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旬野菜便り♪新鮮大根だから味わえる!1本まるまる使い切り計画☆
寒くなるにつれて甘みが増してくる大根。
旬の時期には1本で売られていることが多くなりますよね。みずみずしい葉のついている大根が手に入りやすくなりますが、使い切れないからと購入をあきらめていませんか?
大根は部位によって味や食感が異なり、色々な料理に使えるので、毎日の食卓に大活躍☆
冷凍保存もできちゃいますよ!
部位に合わせた調理のコツなど、知っておきたいポイントや大根を活用したレシピをマスターして、旬の大根を味わいつくしちゃいましょう!
大根ってどんな野菜?選び方は?
大根の旬は9~11月頃。 たくさんの品種があり、細長いものからかぶのように丸いもの、小さいものや赤い色をしたものまで、形や食感、味なども個性にあふれています☆
代表品種である青首大根は、水分を多く含み、甘みが強いのが特徴。
大根は、ずっしりと重いものや、ひげ根の穴が浅いものを選ぶのがオススメ☆また、根の部分の表面が白く、ハリとツヤがあるものが新鮮な大根の証♪
根の部分が黒ずんでいるものやひび割れているものは避けるようにしてくださいね。
部位に合わせた調理法をマスターしよう!知っておきたい下ごしらえのコツは?
大根は、部位によって味や食感が違うので、それぞれに合った食べ方をぜひマスターしたいですね。
まずは大根の葉。大根の葉って実は緑黄色野菜なんです。なので、きれいな葉がついているものが手に入ったら、葉物野菜としてぜひ料理に使っちゃいましょう。
大根の葉に近い上の部分はみずみずしく甘みが強いので、サラダや大根おろしに向いています。
中央部分は柔らかく辛みと甘みのバランスがよいので、煮物や田楽、ステーキにぴったり♪。
先端の下の部分は水分量が少なめで調味料の馴染みがよく辛みが強いので、薬味やみそ汁の具材、漬物にも。辛めの大根おろし派の人は 先端部分を使うのも◎
さらにおいしくなる下ごしらえのコツもおさえておきたいですね☆
煮物に使う場合は、皮を厚めにむくようにすると皮周辺の筋がとれ、やわらかく仕上がります。
輪切り大根の片面に、隠し包丁と呼ばれる1㎝ほどの切り込みを十文字に入れると、火の通りがよくなり、味もよく染みこみますよ!
上手なゆで方は、米のとぎ汁(または大さじ1ほどの米を入れた水)を大根がかぶるくらい入れ、30分ほど弱火で下ゆでするのが◎苦みやしぶみがやわらぎます。
角ばった部分を少し切り取る面取りをしておくと、煮崩れ防止に。
大根の保存方法
葉つきのものは、葉を切り離して保存するのが◎
大根は3つほどに切りわけておくと、使いやすくなりますよ。
それぞれを軽く湿らせたキッチンペーパーで包みポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で立てて保存しましょう。
大根おろしや薄めに切ってさっとゆでたもの、葉をさっとゆでて水気を絞ったものは、冷凍保存もできます。
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すみずみまで大根を食べつくす!オススメレシピ
おさえておきたい!大根の定番レシピ☆
調理によって味しみしみのやわらか大根にも歯ごたえシャキシャキのみずみずしい大根にもなる大根のおいしさを味わいつくしたい!そんな大根のあふれる魅力を味わえるオススメレシピをご紹介します♪
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生の大根ならではのおいしさを実感!
生の大根でみずみずしさとシャキシャキ感を楽しむ♪甘みがほしいときは上の方を、辛みを味わいたい時は下の方を、1本の大根をつかいわけられれば大根マスターも夢じゃない☆
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大根の葉を使って一品プラス♪
旬の時期にしか出会えない♪新鮮な大根の葉は緑黄色野菜として使っちゃおう!
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部位によっても味や食感が異なる大根の調理のコツや、下ごしらえの方法をマスターして、大根ならではの魅力をぜひ満喫してくださいね♪
(参考文献)
「やさい(幻冬舎)」
「旬の野菜と魚の栄養事典(X-Knowledge)」
「旬の野菜の栄養事典(X-Knowledge)」
「野菜まるごと事典(成美堂出版)」
「食材図典Ⅲ(小学館)」
「からだによく効く食べ物大事典(池田書店)」
(参照日:2022-10-31)