ミルクボーイから学んだこと
在宅勤務を余儀なくされ2週間、連日繰り返されるコロナ関連の報道、飛び交うSNSの投稿や溢れる情報に嫌気が差しています。そんな中、大好きなお笑いを見ようとYouTubeを漁っていると、2019年M-1グランプリの舞台裏を収めたドキュメンタリー動画が目に止まり、何となく見てみることにしました。
そこには、漫才に人生を懸ける芸人さん達の熱い想い、苦悩、努力の日々が描かれていました。M-1で優勝をするため、与えられた”4分間”という時間で人生を変えるため、とてつもない時間をお笑いに費やす彼らに対して、何か一種の芸術性すら感じました。
動画の後半は優勝したミルクボーイの2人にスポットライトを当てているのですが、これまで光の当たらない道をずっと歩んできて、それでもお笑いが好きで漫才が楽しくて、日本一になりたくてずっと努力してきた日々が、たった数分間の動画の中から感じ取れました。何がすごいって、バイトで生計を立てながらもずーっとお笑いの道を諦めずにやってきたこと。尊敬の念すら抱きます。下積みの頃からお世話になっている人達に優勝報告をしているシーンでは、こちらも涙が出そうになりました。
この動画を見た私は、
プロフェッショナルとは何か
を彼らから教えてもらったような気がします。一つのことに突き抜けて生きてる人はカッコいいなって思いました。人を惹きつけるのはこういう人間なんだと改めて教えてもらいました。
ジャンルや立場は違えど、僕もそう言う大人を目指してきました。サラリーマンになり3年が経ちましたが、今はアメフトのプロ選手を目指しています。平日は普通に仕事をしているため大変な事も多いですが、カナダ🇨🇦でプレーをするため、夢中でトレーニングに取り組んでいます。突き抜けた先に何があるのか、その景色がみたくて、カッコいい男になりたくて自分の身体が勝手に動いているんだと思います。
外出自粛のこの期間、家で過ごす私は、お笑い芸人に「笑い」というエネルギーを貰うだけでなく、それ以上にカッコいい「生き様」とは何かを教えてもらえた気がしました。
やっぱ、お笑いっていいですね!
以上!