オーケストラの日2024開催しました！
こんにちは、日本オーケストラ連盟です。
今回は3月に開催した「オーケストラの日2024」の開催レポートをお届けいたします。
3月31日、桜が少しずつ咲き始めた上野で今年も「オーケストラの日」を開催した。今年のテーマは「平和への願い、ふるさと地球」。相次ぐ自然災害や不安定な世界情勢への祈りを込めた。
日本オーケストラ連盟に加盟する首都圏の13楽団と富士山静岡交響楽団のメンバーが参加した特別編成の「オーケストラの日祝祭管弦楽団」は久しぶりの大編成。梅田俊明氏の指揮で大迫力の演奏をお届けした。アンコールには司会の江原陽子氏とともに会場全員で「ふるさと」を歌い、故郷へ思いを馳せた。
小ホールでは0歳からのコンサートと小学生からのコンサートの2回、N響メンバーによるミニ・コンサートを開催。終演後にはメンバー全員でお客様をお見送りし笑顔溢れる交流が見られた。大ホールのロビーではお馴染みの「オーケストラ広場」を設置した。首都圏のオーケストラのお祭りのように趣向を凝らしたブースはお客様との交流の場となった。また、ロビーでは、令和6年能登半島地震で被災された方へ音楽をお届けするための募金を実施し、多くのお客様にご協力いただいた。
首都圏以外でも13楽団が「オーケストラの日」としてコンサートを開催した。子どもたちにもオーケストラに親しみをもってもらえるよう、楽器体験や指揮者体験、楽器紹介など工夫を凝らし展開した。
オーケストラの日祝祭管弦楽団コンサート
2024年3月31日（日）東京文化会館大ホール
指揮／梅田 俊明
コンサートマスター／戸澤 哲夫
司会／江原 陽子
スメタナ：連作交響詩「わが祖国」より“モルダウ”
ヴォーン・ウィリアムズ：グリーン・スリーヴスによる幻想曲
外山雄三：管弦楽のためのラプソディ
ホルスト：組曲「惑星」より 火星／金星／水星／木星
2024年7月31日発行
「日本オーケストラ連盟ニュース vol.114 40 ORCHESTRAS」より
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