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白昼夢の青写真 体験版感想

美少女ゲームブランドLaplacian様より新作「白昼夢の青写真」の体験版が先日公開されました。先程完走したので感想を書いていこうと思います。全体的なボリュームは10時間程度でした。

まず、この作品は全部で3つの短編からなるオムニバス形式の作品になっています。それぞれの舞台設定はLaplacianが過去にリリースしたゲームから流用していたりします。BGM、背景画なんかは一部そのまま使われていたりします。随分思い切った作り方ですよね。

一部そのままとはいっても3つの世界観をそれぞれ構築することになるのでその苦労は想像するだけでも…というかOP自体何個もあったりします。4個です。やばいでしょ。

という訳で自分が一番好きなOPのリンクを貼っておきます。かわいい!ポップ↑↑て感じで最高です…


3ケース分の内容を語っていると日が暮れるので1番自分が心に響いた編の感想を語っていきます。先程貼ったOPの章ですね。

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話の流れとしては、主人公は高校2年生。数年前にカメラマンの母親が失踪してしまいました。母は、76年に一度地球に近づくと言われているハレー彗星の撮影場所を探していました。もうその場所自体は見つけていたのですが、主人公には教えずじまいで何処かに行ってしまいました。手がかりは母が残したスケッチだけ。7月末には彗星が近づいてしまうのでそれまでになんとか撮影スポットを見つけよう…という感じです。

見えづらいんですけどさっきの写真の右端に写ってるのがこの編のヒロインです。普段はリクルートスーツを着て教育実習生をしています。

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写真に夢中になって不登校気味の主人公を連れ出す様に指導教官に命じられた訳ですね。でも彼女も本当に自分のやりたい事は教師なのかと自問自答している…

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(話逸れるんですけどこの一枚絵めちゃくちゃ綺麗じゃないですか?これで一気に気持ちがこの作品にのめり込む感じがありました。ストーリーではなくて、絵で気持ちを持っていかれたのは初めてでした。)

仕事が終わったら、おしゃれをして散歩していたりします。仕事中は抑圧されてしまっている自我を、解放しているわけですね。

やりたい事をやっている主人公を見て、ヒロインも自分のやりたい事は何だろうと考えてみる。それが、主人公と一緒に彗星の撮影場所を探す事だったんですね。話はこの彗星を今から探そう!という所でいったん終わってしまいます。続きは製品版で…てやつですね。

本当はこの3編の内容が男と世凪という少女が見させられている「夢」である事も書きたいんですけど…流石に長くなり過ぎてしまうので。とにかくただ3つの短編が続いている、というだけではなくて、それを包括するギミックが一個隠されています。それは体験版の中ではあまり語られませんでしたね…

ケース123とそれぞれあるのでどれか1つでも心に響いたらアリアリのアリだと思います。

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※ツイートのスクショの転載はLaplacian様より許可を頂きました。

「白昼夢の青写真」は6/26に発売予定です。予約店舗によって特典は違うから要注意です。…今は色々大変な時期ですが。ちなみに自分はメロンブックスで予約しました。



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