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紅茶といえば「紅茶王子」

紅茶と言えばそれこそ午後の紅茶から始まり、おしゃれな紅茶専門店なども最近は沢山ある。紅茶にかかわるコンテンツも沢山あるだろう。

でも紅茶と言えば自動的に漫画の「紅茶王子」が出てきてしまうのは、もはや刷り込みのようなものだから仕方がないのだ。

そういう生き物なのだよ私は。

思春期。自分の好きなモノ嫌いなモノがはっきりしてきたあたり。

私には姉がいて、白泉社の漫画が好きだったように思う。そして家にある日突然あらわれたのが「紅茶王子」だった。

そもそも漫画好きを自覚したのは、おばさんの家にあった「荒野の天使ども」で白泉社だ。今、私が大好きなよしながふみさんの「大奥」も白泉社。もちろん他でも書いてはいるけれど。

どうもこれば血筋というものなのかもしれない。

話がそれたけれど、要するに「紅茶」というキーワードをはじめ、アッサムとかアールグレイとかそういう茶葉の名前なんかも含めて、高尚で素敵なイメージのかたまりであったように思う。

もちろん山田さんが描いてこその魅力だったと思うけれど、当時私の心をつかんだ中心は「紅茶」という単語そのものだった。

そして1巻からちゃんと紅茶の入れ方が出てくるわけで、やるよねそりゃ。カップ温めてちゃんと時間計ってフタをして。

なんなら月、映そうとしたよね。映らなくてこぼしたけど。

紅茶カップに紅茶を入れて満月を写し、それを銀のスプーンでかき混ぜると願い事を叶えてくれる紅茶王子が現れる

てゆうおまじないがねありましてね。そのおまじないをやったら紅茶王子が出てきて・・・ってそんな話だからさ紅茶王子。ザ思春期。

私の中ではいくつになっても、紅茶と言えば「紅茶王子」

もう完全に刷り込まれてるから今更とろうとは思いませんが、こんなにも脳内に居座られるとは思ってもみなかった笑 まあ、続編出てたりと作品自体の人気も息の根も長いのも大きいでしょうけど。

さすがにもう家にはないので、いつかまとめ買いか漫画喫茶で読むことにしましょう。

紅茶でも飲みながら。


#エッセイ #漫画 #紅茶のある風景 #紅茶王子 #思春期 #山田南平

「欲しいものリスト」に眠っている本を買いたいです!(*´ω`*)