第三回 虹霓戦レポート

本稿をご覧いただきありがとうございます。
本稿は5/12開催の第三回虹霓戦のレポートになります。

第3回虹霓戦 - イベント情報 - Tonamel

1.5/12時点までの環境変遷

CL札幌開催前、「変幻の仮面」発売直後

…《ドラパルトex》デッキの台頭、デッキタイプの多岐化
 →シティリーグにおける上位入賞割合は30%に迫る大流行

CL札幌環境

CL以前のシティ環境同様、《ドラパルトex》が圧倒的シェア、次いで《ルギアVSTAR》が多く結果を残しました。
大きく目立った点として、ミライドンの大流行が挙げられます。また、ドラパルトの存在からポジションを失ったと評されていた《サーナイトex》が(恐らく全体数が少ない中で)結果を残していた点が印象的です。

CL札幌開催後環境

ミライドンのシェアが伸び二番手まで浮上しています。サナと比較して見た目のプレイ難度が低く乗り換えが容易であったためと思われます。
また、《タケルライコex+緑オーガポンex》が結果を出し、その通りの良さから環境デッキとして認識され始めました。ポンの値段が3倍くらいしている

簡潔にまとめると
・ドラパが強くて大流行→ドラパに強いデッキが環境入り(※ここまでわずか1,2週程度)

5/12時点の環境としてはドラパに強いデッキがいる前提で立ち位置の良いデッキが増加するという予測ができます。
兆しとしてはドラパルト対策に重きをおいた《リザードンex》が結果を出していました。

本大会においては、それに加えてBO3形式であることを参加者が考慮した上でのデッキ選択が行われるという環境でした。

第三回虹霓戦分布一覧

・サーナイトex 5
・ミライドンex 4
・ドラパルトex 4
→内ロストゾーン軸 3
・リザドラパ 2
・リザードンex 1
・ロストバレット 4
・ロスギラ 2
・カビゴン 2
・タケポン(タケルライコオーガポン)2
以下使用数1
・古代ウィニー
・サーフゴーパルキア
・ウガツホムラ
・ルギアVSTAR
・ヤバソチャオーガポン

上位入賞者は以下の通り(敬称略)
・Gahara ロストバレット
・レゴ サーナイト
・ノダ 古代ウィニー
・Justice ロストドラパルト
・レイ カビゴン
・ジオン ロスギラ

最も使用数が多かったデッキは《サーナイトex》でした。この点はBO3形式を考慮すると使用を躊躇う系統のデッキであると考えていたため意外でした。
その他以外であったのは、・ルギアVSTARの使用数が1であったこと、・ドラパルトデッキの殆どがサブアタッカーを据えたものであったことでした。前者は環境の変化を考慮して(にしても少ないなと思いました)、後者はメタを超える手段としてドラパルト以外の攻め手が必要であるという考えがあったか、ドラパルトデッキを模索しようとした結果のどちらかが要因だと思います。

上位入賞はどれかのデッキタイプに偏ることはありませんでした。

一方で多くの方が使用していた《サーナイトex》、《ミライドンex》の2デッキは厳しい戦いを強いられていた印象でした。

使用デッキリスト(以下敬称略)

《サーナイトex》

 《サーナイトex》はやはり時間のかかるデッキであり、時間切れの際の裁定で不利な面が強く影響したと思われます。今回の時間切れが生じた卓は基本両者がロスト系統かサーナイトのいずれかでした。ロスト系統は後1から打点が出せるデッキであるため問題ありませんでしたが、サーナイトはそれに対する解答を意識して構築する必要があるように思いました。
 一方で、最序盤のごっつぁんプリファイさえなければミライドンとも渡り合えること、新興のタケポンに対しても有利なサイドレースを仕掛けやすいことから立ち位置の良さは依然変わらぬものがあるとも捉えられるため、ある程度の割り切りをして使用することやDAY1のみの使用をする選択も有意義かもしれません。
 いずれにせよ、リストとプレイの洗練は必須であり、もし使うつもりならなるべく早い時期からオールインするという覚悟が最も必要だなと感じました。

レゴ

レゴ 使用

1.ロストライコ WW
2.ロスト LWL
3.ドラパ WLW
4.ミライドン WW
5.カビゴン LWW

サナを使った理由
・シンプルにサナマシラ練習したかった
・せっかくBO3の練習をするなら使いごたえのあるデッキを使って時間の感覚を掴みたかった
・ライコオーガポンの台頭でミライドンに向かい風な分使いやすいと思った

感想としては
・3戦目にもつれ込んだときに勝つ可能性が低いのは明確にサナの弱みと感じた
・デッキの難易度が高い上にBO3は特に時間も気をつけてってなるとかなり大変だけど、3戦やれるおかげでデッキのパワーを十分に発揮できるのは安心感あって良し
・ロストと対面しちゃうと時間足りなすぎ

