できないんじゃない、と言われたこと。
私は楽器の弾くことが好きで、折を見てチャレンジしているのですが
楽器演奏のいいところは個人的には
心のよりどころ。
メンタルの安定。
集中できる時間。
向上心を持てる。
おちつく。
…などなど。
それと同時にバンド活動などで仲間と息を合わせて1つの曲を楽しむことは、なんとも言えない気持ちよさがあります。
私は10年ぐらいかけてひとつの楽器をかたちにしていきます。
そのぐらいでやっと、その楽器らしい音が出せるようになってきて、上手く弾けるようになった!と音と演奏を楽しむことができるようになる気がします。
2年ほど前、新しくチェロを始めました。
とても難しい楽器で時間をかけて仕上げていくタイプの楽器なのですが、年齢とともに動かなくなる頭と体が追い打ちをかけてなかなか思うように弾けません。
しかもがんばって弾いていると、腰や指など本来痛くなったらいけない場所が痛くなってきたり…
少しずつ上達していくことを分かっているけれど、あるレッスンの時、うっかり先生に「あー、なかなか上手く弾けないですー」「難しくてできない!」とグチっていました。
すると先生が言った言葉は
「慣れていないだけ。出来ないんじゃないよ」
何気ないその言葉に、私は
「❗️」そうか!そういうことなんだ!
と、風穴があいた心境になりました。
同時にすごくいい言葉だなと思いました。
慣れていないだけ。
新しい環境に飛び込んだ時も
新入社員の時も
初めて子どもが産まれてどうしていいかわからなかった時も
自力でそんなふうに考えてこれたのに
いつからか私は「できない」と自分に限界を作って自分の力をうまく出せないようになっていたんだ。
今はこの言葉を思い出させてもらったおかげで、また新しい環境やチャレンジのハードルがポヨポヨの柔らかいものになってきました。
ありがとう。先生!♪
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