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ドラマ「きのう何食べた?」シーズン2が録画されていたので見てみた。

我が家のBluRayレコーダーは番組名で録画してくれる機能がついているのだが、なぜか番組名のほんの1部分が同じなだけで、勝手に録画予約されていることが時々ある。
で、今年の第1号が「きのう何食べた?シーズン2」だ。
以前「おいしい給食」を番組名で録画していたが、なぜだか(今回に限っては番組名はひとつも同じではない‪💧このドラマを見ろ!というお告げ?‬)そのながれで録画されていたようだ。
このドラマ、タイトルだけは知っていたものの、MX系の番組は地方だとあまり見る機会がないこともあり、シーズン2なのに初見😂
予備知識はゲイのカップルが主人公である事と、料理のドラマということのみ…大丈夫か?と思いつつも、見始めたらすぐに入り込めた♪(別に見なくてもいいのに(笑))

このドラマを好きになった理由その1が料理。私は作るのも食べるのも好きなのでとても参考になった⁡。しかも庶民的で簡単に手に入る材料で作れるレシビばかり☺️
シロのレシピを参考に実際に作ってみたのが久しぶりの煮魚🐟ドラマでは立派なカレイだったけど、私は小ぶりののどぐろ(スーパーで激安だったので)でやってみた。しっかり煮しまり美味しかった♪次は豚の角煮にチャレンジしたい!
次の理由はシロの倹約の姿勢にとても共感ができたから。近所の安売りスーパーの閉店にショックを受ける姿なんかね、立派な主夫ですよ!どケチな私も今利用しているスーパーが無くなったらとても落ち込むだろうなぁ。(いかに安くあげるか、いかに安く手に入れるかがゲームのようで楽しい😁)
次に、LGBTQに対しては私はこれまであまり関心が無かったけど、異性愛のカップルと何ら変わらない日常の描き方にホッコリしたこと。実際にゲイの事実婚をしている人がこのドラマはリアルだと語っている記事も読んだ。特に内野聖陽が演じる恋人のケンジ(40代の中年なのにw)が可愛い❤彼のドラマといえば私の中では「臨場」なのだが、倉石とは真逆のキャラを上手に演じていて感心した。(役者なんだから当たり前?)
ストーリーは特に起伏の激しい展開があるわけでもないのだけど、やはり世間一般的に性的マイノリティとされている二人にとっては、敏感になってしまう出来事が起こる。だからこそ毎回人の情を強く感じさせられる。(お互いの親との事とかね。)
シロが昔付き合っていた相手に散々振り回されていた過去を思い出し、ケンジの何気ない優しさに、今の幸せを噛み締めている姿にはこっちまで感動し、涙してしまった。(でも実はケンジはシロの全くタイプではないのだそう😂)
そして、お互いを想い合う2人が幸せで、その影響で自然と周りも2人に優しくなるという、まさに幸せの好循環のお手本♪(でも私が未知のシーズン1では、激しいいざこざもあったらしい⁡)
シーズン1もそのうちできるだけお安く見たいものだ😁

人はそれぞれに正しさを持っているから、どうしても自分と合わないことや、理解に苦しむことに出会うと否定したくなってしまうもの💧‬(このドラマを好意的に見ていない人もなかにはいるようだし)
でも老子の言葉を借りると、人間も物質も全ては分子の集合体でしかなく、それらを隔てるものは実は無く(「自分」というものも存在しないらしい😅)それを人間が勝手に名前をつけてカテゴライズしているだけとのこと。https://youtu.be/drXhX0AFKMc?si=a9Z-su5iFUxcJeB6(←この解説動画を参考にしました)
だから異性愛者だろうが同性愛者だろうが、ただの人に過ぎないし、人ができることなんてこの宇宙の広さから考えると、恐らく大したことないし、大差ないんでしょうね。けどやっぱりマイノリティとされている物事って物語にしやすいというのもまた事実…複雑‪💧‬
と、色んな事を思わせてくれたドラマだった。見せてくれてありがとう我が家のBluRayレコーダーよ😅


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