Q.《ブーストエナジー古代》の採用意図と使用感を教えてください
A.ピジョリザもいるかなって思って、手札干渉しながらほえさけぶでピジョット倒せるようにですね
マシラのおかげでフワンテで330出す必要はそんなになくなってるかなってところで、ゴジャマンの枠と交換しました 使ってるときはあんまりいらないかなと思ってたけど、ゴジャマンと交換ってことを踏まえて振り返るとサイド+1がないっていうのはストレス軽減になってたかもって思います

ナツ

ナツ 使用


頂いたメモ①


頂いたメモ②

Q.直近の札幌clではカイ+ハイパーアロマ型が結果を出していましたが、ナツさんの思うペパー軸の強みをお伺いしたいです。 また現時点で仮にday2用のデッキを練習するとしたらどのような候補がありますか?
A.札幌CLのサナは先攻でも後攻でも3ターン目から動き出す型で使用者の方も話していましたが、ミライドン対面はほぼきっていたとの事でした。 現状のミライドンのシェア率をみると、無視できない状況の為、エヴォが必須だと感じた為、ペパー型を使用しています。
Day2の候補としては、ルギア、ロスバレを考えています。
Q.ふしぎなあめは検討されましたか?
A.ふしぎなあめは最後まで迷った枠です。 入れ替えるならボスの2枚目とかになると思います。 あめがなくても充分やれると思い上記のリストで持ち込みましが、BO3なら絶対に必要になると思いました。3戦目の先攻のバリューが低すぎる為。

《ミライドンex》

 《ミライドンex》はメインターゲットであった《ドラパルトex》や《ルギアVSTAR》のシェアが少な目であったこと(※加えてドラパルトは《リザードンex》採用型や《かがやくリザードン》を採用できるロスト型が多かったこともあります)、シェアの多かったロスト系統の《アカツキガチグマex》が非常に重かったことが影響していると考えられます。一方で後1から高打点を出しやすいことは明確な強みであり、BO3形式に非常に適していることも再確認できました。
 また、やはりこのデッキの対戦は1段階対戦が早く終わっていたように思います。
 余談ですが、6月のJCSはDAY1予選10回戦であり、大型大会特有の緊張感に包まれた中で多くの試合をこなさなければいけません。そういった大会においてプレイの易化や時間の節約による体力の温存ができる点は評価すべき点だと思います。
 そういう観点においても加味すると、《ミライドンex》はDAY1、DAY2を同じデッキで走る際に適しているデッキタイプだといえるかもしれません。

細目晴臣

※実際はプラキャ→ペパー4枚目だったとのこと

マッチ
ロストドラパルト◯◯
サーナイト◯×◯
カビゴン××
ロストギラティナ××
ライコオーガポン××

使用した意図
・JCSでシェアが多い可能性が高いので参加組の練習になればなと思った
・bo3で5戦でも疲れなさそう
・遅いデッキに勝ちやすい

使用した感想
・前のめりな構築なので序盤遅れると巻き返すのが難しい
・エレキジェネレーターのヒットに左右される
・タケルライコがキツイ

Q.仮に6月初週に同様の大会を出るとしたら同じくミライドンを使用されるかどうか、する場合はどこかリスト変更したいかどうかお聞きしたいです
A.オーガポンライコや黒古代に対抗するにはミライドンやカイナの打点不足を感じたので、レジエレキvmaxを採用したいと感じました
ただ、構築が上手く行かなかった場合にはサーナイトを使いたいと思います
正直環境の変化が早いのでデッキ選択がすごく難しいです

《ドラパルトex》

《ドラパルトex》は現在デッキタイプが多岐化しており、各リストの洗練や吟味が進んでいる期間だと思われます。
基本的にはデッキ構築における主な課題である「どのようにエネをつけてアタッカーを育てるか」に対するアプローチによって区別されます。現在環境に存在するのは《ピジョットex》型(≒《メロコ》、《ネオアッパーエネルギー》などの採用)、《ネイティオ》型、《リザードンex》共存型、ロスト型の4種が存在します。

今大会においては、ロスト3・リザ2・ネイティオ1という分布であり、純粋にエネ加速として強力であることと《ドラパルトex》以外のアタッカーを採用できることが強みの2種が大多数を占めました。

