備忘録:4/18シティリーグ宮崎
とりあえず簡潔に。校正は一度しましたが乱文だと思います。以下基本常体。
目標
JCS優先権を得るためのcspの獲得。
4/9現在のボーダーが125pt、現在獲得しているのが85ptであるため、最低でも準優勝の75ptは必要だろうと考えた。
決勝Tではほぼ負けられない為、上位に上がるだろうデッキを予測して有利なデッキを持ち込む必要があると考えていた。(あくまで当時は)
各デッキに対する評価、及び宮崎環境での立ち位置
1.三神ザシアン
炎mmと悪mm(加えて草mm)の台頭により既存の構築をリペアする必要がある。リペアできるのであればmm系に有利を取れるデッキに五分以上取れることが多いため十分候補になりうる。
宮崎環境に於いては一定数いるデッキであったが、マルヤクデとmm増加の逆風も受けている為0〜1回程度当たるぐらいの数と考えていた。
2.ビクティニVmax
炎mmと悪mmへの勝率を考えると非常に使いづらい。対策カードを入れる枠も乏しく使用候補からは外れた。
宮崎ではマルヤクデが圧倒的人気を誇るため、そもそもビクティニを使う人が少ない。そしてその中でビクティニを使っていた方々は現在の環境でわざわざビクティニを使用するような人々ではないと考える。ほぼ当たらないだろうという見込みだった。
連撃ウーラオス
mm系統に不利だが、メタカードを比較的機能させやすい為わりとなんとかなる対面である。他には5分あると考えているため十分候補である。
宮崎環境では一撃連撃シーズンでもほとんど見かけなかったため、イマイチ数が読めない。1回は当たるだろうと考えていた。
マルヤクデVmax
水系統と悪mm以外の不利対面が恐らくないため、かなり使用しやすい印象がある。しかし不利対面の改善が難しいこととミラーの難しさを考えるとあまり使用したくないデッキである。一応候補。
宮崎環境では中々使用数の減らない稀有なデッキである。CL愛知で結果を残したこともあり2回以上は当たってもおかしくないと考えていた。
炎mm
立ち位置は中々良いデッキである。mm系統に有利が取れるだろうムゲンダイナにもガラルサンダーで対抗できる。特性ロックへの耐性に乏しいが立ち回りでなんとかなる範囲だと思うため候補であった。
宮崎環境では三神を使用していた層がこのデッキに流れてくると考えている。1〜2回当たると予想した。
悪mm
現環境の中心といって差し支えないデッキである。mmでありながら対Vmax性能が高く、超タイプに弱点を突きやすいため対応できる範囲が広い。特性ロックにも対応可能であるため十分候補だった。
宮崎環境では、炎mmと同じくデッキを固定していない層が使用するため1〜2回は当たると考えていた。
個人的には悪mmを詰めるか、悪mmに5分以上あるデッキを探すかのどちらを選択するかが今回のシティリーグにて1番大事な点だと考えていた。
・ムゲンダイナ
mm系に基本有利、デッキも回しやすい為候補の筆頭である。闘系等に関してもガラルファイヤーやウィークガード、おおきなお守りで対応しうる範囲であるため大いに評価している。
宮崎環境ではあまり見かけないデッキだったが、闘系統も同様に見かけていないこともあり1〜2回当たる程度の数と予想していた。
・インテレオン
炎系統に弱点を突き、mm系統に特性ロックで対策することができるため環境での立ち位置は良い。
一方でデッキパワーが抑えめであり、増加すると予測しているムゲンダイナに不利であるため弱めの使用候補である。
宮崎環境では以前より炎が多い環境でありながら水系統の数は少なかったため、同様に数が少ないと予想している。特にインテレオンはカード自体を集めにくい点も考慮している。0〜1回程度当たると予想する。カジリガメの方がまだ当たる確率が高い。
・マッドパーティ
mm系統に軒並み有利、炎系統にも有利を取りやすいため十分候補である。三神の数の予想と対ムゲンダイナは検証する必要がある。
