自分を変えるには順番が大事
こんにちは！
今回も、あなたの人生をウェルビーイングにする思考のヒントをお伝えします。
ウェルビーイング（well-being）とは？
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。
今回お伝えするのは、自分を変えるには「順番が大事」ということです。
変化には3つの階層がある
『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』という本に、以下のような記述があります。
行動変化は3つの階層がある。
結果の変化、プロセスの変化、アイデンティティの変化。
人間が行動を変化させるときには、層があり、段階があります。
一足飛びに変化するのではなく、だんだんと時間をかけて変化
するものなのです。
間違えがちな順番
先ほどの「プロセスの変化」は「行動の変化」と読み換えられます。また「アイデンティティの変化」は「意識の変化」を意味します。
つまり、人間が行動変化をするには、
結果の変化
行動の変化
意識の変化
の3つの層（段階）があるのです。
ここでおおくの人は、「意識→行動→結果」の順番で考えます。つまりは、まずは自分の考え方をあらためて、頑張って行動したら、よい結果が得られるかも？と考えるのです。
しかし、この順番で考えることは得策とはいえません。なぜなら、きわめて挫折や失敗しやすいからです。
行動した結果、期待通りの成果があがる場合は問題ありません。でも、おおくの場合、そうは問屋が卸さないのが現実です。いい結果を出そうと期待するほど、その期待通りの結果を得る確率は低くなります。また、いい結果を得るまでには、一般的に長い時間を要するものです。つまり期待する結果を得るまでの道のりが「困難」かつ「長期」のため、途中で挫折してしまうことがおおいのです。
たとえば、ダイエットや英語学習などです。毎日コツコツ継続しなければならず、それも高いレベルでの成果をもとめるならば数か月～数年という時間を要します。それだけ頑張っても、大した成果が得られず残念な結果になることも少なくありません。みなさんだれしも、似たような挫折や失敗のご経験があるのではないでしょうか？
この挫折や失敗は、本人のやる気や意識に問題があるわけではありません。問題なのは、行動を変えて期待する結果を得るための「順番」が違うことなのです。
正しい順番
自分の行動を変えて期待する結果を得るための正しい順番は、「結果→行動→意識」です。まずは「結果」を変え、そのための「行動」をして、最終的に「意識」がついてくるという流れなのです。
「最初に結果を変えるって、どういうこと？」という疑問をもたれた方もおおいと思います。
ここでいう「結果」とは、その結果を得られている自分をイメージ（想像）するということです。いまはまだ英語が全然しゃべれなくとも、もうペラペラになった気になって振る舞うということです。ここで「行動」が変わります。英語をしゃべれる人が言いそうな単語や文章をつかってみたり、身振り手振りを交えたコミュニケーションスタイルになったりと、自然と言動が変化してくるのです。そしてさいごに、「自分は英語が話せるのだ」という自信がついてきて「意識」まで変わるという流れです。
このように、先に「結果」が変わったことをイメージしてしまうと、「行動」と「意識」があとからついてきます。
こうすると意外にもかんたんに、自分の行動や考え方を変化させることができるものです。
さいごに
この記事では、行動変化を起こすためには「順番」が大切だとお伝えしました。
「意識→行動→結果」の順で考えがちですが、これは誤りです。
反対に「結果→行動→意識」の順で考えた方が、ラクに行動を変えることができます。
みずからの行動を変え、人生を楽しく心地よいものにしていきたい方は、ぜひ自分を変えるには「順番が大事」ということを理解して実践してみてください。
きっとそのさきにはあなたにとって最高にウェルビーイングな人生が待っています！
応援しております♪
今回は以上です。
この記事が、あなたの人生をちょっと良くするきっかけになればうれしいです。
今日という日が、あなたにとって最高の一日になりますように。
それでは、Have a great day !!!
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【参考文献①】
※音声朗読のオーディブル版もあります。
【参考文献②】
マンガ版もあります。
【参考文献③】
自分を変えていくための考え方を「物語」になぞらえて解説した良書です。