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雑貨屋さんのひとりごと#9 買ってくれない理由を探すより、売れるためにどうするかを考える
店舗運営歴18年目、イベント主催歴13年目、「雑貨屋AJUKAJU」の店主で地域活性イベント「雑貨村」の主催者であります松本です。こちらのnoteでは今まで業界で培ってきた経験をメモのように書き溜めていくことで、これから雑貨屋を開業しようとしている人や商売を始めようとしてる人たちのヒントになればと思い書かせていただいております。
本日は「買ってくれない理由を探すより、売れるためにどうするかを考える」について書いてみました。
私がこれまで店舗の運営やイベントを主催してきた中で、常識的に考えていることがあります。それは、「時代、季節、気候、場所、今後の配慮のせいにはしない」という自責思考の考えです。
「買ってくれない理由を探すより、売れるためにどうするかを考える」
という主題につきまして、
お客様が買ってくれない→受動的
売るための努力をする→能動的
受動的な考え方では、「お客様が買ってくれない」という思いにいたりがちです。
お客様が悪い、タイミングが悪い、場所が悪い、今日は天気が悪い。など、簡単に見つけられる理由に捕らわれる時間は、まったくもって無駄であり、とてももったいない時間です。
売れない理由を考える暇があるなら、売れるための努力に時間を費やすべきです。
ディスプレイを変えたり、商品の説明POPを工夫したり、SNSにおすすめの商品をアップしてみたり、接客の態度を見直したり、チラシをポスティングしてみたり、売れるためにしなくてはいけない努力はたくさんあります。
本日は、多くの方が悲観的になりやすい雨天時のアイデアも考えてみました。
雨の日でも楽しむためのアイデア
1.雨の日特典やセール
「雨の日限定の特別セール」や「雨の日限定プレゼント」を開催し、わざわざお越しいただいたお客様に感謝の気持ちを伝え、雨の日に来る楽しみが増やす仕掛けを考えてみるのも楽しいのではないでしょうか。
2.雨をテーマにしたディスプレイ
雨をテーマにした表示や飾り付けを行い、いつもと違う雰囲気を演出してみるも楽しいはず
3.SNSでのライブ配信やオンライン販売
雨でお客様が少なく時間ができるようなら、SNSを活用してライブ配信を行い、雨の日限定のオンライン販売を行うのはいかがでしょう?会場に来られなかったお客様にもアプローチすることができます。
4.お客様とのコミュニケーションを楽しむ
雨の日はお客様が少なくなりますが、その分、一人一人とじっくりコミュニケーションを図るチャンスでもあります。来てくれたお客様にゆっくりと商品説明をしたり、会話を楽しんだりすることで、深い印象を残すことができ、後々のリピーターになる可能性がありますよ。
5.自分のブランディングを強化する時間に使う
雨の日や時間の空きやすい日を利用して、今後の新しいイベントや店のPR戦略を考える時間に使うのも良いかと思います。商品のディスプレイや陳列方法を見直したり、次のイベントに向けてアイデアを考えたりすることで、前向きに雨の日を活用できます。
6.他の出店者とのコラボレーション
雨の日はお客様が少ない分、他の出店者と交流する絶好の機会です。例えば、その場で隣の出店者と共同でイベントを企画したり、商品を組み合わせて特別なセット販売をしたり、楽しいコラボを考えてみてください。
多少、無理があるかもですが、天気が人の力でどうにかなることはありませんし、そのせいで暗い顔をしても、暗い人しか近づいて来てはくれません。雨の日や逆境を楽しむ工夫を考えることだけで、今後の成長に繋がっていくと思うことの方がよっぽど明るくなれます。雨の日は確かに収益が落ちやすいですが、その時こそポジティブに捉えて、次に繋がるチャンスとして活用することが大切ですよね。
雑貨村主催
雑貨屋AJUKAJU店主
松本達洋
▼雑貨村のイベント情報はこちら
https://ajukaju-zakka.shop-pro.jp/