リー

リー 使用

ドラパを握った理由はパオが使えないから流行っているデッキを握ろうというテキトーな理由です

マッチングは、
ライコポン(カエカエさん)先✕先✕
サナ(オオキサン)先○後○
サナ(レゴさん)後✕先○後✕
ピジョリザ(にら君)先○先○
リザパルト(ETAさん)先○後○という結果でした。
ライコポンは不利でストレート負けしてますが、2戦とも巻き返せそうなところまでいき、ハピナスよりかは全然勝てると思いました。上手い人のサナはかなりきついです。マシラとクレセリアがずっときつかったです。また、フーディンをずっと縛られるのでかなり苦しい対戦でした。ピジョリザやミラー戦に関しては早めに殴り始めること、ダメカンをばらまいてデヴォで盤面崩壊させれば勝てると思ってます。
感想としては、手札干渉4枚目が欲しい、メロコが欲しいと思った場面があった、ヘビボはほとんど使わないというような感じです

Q.こだわりベルトとジャミングタワーの採用意図、実際に使った感想を教えてください
A.こだわりベルトはルギアとギラを見てたのでマッチング的にはほとんど使わなかったのですが、オオキサンのサナ対面で終盤お守り付きのアヤシシをベルトジャミングタワーでワンパンできたのはかなり良かったです
ジャミングタワーの採用理由としては最近マキシマムベルトが流行っているのでそれを発動させないようにするためです!また終盤に貼って自分がデヴォされるのを防ぐためにも入れました!

注:他にもジャミングタワーはサナやライコオーガポンを始めとしたお守りによる確定数ずらしを防いだりもできてかなり強力なカードに感じました。

ETA

ETA 使用

マッチング
ロスト ×○○ ネクラアズマ
ロストギラティナ×× せらちょむ
ルギア×× たっちゅ
サーナイト×○○ だいばろり
ドラパルト×× リー

使用意図
JCS自体はルギアかドラパルトかで迷っているがほぼドラパルト行こうと考えてるので今回はドラパルトを選択しました
対戦した感想では個人的には全然ありだと感じました。今回はBO3だったので1戦目にどちらかのラインを見せない方法がとれて2戦目以降に逆襲する事ができた。ネイティオラインはサブプランにしかならないが展開できた時の安心感は良かった。ロスト軸にあたった時がキツく感じた。

Q.どのような経緯でリザネイティオの共存する構築に至ったかとエースペに回収サイクロンを採用した理由をお伺いしたいです
A.最初のリストは凡骨さんのnoteを見てもらえれば助かります。あのリストでリザードンが2回たてることあります?って話しをして立ちますと言われ自分なりに改良したのがこのリストになりました。
これで回したら最初のドロソが欲しいってなりネオラントを外してロトムになりました。その時ワタルと炎エネが多く感じたので自由枠になり今回ネイティオラインを入れてみた感じになります。1人回しでも感覚はよかったけど大会形式は初めての試みでした。リザードンのデッキにあるピジョとビーダルがあるリストからいけるかもの気持ちでこうなりました。

エーススペは他のを試していないというのが一番です。他を入れるとしたらプラキャ≧アンフェア>アロマ>その他って感じがします。回収サイクロンで戻したエネを使い回せるのは強く感じました。

【追加で頂いた情報】
ジムバトルやフリーで10回ないくらい回した感じ、出力は変わらずほんの少し事故率が上がってる印象で、ネイティオライン弱くね?という感じになり、BO1であるDAY1向きで無いと思いました。逆にBO3で隠しながら戦うことを考えたら事故率が上がっていてもネイティオラインは入れてもいいかなと思います。 エーススペは回収サイクロンorアンフェア+フトゥーになりそうです。サイクロン自体は使いやすいです。アンフェアは使いやすかったですが回収手段が無く負けっていう事が多く、アンフェアを採用するならフトゥーと一緒に採用すべきだと思いました。プライムキャッチャーは雑に強いですがこのデッキでは使いにくいと思いました。

上記記事より

ロスト系統

 使用数が多い中で最も結果が良かったのはロスト系統だったように思います。それぞれが独自にチューンアップした構築を使用していた方が多かった印象があり、それらが十分に機能していたこととシンプルに使用者の練度が高い傾向にあったことが好成績の理由だと考えられます。
 一方で依然環境TOPシェアである《ドラパルトex》へのアプローチと多方面に採用されている《ハバタクカミ》や《クレッフィ》が実際にどれだけ存在するかが懸念点だと思いました。
 また、プレイ難度の高さや非常にプレイ時間がかかりやすいこと、環境が素早く変化する中(シティリーグが終了したため以前よりは緩和すると思われますが…)で逐一リストを最適化する必要があり、サナ以上にオールインする覚悟が必要だと感じました。

Gahara

Gahara 使用

マッチング
1.ドラパリザ WLWシバさん(サイド差)
2.サナ WLWレゴ君
3.ちょむギラ LWWせらちょむ
4.古代バレ WLWノダさん(サドンデス)
5.ロストドラパ LWWJustice君(サイド差)

