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全旅連青年部、旅のイベント初開催

国内観光の起爆剤に
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部(星永重部長=福島県・藤龍館)は7、8日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で旅のイベント「宿フェス―宿観光旅博覧会―」を初開催した。青年部員を中心に全国47都道府県がブース出展し、一般来場者らにそれぞれの魅力をアピール。来場者数は現在集計中だが、2日間で延べ3万人に達した模様だ。オープニングセレモニーには菅義偉前首相が出席し、「宿フェスをわが国の観光復活の起爆剤に」と主催者の青年部員らにエールを送った。

 オープニングで星部長は「われわれは3年間の長きにわたるつらい時間を過ごしてきた。多くの施設が(経営を)諦めてしまいそうになったとき、Go Toトラベル、全国旅行支援、高付加価値化事業と、さまざまな支援策を施していただいた」と、国による宿泊業界への支援に謝意を述べた後、「ここからは自分たちの足で立ち直り、恩返しをするフェーズに入る。(観光業界の)皆さまの力を結集して国内旅行を再構築する。その気概をもって、この宿フェスに取り組ませていただく」とイベント開催の趣旨を述べた。

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