幼児向けお話 なかまたち 第四十六話 「順番は守ろう」

今日は、ラビット君、ドック君、キャット君のお母さん達とスーパーにお買い物。
三人はアイスの試食コーナーを見つけました。
テーブルの上にはアイスが三つのっています。
お姉さんが「あと三つです。アイスいかがですか」と言っていた。
それを聞いた三人は目の色を変えてアイスに向かっていった。
お姉さんが三人を見つけると「順番にね、並んでね」と言っていた。
しかし、三人の耳には届かない。
三人は一斉にアイスを取りに行った。その時、「バターン」と大きな音がした。
アイスをのせたテーブルがひっくり返った。アイスは三人の頭の上に落ちた。
お姉さんはカンカンになって「頭を冷やして、後片付けしてね」と言った。
キャット君は「どうしてみんな順番を守らないのぉ」と言うと、
「君もだよ」とラビット君が言った。
「順番に並んでいたら食べられたかもね」とドック君が言った。

#順番は大事 !順番を守らないと大変なことになるよ

いいなと思ったら応援しよう!