幼児向けお話 なかまたち 第三十五話 「サンタクロースはいるの?」
突然ですがもうすぐクリスマス。外は春のようなポカポカ陽気♪
待ちのあちらこちらで子供のたちのサンタがいる、いないって声が聞こえています。
ラビット君のお家はお金持ちでおもちゃがたくさんありました。
ラビット君のお父さんはラビット君にクリスマスプレゼントは、
何が欲しいか聞きました。ラビット君はお父さんに聞きました。
「どうしてお家にはたくさんのおもちゃがあるの?」
「サンタさんがいるならみんなのお家もたくさんのおもちゃがあるはずなのに」
「おもちゃが無い子やおもちゃが少ない子がいるのはどうして?」
お父さんは返事に困りました。
ラビット君はお父さんに欲しいものを言いました。
そしてイブの日にサンタさんにプレゼントを持ってきてくれるようにお願いしました。
イブの朝、目を覚ますと、ラビット君の枕もとに大きな空の白い袋と、
サンタクロースの服が置いていました。
その日の夜、ラビット君は自分の家のおもちゃを白い袋につめて
サンタクロースの服を着て、みんなのお家におもちゃを置いていきました。
クリスマスの朝、街のあちらこちらで子供達がプレゼントを開けて
喜ぶ声が聞こえていました。
そして「サンタはいたね」って言葉も聞こえてきました。
#プレゼントを送りたいと思う心がサンタクロースです