使用意図
JCS参加者の壁役として1番練度が高いデッキを握ったのが大前提 BO3形式で強いデッキタイプであるルギアに負けない構築かつ前日の紙と人でサーニーゴさんがリザを使用していたので増えると予想 基本的にBO3形式で苦手なデッキタイプがほぼ無いと考えロスバレを選択しました

採用札回り
ロストスイーパー2枚 →先2ミラゲラインへの補助、3戦目突入時に      後1で試合を決められるよう2枚採用 ・感想 構築はBO1と大きく離れないようにしつつ、先攻時のパワーを上げる+後1で試合を決められるよう調整 また去年のJCSでの経験もあり、1試合目取った後のタイムコントロールも上手く出来たと思う ※2戦目が劣勢な際も即降参ではなく、3戦目サイド差まで含めて勝てるように調整する等

Q.BO3形式で苦手な対面がほぼないと考えてロスバレを使ったということですが、BO3形式において使用を敬遠されると予測したのはどういったアーキタイプになりますか?
A.遅いデッキ全般は敬遠されると予想して、
・サーナイト
・ドラパルト
この2つのシェアは減る読みでした

Q.実際に当たるとかなり苦しいマッチングでしょうか? 特にドラパに対するロスバレのアプローチとして、このリストに採用されているかに関わらず何か策があれば教えていただきたいです
A.
・苦しいマッチング サーナイト(クレッフィ採用のみ) ライコウ殴り出しやスイーパー多めなので抗えはするが、かなり苦しい対面だと思います 今回はツキを採用しているのでかなり広い範囲を見られるようになっています
・ドラパ対面 マシマシラがほぼ完璧な回答になります マシマシラとカートでドラパが200打点のみのポケモンに成り下がる+ロストマインの打点が伸びるおかげで非エクだけで戦える対面になります 早めのロストマインからシステムを破壊してツツジを絡めるだけでかなり有利に立ち回れます 最後にツキで突撃する事も出来るので、マシマシラを採用するだけでほぼ勝てます
今回はいない読みだったので苦労しましたが、スイーパー2枚採用の速攻手裏剣等でなんとかなった印象です

ひかる

ひかる 使用

マッチング
サナ LWL
リザドラパ LWW
サナ WW
タケポン WW
ロスギラ LL

イサハとはちまき入れてる理由は 悪リザが環境に戻ってくる読みで、非ルールでリザを1回倒したい為採用しています。
実践においても、サナ戦でHP120の素点100が偉くて、やりずらいってコメントもありました。 実践では特に活躍はできなかったはちまきですが サナ戦でしゅりけんをキルリア&サーナイトに打った返しにマシマシラでサナにのってる30を返されて残り250になった時にはちまきガチグマで圏内にいれれるのは偉いなと思いました

Q.対ドラパの相性、立ち回り方を教えてください
A.今回当たったドラパの型はドラパリザでビーダル、ピジョット、ロトムとてんこ盛りでした。
サイドプランは、1-1-2-2(おとぼけ、手裏剣をexと裏のポケモン、exをガチグマ、ボスでロトム取り) 2-2-2(手裏剣、ロストマイン、ボスロトムガチグマ) このようなプランで勝ちました。(たしか…)
基本は手裏剣かごっつぁんで2枚取り(できれば手裏剣打ちたい…) おとぼけ+ガチグマで2枚。 ヤミラミ2回起動で2枚かロトム・ネオラントをボスガチグマ。 このプランを意識しています。 ドラパの型が多くて対面によって戦い方はもちろん変わるんですが ピジョ型でなければ、そんな負けることはないかなと思っています。
かなりロストが溜まるスピードが速いので 相手が動き出す前にこちらが攻めれるので意外と押し切れます。 先2ファントムダイブは知りません
ロスト型と対面したことないのでそれだけ未知なんですけど もうJCSの頃にはドラパそんなおらんだろ読みでもあるのでそこまでドラパは意識してません

アウフタクト

アウフタクト 使用

マッチング
サナ ✕✕
ミライドン ✕〇✕
不戦勝
ロストドラパ 〇✕〇(サイド差)
サナ ✕✕

使用した意図
強引にサイドをとる手段が多数入っており幅広く戦える
アクロマ+オーリムで手札干渉後も復帰しやすい
ギラティナvは対サナ用のアビスシーク+封印石要員で採用
アビスシーク+アクロマでロストを進めてそれなりにゲームができた
対サナでは最速しゅりけんorごっつあんを目指したが、結局返しのアンフェアで詰まってしまった ジェットは入替節約のため採用 きょくらいごうでは使えない
反省点
・対サナのプランを見直す必要あり キャンコロ2枚程採用してロストを進める、序盤タケルライコで戦う等
・タケルライコの上技を忘れていた(手札トラッシュ6ドロー)序盤のアンフェア後に打てれば立て直しできそう
・現状のリストでは青ロストに弱そう カイナ・ガチグマの返しにキバを投げたい
・当然ながらエネ管理めんどくさい ギラは抜く

