幼児向けお話 なかまたち 第二十二話 「タイミング」
今日はラビット君のお家でタコ焼きパーティをすることにしました。
三人は手分けをして用意をしました。
キャット君が粉を作り、ドック君がタコを切り、キャット君がネギを切りました。
具が出来たので、三人はタコ焼きを作り始めました。
三人は6個ずつ担当を決めてタコ焼きを焼きはじめました。
キャット君は「早く食べたいなぁ~、まだかなぁ~」と言いました。
ラビット君は「ちゃんと焼けるまで待とうね」と言いました。
ドック君は「わかった」と言いました。
キャット君は早く食べたくてタコ焼きをひっくり返しはじめました。
ちゃんと焼けていないのできれいにひっくり返す事が出来ず、
タコ焼きはボロボロになっていきました。
ラビット君は「キャット君、あわてるからだよぉ~」と言いました。
ドック君は「僕はしっかりまつぞぉ~」と言いました。
ラビット君がタコ焼きをひっくり返しはじめました。
しかしドック君はまだまだと思い待っていました。
するとドック君のタコ焼きから一杯の煙が出てきました。
ラビット君が「ドック君、タコ焼きコゲちゃうよ」と言いました。
ドック君があわててタコ焼きをひっくり返しはじめました。
タコ焼きは黒くコゲていました。
三人はそれぞれ自分の焼いたタコ焼きを食べました。
#何事もあせらず 、落ち着きすぎ、タイミングを逃すな