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「努力と成果の相関性」に関する考察

今回は、人生には「いくら自分が頑張ってもどうにもならない」ことがあるけど、「その事実を受け入れると心が楽(らく)になる」

そんなお話をします。

人生には、いくら自分が頑張っても、どうにもならないことがある

人生には、自分ひとりが頑張ったところで、どうにもならないことがたくさんあります。

これはつまり、自分の努力と成果に関係性がない状態。

言い換えると「努力と成果の相関性」が低いということです。

努力と成果の相関性

ここからは具体的な例をあげてみます。

努力と成果の相関性が比較的「高い」のは、たとえば以下のようなものです。

  • 学校の勉強

  • スポーツ

  • 会社での仕事(とくにブルーカラーと呼ばれる、定型的な業務)

性質として「やればやるほど上達する」もの。
これらは、時間とエネルギーを投下した分だけはやく伸びやすいという特性をもっています。


反対に、努力と成果の相関性が比較的「低い」のは、たとえば以下のようなものです。

  • 結婚

  • 子育て

  • 介護

  • 妊活(不妊治療など)

基本的に相手があって成立するものなので、自分がいくら工夫したり熟練しても望ましい結果が得られるとは限りません。

運の要素も強く影響し、「自分ではどうにもならない」領域です。

人生の後半は、どうにもならないことだらけ

先ほどの具体例を見て、お気づきの方もおおいでしょう。

そう。
勉強やスポーツ、定型的業務などの「努力と成果の相関性が高い」ものは、比較的若いころに向き合うことがおおいです。
一方で、結婚や子育て、介護など「努力と成果の相関性が低い」ものは、人生の後半で向き合うことになるケースがおおいのです。

少し大げさかもしれませんが、

人生の後半は、
自分ではどうにもならないことだらけ。

ともいえます。


自分だけではコントロールできない「不可抗力」と向き合い続ける力が、人生の後半にはもとめられるのです。

やるべきことは、たった1つだけ

自分だけではコントロール不可能なものと上手に向き合うために必要なものは、たった1つだけです。

それは「いくら自分が頑張ってもどうにもならないことが世の中にはあるのだ。そしてそれは人生の後半に向かうにつれてだんだん増えていくものだ。」と認めて受け入れることです。


必要なのは、どうにもならないことを受け入れる「心のもち方」です。
けっして、事態を力づくでどうにか変化させるための「スキル」や「知識」ではないのです。


どうにもならないことがある。
その事実を受け入れられる
寛大な心をもつこと。

これができると、心が楽(らく)になります。

ぜひ寛大な心もちで、あなたの人生を自ら楽しいものにしていきましょう♪

今回は以上です。

それでは、Hava a great day !!!

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