幼児向けお話 なかまたち 第四十五話 「押してもダメなら」
今日は子供の日、ラビット君、ドック君、キャット君の三家族でピクニックに来ています。
いつもの公園にはない遊具が沢山あります。
大きな高くて長い滑り台。不思議なシーソー。大きなジャングルジム。巨大迷路。
三人は大喜びで遊びました。大きな高くて長い滑り台を三人は楽しみました。
チビドック君とチビキャット君は滑り台が高く、怖くて登れません。
ドック君がチビドック君に「怖くないから頑張れぇ!」と言いました。
チビドック君は「だめだよぉ~怖いよぉ~」と言いました。
キャット君がチビキャット君に「チビには無理だよぉー」と言いました。
チビキャット君は「登れないよぉ~」と言いました。
その様子をラビット君は見ていました。
ラビット君はチビドック君に「怖いなら登らなくてもいいよ」と言いました。
ラビット君はチビキャット君に「少しだけ頑張ってみようよ」と言いました。
するとチビドック君もチビキャット君も滑り台に登りはじめました。
そして一番上まで登ることができました。
#言い方を変えれば上手くいくこともあるかも・・・