宮崎環境では全く見なかったデッキであるが、環境を考慮して使用する方もいるかもしれない。このデッキは他に比べ非常に安価であることも追い風である。総じて0〜1回当たると考えていた。
・ドラパルト
悪mmとムゲンダイナが非常に厳しい。それぞれの対応策さえ採用できれば無しではないが、そうやってパワーの落ちたデッキではマルヤクデ等に押し負けやすいだろう。弱めの使用候補である。
宮崎環境では固定で使い続ける層がいるため0〜1回当たると予想していた。
以上が大会10日程前までの考察である。
しかし、大会前週のシティリーグの結果から自身の思うよりも早いスピードでメタが回っていることが判明した。
当時、非常に立ち位置が良いと考えていたマッドパーティ及びムゲンダイナが次々に入賞を果たした。また、迷ったら連撃ウーラオスと考えていたがこのデッキも入賞数が目に見えて多く、予定していた候補全てに対してマークが強くなることが予測された。
この時点で大会当日まで残り6日となりメインの候補をとりあえず決めなければいけなかった。再三語るが、宮崎環境ということに加え予想以上のスピードで環境の淘汰が行われた為、全く環境が読めないこの時点でデッキを選択するならば、練度や適性で決める他無かった。
そのため、基本は連撃ウーラオスを使用することを決め各対面との練習をすることになった。
直近で1番長く使用してあるデッキであり、ある程度のプレイングも理解できており実際の勝率も良かった。何より現環境で最もパワーのあるデッキだと考えていたので心中することにした。
使用リスト
後1でのどんどん呼ぶから動くことを前提に組んでいるためデデンネ等を採用していない。
このデッキに於いてはデデンネに繋がるカードの価値が低く、不採用のタイプの方がパワーが高いと考えこのような形になった。
一部カードについて詳細を追記する。
・エネルギー配分
以前まではストーン闘エネルギーが4枚入っていたが、結果を残していたムゲンダイナにうねりの扇が複数採用されているのを確認したため以前より基本エネルギーの量を増やした。
・シバ
沢山引きたいが研究でリソースを切りたくない場面が多いと感じたため、後2で裏工作から引っ張ってくる強いサポートとして採用した。直前に思いつきぶっつけ本番で使用したが使用感は中々良かった。しかし、弱い場面で使わざるを得ない場面もあり難しいカードであると感じた。メリットとデメリットを4枚目の研究やマリィと比較しても、サーチで選べるという点で僅かに勝るのではないかと今は考える。
・やまびこホーン
最強だった。マルヤクデ相手にはキョダイレンゲキの的を増やし相手のサイドプランを崩し、マッドパーティ相手にベンチを埋めながらポットデス・ヤバチャを2枚取りすることでアタッカーをホルビーのみにすることができた。
対戦相手が強ければ強いほど相対的に評価が上がるカードであり、過去4,5回来た宮崎大会の中で間違いなくトップクラスにレベルの高いメンバーが集まっていた今大会では採用して大正解のパーツであった。
マッチング
※敬称略
予選
1.マルヤクデ(vsRYOU) 後○
2.連撃ドラパルト(vsなおっぴ) 後×
3.ムゲンダイナ 後○
4.マルヤクデ 先○
3位/28人中で予選通過
決勝T
1.マッドパーティ 後○
2.マルヤクデ(vsRYOU) 後○
3.連撃ウーラオス 後×
結果:準優勝
予選の連撃ドラパはプレミで負け確定になったので猛省している。
一方でマッドパーティ相手には相手の序盤の躓きに助けられながらも最善のプレイで細い勝ち筋を倒せたと思う。
決勝のミラーは手札が途中で詰まったこともあったが相手の方がミラー対策の厚いデッキであり完敗だった。
全体的に運が良かったことは間違いないが、それらをプレイエラーで取りこぼすことが殆どなかったことは練習した成果であると胸を張りたい。
尚あれだけ記述していた宮崎環境については意外と的を得ていた。今回は鹿児島からの参加者が比較的多かったことも大きい(鹿児島はあくまで比較的だが他の環境に近しい)が、三神を使用していた層がムゲンダイナ・連撃ウーラオス・黒mm辺りに散っていたことが読み違っていた点だった。