Q.青ロスト対策の"キバ"の詳細とギラティナVや草エネを抜いた代わりに採用する候補カードを伺いたいです。
A.イダイナキバのうち上技・地盤崩壊のものです。現状のリストではカイナ・ガチグマを倒せるポケモンがライコのみです。 このイダイナキバは下技弱点込で上のポケモンを倒せるためサイドレース優位が見込めます。 (要求エネが重たいです、、)
従来のロストライコの型に立ち返って、闘エネ・オーリム博士の気迫を増やそうと思います。森の封印石を利用する為に他のvポケモンを採用するかもしれません。


せらちょむ

せらちょむ 使用

1戦目 サーナイト◯×◯
2戦目 ドラパルト◯◯-
3戦目 ロスバレ◯××
4戦目 ミライドン◯×◯
5戦目 古代×◯×

今回はロスギラに雷エネルギー、ダブルターボ、テツノカイナexを入れたデッキで挑みました。
まずダブルターボについては、ギラティナVstarのロストインパクトや、カイナ、ガチグマの技と相性が良くミラージュゲートを節約する事が出来て、実質5枚目のミラージュゲートとして使えます。
テツノカイナexを採用した理由としては、イキリンコexを採用したデッキが環境に増えており、3-2-1などのサイドプランで試合を進める事が出来る事、他にも苦手なルギアやサーナイトデッキや古代デッキにも強く使える為です。
実際5戦目の古代デッキ対面ではごっつあんでサイド6枚取って勝ちました。
今回は色々とお試しと思ってこのリストを使いましたが、前日の深夜に急遽組んだ事もあり、あまり上手く使えてなかったなと思います。
また、3戦目のロスバレ対面ではカイナスタートしてしまった事が負け筋となってしまったので、スタートしたりデッキのエネの種類を増やして回しづらくする程採用するメリットは薄いなと感じました。
草エネを2に減らしたのも、かなり回しづらかったです。
ロスギラを使用するなら、やはり普通の形にした方が無難だと実感したので、そこは良い点です。
他のデッキと練度差がありすぎるので、本番もロスギラを使用すると思います。 


ジオン

ジオン 使用

マッチング
ロストドラパ 後L先L
ロストドラパ 後L先W後W
青ロスト 先W先W
ミライドン 先W後W
青ロスト 先W後W

頂いたメモそのまま

Q.キャンコロはプラキャとのシナジーを評価して採用した形ですか? また、個人的には4枚目のギラ下の価値が高いと思ってたのでそこについてお聞きしたいです。
A.キャンコロはそうです、プラキャとの相性いいので、ベルト抜いたぶん、レクイエム以外にサイド2取る手裏剣に特に価値が高いとの考えです
ギラ4枚目は素引とか、ベンチに2体ギラ起きやすいなるメリットはありますが、クマとウッウ2枚とかもいるので序盤ギラ置けなくてもある程度何とかなるのと、先行取るのでギラスタートして欲しくないので3で今は特に困ってません
ギラ4枚目よりツツジ2枚目が欲しくて、抜くならポフィン1枚かペパーかウッウ1枚かな ツツジ2枚目は出来れば欲しいぐらいのニュアンスです

Q.ツツジを増加したいのはゲーム中に絶対打ちたくて、1枚はロストしてもいいようにしたいからということですか?
ナンジャモの2枚目はどうでしょうか?
A.そういう認識です
確かに序盤に後手1ごっつぁんの返しにアクロマない時とかにナンジャモあればと思います

※その後話し合った結果、後1ごっつぁんプリファイを先2ナンジャモで返すには
先1と先2合わせて5~6回花選びして、そこに《ロストスイーパー》、《ギラティナVSTAR》or《アカツキガチグマex》、《ミラージュゲート》が要求されるため現実的ではなく、前述の理由で採用する意味合いは薄いという結論がでました。

緑タケルライコ

 CL札幌後環境において脚光を浴びており、多くの人が着手していると思われます。《タケルライコex》のHP240がドラパルトやミライドン、ルギアといった上位帯に対して強力であること、青天井火力によってドラパルトに対して高いハードルを課すことができる点が強力です。
 以前まで存在した《スナノケガワex》採用型に対してドラパルトはダメカンをばらまくことで特性を発動させずにサイドを複数枚所得出来るため青天井火力という強みを活かせませんでしたが、緑オーガポンであればそういったケアが存在せず能動的にエネ加速→火力へ変換することが可能であり強力です。
 環境が進むにつれ警戒されることが多くなることが予想されますが、《オーリム博士の気迫》で古代のサブアタッカーを使用できることや《鬼の仮面》によってオーガポンのスイッチも可能であることから、ある程度の環境適応力も期待できるかと思います。
 このデッキの世間の評価のメタゲームへの影響が大きいことを考えると、使用するかしないかに関係なく今後の展開に注視する必要があると思います。


