「天野喜孝展」と「ジョルジョ・モランディ終わりなき変奏」を観に行った話。
東京に引っ越したのは色々な展覧会がすぐ見に行けるから、
と言っても過言ではないくらいなんですが
早速行ってきました。
天野喜孝展は有楽町朝日ギャラリー、
モランディは東京ステーションギャラリーで開催されています。
全く雰囲気の違う展覧会のようですが、どちらも線と面の美しさに
魅了されてしまいました。
天野さんの絵は妖艶な細かい線が多く、ずっとその線の流れを
目で追ってしまいます。
一方モランディはずっと立ち止まって見ていたい絵で、心が無になるようです。モランディの絵をずっと見ているといつも涙が出てきそうになります。
展示方法に関しても、東京ステーションギャラリーはレンガの古い建物なので、虫ピンや釘など打てないのでベージュの板を吊るす工夫がされていました。
額が古いのと新しいのとで色々あるのも魅力的ですね。
キャプションもただのパネル貼りに虫ピンよりも、アクリル板の方が格好よく見える気がします。
まだまだ観たい展覧会がたくさんあるので、このプチニート期間に
色々まわりたいと思います。