仮面ライダーディケイドの魅力
はじめに
今回の記事では、歴代仮面ライダー作品でも異色な、「仮面ライダーディケイド」について、その魅力を合わせて紹介していく。ストーリーや、どんな登場人物がいるのか、また、リマジライダーなどについても紹介するので、ディケイドの理解をさらに深めたい人や、これから作品を見てみたい人、昔見ていたけど忘れている箇所がいる方々には必見の内容になるよう、今回の記事を作成している。
概要
「仮面ライダーディケイド」は、2009年から放送された、平成仮面ライダーシリーズの第10作目にあたる作品で、「ディケイド」とは「10年間」や「10周年」などを意味する言葉である。
今作の特徴としては、10年に一度のお祭りというコンセプトのもと、これまでに放送された平成仮面ライダー作品に登場した仮面ライダーに加え、それ以前の作品に登場した仮面ライダーも一部登場する、クロスオーバー作品であるという点であろう。
主人公たちがこれまでのライダーシリーズをモチーフにした様々な平衡世界をめぐるという、一種のロードムービー的な要素も備えている作品である。また、作品の性質上、他作品とのクロスオーバーもしやすいという特徴があり、同時期に放送されたスーパー戦隊シリーズ第33作品目の「侍戦隊シンケンジャー」ともクロスオーバーしている回が存在している。
また、「仮面ライダーディケイド」は、全31話で、ニチアサ枠や平成ライダーシリーズとしてはかなり短い話数の作品となっている。この背景には、仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズの商品販売スケジュールをずらしたいという、玩具販促側の事情もあり始まった計画があり、「ディケイド」は約8か月という短期間で終了し、次のライダーに枠を引き継ぐ取り決めが、番組の企画時から定められていたようである。実際、このスケジュール調整はうまく機能したようで、「ディケイド」に続く「仮面ライダーW」以降、平成ライダーは玩具売り上げを大きく伸ばすことに成功している。
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