に参考になりましたし、何より手探りで遊ぶ感じを久々に取り戻して新鮮でした。
しばらくはもっぱらDTCG2種ですが、余裕あればMTGAにも触れたいなあと思います。これはまあ思うだけです。

そしてこれは愚痴なのですが、今公式の企画でデッキコンテストが行われてます。

このデッキコンテストを見ているとデッキと紙束の区別のつかん輩がいるなあと勝手にキレてしまっていけないです。

せめてスタートデッキレベルのパワーを持たせて遊べるようには設計してくれと思ってます。

そこを担保してこその独自性が映えるのだと思いますし、最低限のデッキパワーとコンセプトの独自性、さらにコンセプト表現のためのポケモン同士にテキストのシナジーを十全に発揮したリストを例として作っちゃったライチュ梅川はもう優勝でいいと思います。あの人強すぎ。

こんどこそおしまい。(0627追記)

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