カエカエ

カエカエ 使用

マッチング
ネイティオドラパ ○○
カビゴンLO ✕○○
ロスドラパかがリザ ✕○✕
爆速ロスバレ ✕✕
ミライドン ○○

使用意図:流行りのドラパ、ミライドンにかなり有利
BO3で試行回数が多いので後1種切れイージーWinも狙いやすいかなとも
使用した感想:ドラパ、ミライドンにはしっかり勝てた なんだかんだLOも勝てそう かがリザとガチグマがキツすぎるのでロストシティを採用して倒す事で再利用させずにライコを押し付けていけそう

Q.ガチグマがキツいイメージはなかったのですが、hp260がデカすぎてリソースが苦しいってことでしょうか?
A.ロスト側にガチグマされて自分の盤面のエネが消えると次打つサポがだいたいオーリムになってしまってナンジャモが打てず苦しかった印象がありました。 今日のロスト対面はこっちがオーリムをあんまり打てずに先にロスト側が殴ってきてたのでお互い回った時の感覚とかはもうちょっと楽かもしれません。

Q.シクボの使用感や他エースペ候補についてお伺いしたいです。
A.シークレットボックスはこのデッキだといちばん強いと思います エネをトラッシュしながら確定でオーリムを持ってくるポケギアみたいな感じがかなり◎ 序盤はもちろん中盤のエネルギー回収オーリムでエネつけまくるのも楽しいです
シクボ以外の択はオーリムを打った後に裏呼べるプライムキャッチャーかオーリム打った後に手札干渉できるアンフェアスタンプですかね

Q.対リザの評価を教えていただきたいです
A.対リザは輝く枠とエーススペック枠で有利不利がかなり変わる対面だと思います
不利: かがやくリザードン&マキシマムベルト
微不利: かがやくリザードン&アンフェアスタンプ
     かがやくリザードン&プライムキャッチャー
五分: かがやくアマージョ&マキシマムベルト
有利: かがやくアマージョ&ベルト以外のエーススペック
サイド1ポケモンを盾にしてサイドを取らずにライコを育てて行って相手のV、exポケモンを取りに行ける時に殴りに行きます 基本ライコの育て待ちなのでマキシマムベルト採用だと先にオーガポンなどを狩られて一気にきつくなります かがやくリザードン採用だとサイド2枚とった所から起動されてサイド差が追いつかなくなるのでほぼ負けます

カビゴン

 「変幻の仮面」にて登場した《おはやしふえ》を獲得したカビゴンデッキは、CL札幌以降から最大枚数採用した形を多く見かけるように感じます。
 それに応じて《アカツキガチグマex》登場以降のトレンドであった「殴れる」カビゴンからクラシックな「LO一本」カビゴンが主流であると感じます。
 また、テレポートブレイク+《ハバタクカミ》、《クレッフィ》+《サーナイトex》といった盤面を形成しカビゴンを無効化できるため苦手としていたサーナイトに対しては《おはやしふえ》に加えて《ハンディサーキュレーター》によってエネを集約させることで盤面を崩すことも可能になりました。
 依然強力なデッキタイプですが、DAY1はオポネントを考慮する必要がないこと、DAY2は延長戦やサドンデスといったルールがあることから単純な立ち位置とは別の懸念点が存在します。
 使用しない場合についても、リストによって正しいプレイが異なるためどういったリストが多いか、リストを判別できるポイントはどこにあるか等、対面した際は時間内に勝てるように準備できていることが理想です。

レイ

レイ 使用

マッチング
ミライドン WW
ライコガポン WLL
ライコガポン WW
ロストドラパ WW
ルギア WLW

使用経緯
環境に一定数以上いるデッキ全て5分以上の 有利がとれる=1番強いデッキだと思うため
使用感
やはり環境的に1番強いデッキなのかなと感 じました。リストはこの60枚から変えたい と思うところはありませんでした。使用感 抜群です。
野党、ナンジャモあたりは1枚増やしてもいいかもしれませんが入れ替える枠がないので61枚目にはなりそうです。
ビワではなく野党の理由は環境的にビワより野党の方が刺さりがいい場面が多いためです。

