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非常持ち出し袋、もはやゴミ袋。定期的な確認をサボるとこうなる。
前回のnoteで非常用備蓄の点検について書きました。今日はその続きです。
ずばり、やらかしましたというお話です。
前回の記事はこちらから。
やらかした記事を書くわけ
恥はかき捨て……と信じたい。
今年は能登半島地震がお正月に発生しており、今一度、備えましようという記事がたくさんSNS上に出ていました。もしかしたら、非常用の備蓄をされているかたも多いかもしれません。
これから、6月~は豪雨や梅雨、その後は台風と出水期がやってきます。備えを見直してすぐに効果的に使える備えをしておくというのは大切だと思います。
やらないとこうなるという失敗例をあげることで、そういえば……!とか、あれ大丈夫かな…?とご自身でちょっと思い出していただけると幸いです。
我が家は基本的には在宅避難だが
集合住宅に住んでいるため基本は在宅避難なのですが、地震後に火災が発生した場合は逃げる可能性がゼロとは言えません。そのため、一応、すぐに持ち出せる非常用の持ち出し袋を用意しています。決してメインの備えではありません(という全力言い訳)。
非常用持ち出し袋の中身は女性一人でも持ち出せるぐらいの重さです。水と食品少々で残りは物資と着替え(廃棄するか迷った洋服を非常用の服へ)をいれていました。
定期的な見直しを失念していたサブの備え
使う可能性が低いので、正直なところ見直しを大分長いこと忘れておりました。
今回、ふとこっちも見直しておこうと鞄の中身をすべて取り出してみました。そして、使えそうか確かめてみました。
その結果がこちら……
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もはや使えない不要なもののオンパレード!
えっ、非常時に私ゴミを持ち運ぶつもりだった!?
長期間見直さなかった持ち物、食料はこうなりました
写真上部の青い物体は懐中電灯、そしてキーホルダー型のライトもあります。懐中電灯は数年を経てベタベタになっておりました。もちろん両方とも使えません。
右上の茶色っぽいポーチも中がベトベトに。
缶詰の下。これは当時はウェットテイッシュ、現在はきれいに乾燥したティッシュ。
ケーブル、もはや口が今のケーブルと異なる(盲点だけどよく起きます!)
そして無数に見える食料品……
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よーくハイライト部分に目を凝らしてみましょう。
缶詰めは2020年、水は2017年、水に溶かすアクエリアスは2016年、そして飴は2015年!
これ賞味期限!ということは、購入したのはもっと前!!!
倒れるかと思いました。
食品に関しては完全に点検項目から抜け落ちていました。長持ちするから大丈夫と安心しきっていたのだと思います。
ゴミの重さ、約1.2kg。
持っていけるものが限られているなかでは中々の割合です(通常、成人女性が災害時に担げる重さはMax 5kgぐらい。)。
備えの服はもはや着られないし、写せない
数年前から一応、衣類の備えもしておこうと、バックパックに日常生活ではもう使わなくなった衣類を備えていました。
こちらは約2年前に準備して今回初めて点検したのですが、衣類すべて湿気でベタベタに。
超敏感肌の人間には間違っても着られません。もはや誰も着たくない。
ということですべて廃棄しました。計っていないけど3kg以上あったと思います。
写真をとるのも憚られるため記録してません。
荷物置場は湿気のたまるところで、この湿気に完全にやられてしまいました。
洋服を備える場合、圧縮袋で空気に触れさせずにしておく方法がいいかもしれませんが、まだこれといった解決策を見つけていません。
置き場変えるのも分からなくなりそうで、検討中です。
圧縮袋にいれておくこと、そして、半年に1度必ず服を洗う合わせ技が一番無難な選択肢かもしれないです。
終わりに
せっかく準備した備えも時間がたてば役に立たなくなるときが必ず訪れます。
万が一のときに最大限、備蓄が活用できるように、ぜひ出水期の前に今一度見直すことをおすすめします。
今回見たいに、使えない「ゴミ」を持って避難することになります……!
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