幼児向けお話 なかまたち 第五十二話 「花火大会」
今日は花火大会。ラビット君とドック君とキャット君は夕食後、見に行く約束をしました。
夕食を終えた、ラビット君がドック君の家に行きました。
そして二人はキャット君の家に行きました。
キャット君はふざけながら夕食を食べていたので、まだ半分しか食べていませんでした。
二人が迎えに来たので、キャット君はご飯を残して出かけました。
花火が見える川原に三人は腰掛けて花火を待っていました。
しばらくすると花火が始まりました。
花火の「ドォーン」という大きな音の後に「グゥ~」と変な音がしました。
キャット君が「お腹がすいたぁ・・・」と言いました。
キャット君はご飯をふざけて食べていたことを後悔しました。
折角の花火もお腹がすいていて楽しくありませんでした。
花火大会が終わり、家に帰ってご飯の続きを食べようと思っていたのに
家に帰るとご飯はありません。「あぁ~んお腹がすいたよ」と泣き出しました。
それを見ていたお母さんが、おにぎりを出してきました。
お母さんが「ご飯はふざけないでちゃんと食べるのよ」と言いました。
キャット君は「はい」と返事をして、おにぎりをちゃんと食べました。
おにぎりの具はお母さんの愛情でした。
#食べる時は食べる 。遊ぶ時は遊ぶ。寝る時は寝る。できる時にできる事を