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日本語の面白さ&パートナーとのあり方

今クール、個人的No.1のドラマ

「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」

杏花(上野樹里さん)と晴太(田中圭さん)が中心となって、物語は展開していきますが、このドラマをより一層面白くしているの存在は、杏花の父である林太郎(松重豊さん)ではないでしょうか。

まず彼の職業。日本語学者。

どんな仕事なんだろうかと疑問に持つ方がほとんどかなと。僕は、縁あって林太郎のように日本語を専門に研究されている方とつながりがありまして、少し馴染みがある職業なんです。

この林太郎のモチーフとなっている方といってもいいでしょう、飯間浩明さんという方。この方のtwitterを是非チェックしてみてください。ドラマが放送される時間、リアルタイムでそのエピソードの中に出てくる何気ないセリフの一部を切り取って、解説をしていらっしゃいます。

今までとは違う視点でその言葉が見れるようになったり、もっと日本語を奥深く知りたいなという気持ちになります。是非ともチェックしてみてください。


そして、このドラマの主軸のテーマは、「結婚」。
今の時代、色々な形の結婚がありますよね。必ずしも結婚することが幸せではないと思うんです。実際に、杏花と晴太はそれぞれ訳あって、「結婚を前提としないお付き合い」をしているわけです。それは相互に納得していることですので、周りがとやかく言うことではない、そう思います。

そして今の時代、「男だから〇〇」とか、「女性なら〇〇」というのは古いという考えがあるかなと。しかし、凝り固まった古い考えというものは、なかなか簡単には社会からは無くならないですよね。ドラマの中でも、要所要所にこの表現はどうなの?と疑問に持つキャラクターの様子が描写されています。

どちらかが働こうが、お互い働こうが、それはそれぞれのカップルの自由であり、彼らの「かたち」でしょう。そこで社会からの目線を感じることもあるとは思いますが、そんなものは気にする必要ないんじゃないですかね。現代で強調されている、「持続可能性」。ドラマのタイトルにもあるように、よい人生を生きるためには、お互いが納得した方法で生きていくことが、「持続可能な関係性」を生むはずです。

このドラマを見ながらそんなことを考える日々です。
あと、おそらく残すところ3話程度。全力で「じぞ恋」に浸りたいと思います。

明日から、また生きていきましょう。

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