Q.今回のルールはサイド差で決着が決まるケースが多く、コントロール系統のデッキを使用することに対するハードルがあると思っていました。今回の大会のルールにおいてコントロールを使ったことに対しての感想をいくつかいただきたいです。
A.いつもよりも素早く回すように意識してやっていけば時間内に間に合うと思いました。また先程のものにある通り環境デッキ全般にやり合えるデッキなので勝ち勝ちの2戦で終わらせられるとも思っていたため持ち込みました。
感想としてはBO3の大会にカビゴンを持ち込むのはオススメ出来ないと思いました。デッキは強いので勝ち勝ちの2戦で終わらせられることが多かったのですが、いくら自分が早く回してもこちらがコントロールデッキである以上相手が考える時間が普段よりも増えてしまうためかなり時間がギリギリになってしまいます。サドンデスでは勝てないデッキなので先の展開をいち早く予測して早めの投了も視野に入れていかないといけないと思いました。1試合を15~20分程度で終わらせられるなら間に合うと思います。
結論としてはJCSではday1でとても力を発揮できるデッキだと思います。

Q.環境的に野党三姉妹の刺さりが良いという話がありましたが、その詳細を教えていただきたいです。 例:環境で立ち位置の良いデッキに対して野党がより刺さる、落としたいグッズが手札に来たらすぐ有効に使用される(手札に貯めるケースが少ない)等
A.例にある通りです。こちら視点で落としたいグッズは入れ替え、手帳、釣竿辺りが全デッキ共通の当たりになります。
これらのグッズはロスト系統のデッキ以外は全て引いたら即座に使われてしまうためビワを使っても当たりが引けないので、それなら山に残ってるうちに野党を複数回使い、山にあるものを引かれる前に落とす方が勝ちに近づけます。なので野党の方がオススメです。
ビワの打ちどころとしては先行2ターン目or後攻1ターン目、または相手のサイドが6枚残っている時です。このタイミングだと相手は入れ替えなどを使用する前になってくるのでトラッシュさせることが可能です。
後は入れ替え+何かが必要な時にその何かが揃っていなく、相手が動いてない時は手札に持っていることが多いので効果的です。 ロスト系統のデッキだと野党よりもビワの方が価値が高いです。

ラッキー小林


ラッキ=小林 使用

マッチング
ピジョリザ WW
ルギア WW
ミライドン WW
ロストドラパ LL
サーナイト WLL

・カビゴンLOを握った経緯
自分が1番練度があるデッキだったため。あとはシンプルにBO3でコントロール使いたかっただけです笑 ピジョコンと少し迷いましたが安定感に欠けるピジョコンは1戦負けるとその時点でほぼ負けが決まるBO3においては少し不向きかなと判断しカビゴンLOを選択しました
・構築について 事故負けを1戦するとその時点で負けがほぼ決まってしまうので事故りにくい構築を意識しました(ロトム2枚、ボウルタウン) また、25分のBO1とは違い持ち時間に余裕があることからシマボシ2枚採用にし、グッズやポケモンのどうぐを無限に使い回せるようにしました。実際とても強かったです。 オシャレポイントとしてマンタインを採用しました。最近はマンタイン入りの構築はあまり入っておらず相手側も入ってないプレイングをよくしてくるので。また、1戦目でマンタインを見せても見せなくても相手側は2戦目のプレイングが難しくなると思いました。おはやし笛、エリカの招待、マンタインの全てをケアするのはほぼ不可能に近いかなと。こちらも採用して正解でした。 BO3向けの良い構築が組めたと思います。もう一度BO3大会しますと言われても同じ60枚で出ます。
・BO3を経験しての感想 自分が思ってるより数倍コントロール不向きなルールだと感じました。 1戦目を絶対勝ちつつ2戦目は相手にサイド4枚以上取られないように立ち回る。制限時間50分というのを活かして上手く時間を使っていきながら対戦したいが、投了のタイミングはほぼ相手に権利がある。 なかなかのハードモードでしたが普段と違う頭の使い方をしなければいけないのもそれはそれで奥深く楽しかったです。

古代ウィニー

《アンフェアスタンプ》登場以降は手札干渉に対する耐性の低さからシェアを落としていました。
 「変幻の仮面」以降環境においては大流行したドラパルトに対してアンフェアスタンプが有効に働きづらいこと、ドラパルトに対抗するため前のめりなデッキが増えたことで間接的に立ち位置が良くなりました。また《シークレットボックス》を獲得したことで自身の動きも強化されました。
 今大会では使用数1ながら好成績を残しました。後1で打点を出せることや《ハバタクカミ》で相手の動きを止めることもできるためサイドを先行することに対して適性がありBO3に向いているように思いました。
 環境に《アンフェアスタンプ》をはじめとした捲り意識の高い構築の数がどうなるか次第ですが、JCSのダークホースになりうる可能性は高いと感じました。


