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🌟日米協会とは?🌟

一般社団法人日米協会は、1917年(大正6年)激動する国際情勢の中、日米両国の有識者たちによって創立された日本で最も歴史と伝統のある日米民間交流団体です。以来一世紀にわたり、日米両国および世界の平和と安定を願いより良い二国間関係を築いていくために、互いの歴史、文化、慣習、国民性などを尊重しながら、教育・文化交流、人物交流、知的交流などの活動を行ってきました。

さらなる新しい一世紀に向かって協会の理念と使命を存続させていくために、これからの日米関係を担う若い世代が日米関係の重要性を認識し継続できるような時代に即した多様で魅力のある活動を展開していきます。

この記事では日米協会がどのようなプログラムを実施しているかをお伝えします!
過去に日米協会の歩みをまとめた記事もありますので是非ご覧ください!

1.日米協会の実施しているプログラム一覧

日米協会では以下のプログラムを実施しています。日米関係の専門家や日米両国のビジネスリーダーなどと直接会う機会ができ、日米両国間に存在する問題についての理解を深めることができます。
また、日米協会の名誉会長である駐日米国大使や大使館の高官による講演会や大使公邸のパーティー、米軍基地見学会など、貴重な経験をすることができるプログラムも数多くあります。
中には、会員相互の親睦の機会を通して新しい交流の輪を広げるプログラムも実施しています。

  • 各界で活躍する日米両国の講師による時宜を得た講演会や討論会

  • 日米両国の歴史や共通な課題についてシンポジウムやフォーラム

  • 2年毎に日米交互に開催する「日米協会国際シンポジウム」

  • アメリカ大使公邸での新年会

  • 大学院のアメリカ研究者へ「アメリカ研究助成プログラム」の提供と研究発表会の開催(アメリカ大使館支援による)

  • 横須賀や横田の米軍基地見学会

  • 東京競馬場・特別観覧席での競馬観戦

  • ゴルフコンペの開催

  • 会員同士の昼食会(ブラウンバッグ)

  • 協会の集会スペースを活用した会員の親睦交流会(ハッピーアワー)の開催

2.プログラム例 NGRT

NGRTとは、40歳未満の日米の若者が月一回六本木ヒルズクラブまたはアークヒルズクラブに集まり、英語で議論する会員制の会合です。政治、外交安保、経済、環境、文化など様々なテーマで、その分野の専門家や著名人を講師としてお迎えし議論をしています。

2023年2月28日、次世代ラウンドテーブルin Tokyo(NGRT)6期第4回目


2023年2月28日には、ハリウッド俳優、プロデューサーで起業家の小山田真氏をお迎えしました。ご自身の起業経験から、日米における起業の困難さの違いについてご講演を頂きました。

各テーブルではどうすれば日本が起業のしやすい国になれるかを中心に、文化や精神性、教育制度等さまざまな視点からの議論が行われました。小山田氏は最後に、「起業においても何事においても人的ネットワークが大切だ」と述べられました。

3. プログラム例 日米協会月例会

日米協会では、毎月時宜に応じた著名なゲストを迎えて対談形式でセッションを行い、最後に質疑応答を行う月例会を開催されております。

日米協会月例会 対談 「コルンスキー駐日ウクライナ大使を迎えて」

2023年1月 30日にはセルギー・コルンスキー駐日ウクライナ大使をゲストにお迎えし、2022年度 第4回目となるオンライン月例会を開催しました。
藤崎会長との対談、続いて多くの会員からの質問に対応する形で、西側諸国からの支援、ロシア側の新たな動きへの対応、停戦に向けた見通し、日本への期待など、様々な課題について、大使の貴重なお考えを聞く機会となりました。

4.プログラム例 日米協会国際シンポジウム

「日米国際シンポジウム」は、日本、米国の日米協会会員が一同に会する機会として、1995年ハワイ州ホノルルにて初開催されました。

第13回日米協会国際シンポジウム京都大会

2022年11月3日から5日、第13回日米国際シンポジウムが国立京都国際会館にて開催され、日米両国の日米協会21団体から多くの会員が参加され、4つのプログラムでは延べ370名余の出席者を得る規模となりました。

4.プログラム例 金子堅太郎賞授賞式

金子堅太郎賞授賞式は日米協会100周年を記念して草の根で長く日米関係に貢献して来た人を讃えるために創設されました。

金子堅太郎賞授賞式

2022年9月20日、第4回金子堅太郎賞の授賞式が国際文化会館で行われました。2020年度、2021年度はコロナ禍のため開催することが出来ず、3年間分の表彰となりました。選考委員会の茂木委員長、国谷委員より、自らの被爆体験に基づき平和活動を続けてきた川妻二郎さん、マサチューセッツ州の大学で日本語を教える傍ら、日本の 芸術と文化を伝えてきた森田喜代子ケインさん、ポートランド日本庭園により日本庭園文化の地位向上に貢献したオレゴン州 黒崎美生さんとスティーブ・ブルームさんに賞が授与されました。特別賞には、日米比較政治、日米関係の研究に深く関わり日本の首相や政治家に助言を行ってきたジェラルドカーティス教授と日米の芸術の新たな姿を示すとともに若手美術家の育成に貢献してきた千住博画伯が受賞されました。

5.プログラム例 お仕事座談会

日米協会では、学生会員を対象とした「お仕事座談会」をzoom上で定期的に開催しております。

お仕事座談会 ―「笹川平和財団上席研究員 渡部恒雄氏に聞く」―

2023年1月11日(水)、日米協会学生会員を対象としたお仕事座談会をオンライン上で開催しました。今回は、ワシントンDCのCSIS上級研究員・三井物産戦略研究所主任研究員・東京財団政策研究ディレクター兼上席研究員を経て、現在は笹川平和財団にて外交・安全保障政策、日米関係、米国の政策分析に携わられている渡部恒雄氏をゲストにお迎えしました。渡部氏からは自身の経験を踏まえながら、アメリカと日本におけるシンクタンクの実情や日本の安全保障政策の変容、人脈づくりの重要性などについてご講義頂きました。学生から多数の日米関係の現況に関しての質問が提示されましたが、その際は日本特有のアプローチが必要であることが言及されました。


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◆お問合せ先◆
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