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モノを備える:1.逃げる?逃げない?

こんばんは。あじさいです。今日は、テイクアウトしてきた日本酒をおいしくいただいておりまして、この時間になりました。ギリギリ。。

あじさいのモノの備えに対する疑問

よく、「地震には○○を備えておきましょう!」ってテレビでやってますよね。
いつも、心の中で唱えてました疑問があったんです……。

「そんなに用意するものあるけど、それどうやって持ち運ぶのよ?持ち運べるものなんて限られているんだから無理。なんで、備蓄???( ゚д゚)ポカーン」

「災害時の備え=非常用持ち出し袋」

という頭だったんです。

本当は、モノの備えって、
1. 家の備蓄
2.非常用持ち出し袋

2種類あるんですよね。もちろん、どちらも大切です。

このとき大切なのは、実は

逃げるの?逃げないの?というお話。

結論

結論言うと、逃げないケースの方が多い。
マンションなら、ほとんど逃げません。在宅避難が主です。

(新耐震基準のマンションは、震度6強以上の地震が発生した場合でも建物が倒壊・命の危険がないように建てられているためです。1981年6月以降に建築確認された場合に適用されます。)

よく地震や大きな災害が発生したときに、避難所の映像がテレビで放映されますね。あれは、実際の一部です。あれが全てではありません。。

逃げるとき、逃げないとき

逃げるとき、逃げないときの判断基準は、ただひとつ。「住んでいるところに命の危険があるか、ないか」です。
*ここでの「逃げる、逃げない」は、災害が発生する前、または発生したあとに、避難所などの施設や他の方の家に逃げるかという意味です。
例えば、大地震が発生した直後に、外に取り敢えず出るというものではありません。。念のため。

以下の図(あじさい作成)は、避難するとき、避難しないときの判断フローです。

1.地震発生時

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地震発生時なら、
・地震の影響で建物が倒壊する危険があるのか
・津波はくるのか
・火災が発生する可能性(例えばガス漏れとか)

だと思います。

2.大雨や台風に伴う災害、例えば河川の洪水、高潮、土砂災害の場合

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洪水や、高潮、土砂災害が発生したとして、命の危険があるのか?

だと思います。垂直避難とは、被害の可能性が少なくなるように同じ建物内で安全な場所に逃げること。例えば、洪水が起こりそうだけど、逃げられない場合は1階から2階へ逃げるということです。

だから、ハザードマップって、災害の傾向を知る意味で大切なんです。詳しくはこちら(その1~3まであります!)


自然災害が発生したときの避難のリアル

注意!避難場所のリアルをお伝えしたいのであって、逃げる・逃げないの選択肢はどちらも重要です。

熊本地震・・・実は、前震直後の在宅避難が7割、本震発生直後は在宅避難が約5割弱。どちらの地震も夜に発生しましたね。

平成28年度市政アンケート調査結果報告書 

北海道胆振東部地震・・・63%が在宅避難。

※平成30年北海道胆振東部地震に関する住民アンケート調査報告(中間)

意外にも在宅避難が多いです。
そして、今の新型コロナウイルスの影響がある中では、密を避ける意味で在宅避難の備えが必要ですね。最近、よくニュースで見かけます。

次回、やっと、逃げないときのモノの備えについてお伝えします。ご覧いただき、ありがとうございます!良い週末を~✴️

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