ノダ

ノダ 使用


頂いたメモそのまま

Q.パッチ増量するならどこを減らしそうですか?
A.スグリoutですかね、 どうしてもスグリ使いたくて無理やりいれてるところもあるので…。

Q.スグリを使用したかった経緯とかありますか?
A.一昨日スグリ入れてる古代と戦って予定外の打点を受けて自分が驚いたので、自分も使ってみたいなぁってところがスタートでした

《ルギアVSTAR》

 CL札幌においては《レガシーエネルギー》登場によって強化されたこと、既存の洗練されたリストを流用できたことから好成績を残すことができたと考えられます。
 CL札幌後はミライドンやサナ、タケルライコの台頭によりマークがきつくなったように思えますが、先2アッセンブルが強すぎる(できなくてもまあ強い)ため依然環境の一角にいます。
 プレイングが易しめな部類であり、理想ムーブの時のパワーは随一であるためDAY2に上振れ期待で使用数が増加する傾向はJCSでもあるかもしれません。
 DAY1で使用する際には10回戦の使用に耐えうる設計が求められます。

たっちゅ

たっちゅ 使用

マッチング
ミライドン LWW
カビゴン LL
ドラパリザ WW
ブジンホムラ WLW
カビゴン LWL

ルギアは事故りやすいデッキなのでBO3のルールだと一回なら事故ってもいいのでBO3と相性がいいと思ってルギアにしました(ΦωΦ)!
チラーミィが枯らされるときが多いと思って入れたアヤシシが強かったです(ΦωΦ)!

Q.エーススペックがレガシーエネルギーですが、
①色要求のアタッカーを採用しなかった理由
②他のエーススペックと比較して採用した理由
についてお聞きしたいです!
A.
①カイナは改造ハンマーでレガシーエネをトラッシュされると技が打てなくなってしまう、水オーガポンはレガシーエネのサイドが取られる枚数が1枚少なくなる効果を強く使えないという理由で、色要求のアタッカーを採用しませんでした(ΦωΦ)!ハマナのバックアップを採用すればカイナを入れてもいいと思います(ΦωΦ)!
②序盤から博士とかゼイユを使うことが強いと思いました。ネオラントを序盤に出してはかせをもってくることが多いので、場に出したネオラントを山に戻して、負け筋を消したり、もう一度ルミナスサインを使ったりする動きが強いと思いました(ΦωΦ)!

リザードンex

 大流行したドラパルトに不利であることから一気にその数を減らしましたが、ミライドンやサナの増加と、研究が進んだことにより《かがやくアマージョ》採用や《フトゥー博士のシナリオ》2枚採用によってドラパルトに対して十分に戦えることから再び数を増やしつつあるデッキです。
 一方で《かがやくリザードン》を採用できないデメリットは相当大きいと思われます。
 なお、苦手であるカビゴンが使いづらいDAY2環境ではさらに立ち位置が良くなると思われます。使用する際は環境がどうなるか、プレイングで補完できる領域を十二分に確認したうえでリスト決定を行いたいです。

にら

にら 使用

マッチング
カビゴンLO
ミライドン
ミライドン
ドラパルト
サーナイト

Q.現時点のリザは輝アマージョ採用やフトゥー2採用などドラパを重くみたリストが多い印象です。
今日使用されたリストはたねポケモンのHP以外はクリムゾンヘイズ環境に流行したものに近しいものだと思いますが、
①ドラパが少ない読みだったのか、ドラパ対面の対策はこれである程度あるのかについて
②大会で4戦目に対戦した時の感想 
をお伺いしたいです
A.現在流行しているドラパルトは先2ファントムダイブができないorできるがその後が続かない印象で、先2ファントムダイブさえ飛んでこなければこの構築でも十分戦えるという判断です!
4戦目は第一ゲームで途中までは順調でしたが、プレイミス(カウキャが使えない場面でカウキャを持ってくる、 その後盤面を見て気づく)をしたため全てが崩壊しました… 第二ゲームは手札の噛み合いが悪く、何一つ進化できないままファントムダイブ連打で盤面崩壊して負けでした…


終わりに

 まず初めに、第三回虹霓戦に参加いただき本当にありがとうございました。また、情報共有にご協力いただきありがとうございます。
 本大会はJCS参加者の壮行会を兼ねたようなものを行いたいと考え企画しました。つい最近ふらっと帰ってきたようわからん奴が主催する大会に多くの方に来ていただけて感無量です。
 殆どの方がしばらくの間いわゆるオフシーズンになりますが、機会があれば第四回大会を開催しますのでその際は是非ご参加ください。
 また、虹霓戦とは別に公認イベントとしてポケカ交流会の方を6月から開催します。そちらのほうも何卒よろしくお願いします。

 本稿が皆様の一助となっていれば幸いです。

ak (@A_K_ptcg)


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