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ママの算数が一番楽しい

こんにちは。
ちょっとばかり親ばかな話です。

小4次女が勉強をすることになりました

中学を考えてやっぱり自由がある主体的な学校に行きたいと決めた次女(小4)が勉強を始めることになりました。
「自分でコツコツは向いてないから、どこかに通いたい。集団より個人がいい。自分のペースでやりたい。」と次女が結論を出しました。

次女は1年以上色んな自分と向き合ってきました。
先送りしたい自分、
面倒なのが嫌な自分、
遊びたい自分、
楽しい事が好きな自分、
学びたい自分、
未来のために頑張るか悩む自分、
ハマるととことんな自分、

色んな自分と向き合って彼女が出した結論。


自分を知り、自分の可能性を感じられるが故のものでした。
全く雲をつかむような状況でなくなってきている事を感じられたからこそ、選択できた結論だと親は感じました。

 小さく生まれ、周りは自分ができない分からないことをやってのける環境で育ってきた次女が4年間かけて取り戻した存在の承認みたいなものがそこにありました(大げさ!)

 失敗したくない、完璧でいたい、分からないと言えない、そういうところから素の自分を受け入れて、自分の得意不得意を知り、他者と違って当たり前と気が付き、自分がコツコツしてきたことが形になり始めていけるかも?となったのが今だったのだと思います。

とポエミーな内容が続いております笑!
それくらい、次女の4年間は傍目に見ててもハードだったんです。
すごいなと。スポーツカーの仕組みかなり学習してきたんじゃない?と。

「熟の先生よりママの説明の方が分かりやすい」にノックアウト

さてそんな次女さん、個別塾に通い始めました。
学んだことを復習するために宿題として毎回持ち帰るのですが、
当然のように一度では理解できていません。

大切なことなのでもう一度言いますが、
次女にとっての復習とは学んだことを確実にできるようにするものではなく、
「学んだ事を理解し、使えるようになるもの」なんです。

誰が彼女の分からない部分を明らかにしてくれるのか。
もちろん「ママ(私)」です。

なので帰宅するなり、「ママ!宿題一緒にやろう!」となります。

長女の時は自分で自学自習できるように、という目標設定だった母も、
いいとも!いつでもサポートしようじゃないか、と隣に座るわけです。

母は、塾での解き方や間違い方をざ~っと見て、「あ、この辺理解できてないな」とあたりをつけます。算数寺子屋では基本教えないので、教えるプロではないですが、子どもが理解できていないところ、混乱しやすいところを把握することにかけてはその道十●年だったりするのです・・。

けれども次女は、基本は自分で宿題に向かいます。
私は時が来るまで隣で解き方やアプローチをチラ見しつつPC仕事。
(と見せかけての混乱ポイントのサポート資料の作成)

質問があると、問題を一緒に読んでもらい主語と述語と何を聞いてるかを確認します(深く読む)。それだけで解消することも多いです。
それでも混乱する場合、
最小公倍数の問題を解いてる時に作っていた資料を見せながら、
「掛け算の性質ってどんなものがあると思う?」という質問からママタイムが始まったりします。

ちなみにできる限り、解き方は教えないようにはしております。

宿題が一問も進まないその状況に、スタート時はイラっとする次女でしたが
問題を進める中で、
「ママが言ってたのはこれかー!」という瞬間が来たらしく
ある日ぽつっと、

「ママと算数するのが一番楽しい。塾の先生より説明もわかりやすいし、
 ママは私が知らないことをたくさん知ってる。」
とお褒めの言葉をいただきました。
これはうれしい。1週間くらいどや顔でいられそうです(鼻が伸びてます)。

でも先生の名誉のためにいうと、先生が次女の混乱ポイントを把握してないだけ。猫かぶられたら私も分からないもの。
しばらくしたら教えるプロの先生のすごさが分かると思う。
そしてゆくゆくはこの2年で習い事先の先生に質問をしにいくようにシフトしていってほしい。中学以降、ちゃんと外の大人とつながって世界を広げていけるように。

そんなこんなで今日は帰宅後最大公約数を一緒にする予定です。


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