幼児向けお話 なかまたち 第四十四話 「お約束」
今日はキャット君とチビキャット君とお父さんと三人で自転車でお散歩。
チビキャット君を前に乗せて、お父さんが運転し、キャット君は後ろに乗っていました。
踏み切りで電車を待っていたらウルフ君が後ろからやってきて、
遮断機をくぐって渡っていきました。
*約束を守らないと大変なことになるよね
電車が行って遮断機が上がって、線路を渡りました。
線路を渡ると大きな道に出ました。信号が赤なので交差点で待っていました。
すると、道路の向こうからウルフ君が、信号を無視して渡ってきました。
その時、車が猛スピードで走ってきてウルフ君とぶつかりそうになりました。
ウルフが「うわぁー、助けてぇ~」と叫びました。
その時、キャット君が呪文を唱えると、ウルフ君は信号機の上に移動しました。
そこへお巡りさんがやってきました。お巡りさんはキャット君にお礼を言いました。
そしてウルフ君はお巡りさんに、たくさん怒られました。
キャット君親子が帰ろうとするとき、お巡りさんが
「お父さん自転車の三人乗りは違反ですよ」と言いました。
キャット君のお父さんは「すみません」と言いながら、三人乗りで帰っていきました。
#小さい頃から約束を守れないと 、大きくなっても守れない