モロー反射で起きちゃう赤ちゃん
赤ちゃんをやっと寝かしつけた…と思ったら、赤ちゃんがビクッと手足を広げて、何かに抱き着くような動きをすることってありませんか?
この動きを「モロー反射」と言います。
反射ですから、人間の本能のようなものです。
産まれたての赤ちゃんは、まだ自分の意志で手足を使うことができません。
でも、どこかから落ちるなどの危険から身を守るために、本能で手足を動かすんですね。
このモロー反射は生後3-4か月頃まで続きます。
それ以降になると、自分の意思で手足を動かすことができるようになってくるので、モロー反射は起こらなくなっていきます。
それまでは、寝ていてもビクッと手足が動いてしまい、モロー反射のせいで起きてしまう…なんてこともあります。
(怖い夢でも見るのかな…)
ママにしたら、「せっかく寝かしたのにモロー反射のせいで起きてしまった!」と、がっかりすることもあるのではないでしょうか?
最近では、スワドルというグッズも流行っていて、使っているママも多いのではと思います。
私がオススメするのが「おひなまき」です。
この姿勢は、赤ちゃんがママのおなかの中にいた頃の姿勢です。
おくるみを巻くことで、赤ちゃんにとって自然な姿勢となり、安心して寝てくれることが多いです。
またモロー反射で手足が動いてしまうのも抑えられます。
おひなまきの考案者である助産師Mさんは、
「こんなふうにくるまれた中でも
赤ちゃんは、うにょ~んと手や足を延ばしたり、体を揺らしたりして動きます。
そうしてトレーニングすることで、体を上手に使うことができるようになります。
なので、ほどけても大丈夫。」
とおっしゃってました。
赤ちゃんは「まあるく育てる」のがコツですよ🌸
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