今大会はムゲンダイナ・連撃ウーラオスがツートップ。次点で黒mmとマルヤクデが複数、他は点在という形だった。読み違えた点は追い風になり得たがその恩恵を受けられたのは一度だけだった。
連携ウーラオスを選択したからこその結果であったが、トーナメントの上がり方や全体のデッキ区分を見るに最善ではなかったと考える(最善が何であるかは現在もよく分かってない)。
大会までの取り組み
前回のシティリーグの備忘録を見たときに記載がされていたので見比べるために追記。
今回は以前よりお世話になっているいちょーさんとのリモート対戦による調整のみであったが、大きく2つの理由がある。
1.愛知CLに向けて同様に調整をしており、同一プールでもあるため自然な流れであった。
2.コロナ禍で対面による調整が難しかった。
前回と違う点は対面かリモートか。もう一つは少人数か大人数かである。
リモートか対面かについては対面の方が圧倒的にしやすかったが、これは自分の環境が整ってないからだろう。カメラ等を用意さえすれば余計な時間も取られずカードの持ち込みにも制限がないためメリットは十分にある。(勿論対面の方が楽しくモチベも上がる)
なんにせよJCSの開催が決まった暁には整える必要があるだろう。
少人数か大人数かについてだが、少人数の方が捗った。これは単純に前回の調整会は人数が多すぎて交流会としての側面が強かったからである。あの調整会にはシティリーグ本番に出ない方もいた。愛知に出られなかった自分自身が痛感したが大会に出る人と出ない人のモチベーションを同調させることは非常に難しい。目的の違う人たちと意見を交わして求めているものを得ることは困難だったのだと再認識した。(あくまで調整会としての評価であり、あのような企画自体はまた時期を考慮して行いたいと考えている)
そして、愛知大会の調整の時も思ったが2人では流石に少なかったとも感じた。体感ではあと2〜3人ほど欲しいが、面識のない人といきなりするわけにもいかないし非常に悩ましい問題である。
なんにせよどのように取り組むかについては他の項目以上に改善の余地があると感じた。
以下敬体
終わりに
まず、今日までお世話になった多くの方々へ感謝します。ありがとうございました。
特に2週間に渡って調整に付き合ってくれたいちょーさんには本当に感謝しています。彼がCLで奮わなかった分、自分自身が勝つことそのものに飢えていたため、目標を達成したことは本当に嬉しく思います。また、目標を達成することで少しはお返しができたのではないかと安堵しています。
恐らくだがJCSが開催されるならば優先枠を頂ける順位にいると思うので、その際は最善を尽くしたいです。
しばらくはモチベ維持も兼ねて色々なデッキを組んでポケカそのものを楽しみたいと考えてます。何か面白い草案をください。
質問等があればTwitterのDMまでお願いします。
それではまたの機会に。
えいけい(@A_K_ptcg)
おまけ
今回登録したデッキの登録名。
やることはやった。あとはこうするしかなかった。そういう思いで名付けた。
オタクなので語らせてもらうが、元ネタはsdvxの楽曲"crossing blue"のイラストレーター名義である。
「明日もまた逢えるって、期待していいのよね!」-《期待》- グレイス◆ぺぬ
これに関して語りたいことは山々あるが、語彙力と参考資料の少なさ故に、大変遺憾であるが、
「すごくエモい」
という事実だけ明言しておきたい。
余談の余談だが、デッキ名のもう一つの候補はこの楽曲名にあやかった"fighting blue"だった。連撃ウーラオスもインテレオンも青いのが中々効いてた。
リスト作成してたのが大会前日の深夜であり早く寝たかった上、綴りを間違えたらクソダサいなと思いやめた。どちらにしても厨二病臭いのは変わらないがあまり気にしないことにした。
今回は運良く応えてくれた。おかげでもっといいものに出会えそう。そんな予兆を感じた。