開発ストーリー肉と野菜を一緒に楽しむ「スチーミー®」
圧力鍋を使わなくても、まるで何時間も煮込んだかのような“やわらかジューシー”を簡単に実現できる圧力スチームクッキング調味料「スチーミー®」。
調味液が入ったパウチにお肉を入れて、電子レンジで加熱するだけという手軽さから“魔法の袋”と呼ぶ声もあるほど、さまざまなご家庭で親しまれている製品です。
そんな「スチーミー®」に2022年秋、<鶏のうま煮用>という新しい品種が登場! 開発の経緯や製品化にあたってのこだわり、オススメの食べ方などを開発担当である宮代さんにうかがいました。
「スチーミー®」初となる、肉&野菜の同時調理に成功!
── 「スチーミー®」シリーズ、待望の新品種<鶏のうま煮用>が発売されましたね。特徴について教えてください。
宮代:シリーズとしては初となる、肉と野菜の同時調理が行える点です。今回発売した<鶏のうま煮用>では、鶏もも肉と玉ねぎを「スチーミー®」のパウチ袋のなかに入れてレンジ調理するだけで、ジューシーな鶏肉ととろとろの玉ねぎ、それぞれの味わいをお楽しみいただけます。
── 肉と野菜を一度に調理できるなんてとても便利ですよね。どういった経緯で開発することになったのでしょう?
宮代:日々、お客様からいただくお声にあったものを採用しました。これまでの「スチーミー®」シリーズはいずれも肉のみの調理に特化した調味料でした。
そういった背景があり、お客様からは「野菜と一緒に調理できるものがあったら嬉しい」とのお声が多く届いており、肉と野菜を同時に味わえるレシピ・製品開発に取り組むことになりました。
── それでは、野菜と合わせて楽しめるレシピアイデアを検討し、そのなかから<鶏のうま煮用>の案を採用したということでしょうか?
宮代:そうですね。「スチーミー®」シリーズは“手作りしにくい、だけれど馴染みのある味”を目指してレシピ開発を進めているんです。今回はその意向に沿って、さまざまな野菜と合わせて味わえるレシピを検討しました。また<うま煮用>という品種名については、100案ほど検討しました。
── 100案……! とても膨大な数ですね。
宮代:社内の関係者にアイデアをもらいながら“うま煮”の定義とされている「肉や野菜の、甘く濃い味わいの煮物」と今回の品種の設計がピッタリだった為、<うま煮用>と品種名を決定しました。製品については、ご家庭ではなかなか常備していない黒酢や香味野菜をじっくり煮込んだ調味液にしたことでご評価いただいたこと、多くの家庭にある玉ねぎを使用して、おいしさを再現できることをアンケートで確認し、選定しました。
こだわりの味わいが手軽に自宅で再現できちゃう!
── <鶏のうま煮用>で実現した肉と野菜の同時調理は初の試みとのことですが、開発の際に苦労した点もありますか?
宮代:複数の材料を使用することによる難しさがありました。肉と野菜の両方にきちんと火が入るように、火が入りすぎず、生煮えにならないようにそのバランスを取るために試行錯誤を繰り返しました。
また、レンジ調理の場合、ご家庭にある電子レンジの機種に左右されることなく、おいしく調理できる必要がありますよね。そういった再現性の観点にもこだわり抜いています。
── 食材が増えることによる加熱具合の変化はたしかに悩ましいポイントですね。どういった方法で解決したのでしょうか。
宮代:肉はそのまま、玉ねぎはほぐしてパウチ袋に入れていただくことで、どちらもおいしく調理できるような工夫を施しました。
肉と野菜を一緒に食べられるといっても、調理工程が増えてしまっては意味がありません。そこで、なるべく簡単に調理できる方法のなかで最もおいしく仕上がるものを検討し、「玉ねぎをほぐす」方法が一番だと発見しました。パッケージに記載している通り、とろ〜りと仕上がるのでぜひ体感していただきたいです。
── 今秋、すでに発売を開始していますが、生活者のみなさんからの感想や評判のお声は届いていますか?
宮代:多くの方から喜びの声をいただいています。具体的には「作れそうで作れなかった味わい」「すぐに作れるのがうれしい」「同じ味わいが何度でも再現できる」など。こだわりの味わいが、いつでも、手軽に楽しめる点に対して評価いただいていて本当に嬉しいです。
「スチーミー®」には特許技術をつめこんでいるんです。まるで圧力鍋で調理したときのように、短時間で肉がジューシーに柔らかく仕上がるので、なかなか時間が取れない日のごはんに活用いただいていることが多いと伺っています。
開発担当・宮代さん直伝! 「スチーミー®」<鶏のうま煮用>アレンジレシピ
── 「お手軽&簡単」がなにより魅力の「スチーミー®」<鶏のうま煮用>ですが、その特徴を最大限引き出す作り方はありますか?
宮代:まずはパッケージに記載の作り方に沿って作っていただくのがオススメです。肉を入れる向きや温める際のポイントなどはすべて記載があるので、しっかり読みながら作っていただくのが良いかなと思います。
宮代:そのうえで、さらに便利に作りたいという方にお伝えしたいのが、鶏肉や玉ねぎを購入したら、すぐに材料すべてをパウチに入れて冷蔵庫で保存する方法です。実は、調味液には肉を柔らかくする成分が含まれているので、よく揉みこんでから漬け置きすると肉が柔らかくジューシーに仕上がるんです。
省スペースに保管もでき、何より食べたくなったらレンジでチンするだけなので一石二鳥ですよ。品質保持の為、肉の消費期限内にお召し上がりくださいね。
── 漬け置きしてある「スチーミー®」を電子レンジに入れるだけでジューシーな鶏のうま煮が完成するということですね……! アレンジレシピとしてのオススメはありますか?
宮代:個人的には、玉ねぎを長ねぎに変更して作るのが好きです。玉ねぎだと包丁で切る工程が含まれますが、長ねぎならキッチンばさみでザクザク切るだけなのでさらに楽ちんに作れちゃいます!
他にも、<鶏のうま煮用>はコクのあるタレもおいしいので、一品のおかずとして楽しむだけではなく、ごはんの上に乗せて丼ものとして召し上がっていただくのもオススメです。タレのおいしさで、ごはんがドンドンと進みますよ!
思い立ったらいつでも! 「スチーミー®」<鶏のうま煮用>でしあわせ満点ごはんを
なかなか自宅では作る機会の少ない、鶏のうま煮。「スチーミー®」を使えば、電子レンジで材料を加熱するだけでコク旨な味わいをいつでも楽しむことができちゃうんです。
これまでの同シリーズとは異なり野菜を加えて調理できるので、栄養のバランスが取れたり、野菜の甘みまでしっかり感じられるのもうれしい点ですね。手軽でしあわせなおウチごはんを叶えてくれる「スチーミー®」<鶏のうま煮用>、ぜひ一度ご家庭でお試しください!