幼児向けお話 なかまたち 第五十六話 「目標に向かって」

朝、暑くてキャット君は目覚めました。
部屋が暑かったので窓を開けると、ドック君がジョギングをしていました。
昼間にドック君と公園で会った時、なんで走っているか聞きました。
ドック君は「ぼくは足が遅いから秋の運動会に向けて練習しているの」と言いました。
三人の中で一番早いのがラビット君、次にキャット君、そしてドック君でした。
夏が終わってもドック君は走っていました。
ある日、三人でカケッコすることになりました。
一番はラビット君、二番はドック君、三番はキャット君でした。
ドック君は二番になれた事が嬉しかったのと、一番になりたいとも思いました。
ドック君は次の日からジョギングする時間を増やしました。
そして運動会の日、ドック君は一番になりました。
ドック君のお父さんやお母さんは喜んでいました。
ドック君が「一番になって嬉しい?」お父さんとお母さんに聞きました。
お父さんは「ドック君が目標に向かって頑張ったことが嬉しいよ」と言いました。
そして「一番おめでとう」とお母さんは褒めてくれました。

#備えあれば憂いなし 。目標をもった練習を!

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