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河合塾福岡校での添削指導の紹介

初めに

  ご無沙汰しております。AKです。今回は河福での添削指導に関して話していきたいと思います。自分のクラスでの添削対象は、CE(外国人授業の英作文添削)、ハイパー東大理類数学①②のテストゼミ、ハイパー東大物理テストゼミ、ハイパー東大化学テストゼミ、トップレベル古文 現代文 漢文添削および東大添削システムです。一つずつ説明して参ります。

CE添削

  Communication English (通称CE)という外国人の先生が90分の英語授業を行う講義。講義の最後には英作の添削が付く。英作は東大形式に即しており70−80語の英作文となっています。答案はWeb上にアップロードされ、Web上で返却され、福岡校では早崎スザンヌ先生が担当されてる。具体的に、添削答案は以下のようになります(自分の答案です(笑))

CE採点答案

  CE添削は上のように、nativeが不自然と思われるところを1から添削していただけます。実際東大の本試験でもnativeが添削なされるので、割と本番に近いサテンになると思われます。添削は点数がつかず、間違ったところや、表現を直した方がいいところをしっかりと見て頂けます。基礎シリーズでは15回(つまり毎週)添削が付くので、どんどんレベルが上がると思います。スザンヌ先生、大変優しいので、遅れて出しても添削してもらえます(笑)

ハイパー東大理類数学①②テストゼミ添削

  ハイパー東大理類数学、①と②でそれぞれテストゼミがあります。基礎シリーズでは2講の講義の後に、テスト講が一つある。戸田師曰く:”基礎シリーズでは東大レベルの定期考査です〜”と仰っていますが、定期考査ではない(笑)。基礎シリーズでは4問90分80点セットで行われる。①は採点が2題波平先生、2題大野先生が添削なさる。②では2題戸田先生、2題大野先生が添削なさる。理III志望は単独に抽出され、理III基準で厳しめに採点なさる(論理ミスったら10点吹っ飛ぶ())採点は本番よりかなり辛め。23年本試で80+取った人でも普通に40割る添削はかなりしっかりしている、1週間内に返される。成績上位者は204教室で掲載される。添削の様子は以下の感じ、上から順に①と②。(なお②の方はわざとIII類採点してもらったら死んでました())

①大野先生による添削
②戸田先生による添削

ハイパー東大物理テストゼミ添削

  ハイパー東大物理、基礎シリーズでは2回テストゼミが行われる。初回の範囲は力学3問セット、2回めは力学と波動3問セットとなっている。福岡校では原田先生が添削をなさってる。添削はかなり丁寧、記述の変な日本語も修正なさる。2日間で返却なさる(72枚を平日2日間で返却、バケモンすぎる)。問題の出典は過去の東大OPや東北大後期が多い。東大レベルよりやや軽めのテスト問題となっている。添削答案は以下のようになる。

物理添削

ハイパー東大化学テストゼミ添削

  ハイパー東大化学、基礎シリーズでは2回テストゼミが行われる。2回とも東大型のフルセットとなっている。75分でテストが行われる。福岡校では大澤先生が添削をなさってる。添削はかなり丁寧、記述の変な日本語も修正なさる。数週間で返却なさる(72枚もあるので、しゃーない)。問題の出典は過去の東大OPや慶應の過去問が多い。東大レベル同様のテスト問題となっている。添削答案は以下のようになる。

化学添削

トップレベル現代文 古文 漢文添削

トップレベル現代文添削

  河合塾のトップレベル現代文の添削、基礎シリーズでは15回中10回程度添削がある。福岡校では土井先生が添削なさる。人数も多いので、師は生徒の答案をPDFとしてスキャンしてiPad上で添削なさる。悪い答案は教室の前に出されてdisられまくる。授業自体の人数が非常に多いので、添削も若干雑である。マルバツしか付いておらず、修正ポイントがないので正直添削の意味が若干わからない。師に直接質問しに行って修正ポイントを探すしかない。若干口が悪いが、丁寧に対応してはくれる。添削は以下のような感じになってる。

トップレベル現代文採点答案

トップレベル古文添削

  河合塾のトップレベル古文の添削、基礎シリーズでは15回中15回全て添削がある。福岡校では新谷先生が添削なさる。テキストの後ろに付してる添削用紙は数回しかないが、新谷先生は自作の記述プリントで毎回扱っている古文の文書の記述問題を添削して頂ける、現代語訳も添削なさる。添削はものすごく丁寧で、一人一人異なるポイントやコメントをつけて頂ける。しかし、トップレベル古文があまりにもオーバーワークであるため、辞める人続出()。添削は以下のようになります。

新谷先生、論述添削
新谷先生現代語訳添削

トップレベル漢文添削

  河合塾のトップレベル漢文(実質東大漢文)の添削、基礎シリーズでは15回中5回程度添削がある。福岡校では吉田先生が添削なさる。テキストの後ろに付してる添削用紙を切り取って、答案作成後、師に提出する。師の添削が返ってくる。採点基準ごとに区切って採点なさるので、どこが間違っているのか大変わかりやすい。正直、師の授業と添削だけで、東大漢文20/20は十分可能ではないかと思う。添削は以下の通り(師自身も自分は逆張りだと仰ってるため、添削は青ペンでされてる)。

トップレベル漢文採点答案

東大添削システム(理類)

基礎シリーズの第5講、11講で行われる河合塾オリジナルの予想問題を解いてWebにアップして採点してもらえるシステム、実施科目は物理 化学 数学 と英語である。福岡校では、英語が守部先生、数学は大野先生、物理は斎藤先生、化学は大澤先生が採点なさる。採点の感じは英語が丁寧め、数理が普通の模試のような採点な感じです。以下に英語、物理、数学の採点答案例を上げときます(全部自分のものです(笑))

英語の採点答案
物理の採点答案
数学の採点答案

終わりに

  今回は河合塾福岡校の添削指導のシステムなどを書きました。ぜひご参考してください。これからも有意義な情報を発信していけるように努めていきますので、見守っていただければと思ってます。それではまた。


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