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#わたしをかたちづくったもの 【雑食】な私を作ったもの
さて、今日はあきらとさん発案の「#同じテーマで書いてみよう」という企画にのっかってみることにいたしました。
読んで字のごとく、「同じテーマで書く」というもの。すでにひとつ「#今日の天気」というテーマで、noteバトルが繰り広げられていて、テーマは同じでも、切り口や書き方、いろんなカラーの違いが見えて楽しいです。
そんなわけで、私が参加してみる水曜日の方のテーマは
『#わたしをかたちづくったもの』
ということで、何が私を形作ったのかなぁということに、絶賛、頭を巡らせているところなのです。
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しかし……
形作ったものをたどるためには、『そもそも「今の私」って何なのか』というところから考えださなければいけない、ということに気がついて絶望しているところです(笑
深い……なんて深いテーマなんだ(笑
いやそんな馬鹿なこと言っていると、それだけでお茶をにごして終わってしまう。それもちょっと面白いかな、と思ったけれど、いくらなんでもヒドイからそれはやめよう(笑
そうね。例えば私、多分人より『雑食』……といいますか、ジャンルに関わらず何でもかんでも好きです。この辺の「節操の無さ」について、掘り下げてみようと思います。
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わりと昔からその気はあったと思うのですが、意識的に雑食になってきたのは、大学の『音楽サークル』に居たころなんじゃないかと思うのです。
あ、音楽サークルってつまるところバンドをやるサークルでして、aikoとかJAMとかエルレガーデンとかをやるような、学内では一番ポップス寄りのサークルに入ってました。
他大の一般的な音楽サークルは、普通ライブハウスで定期ライブをします。
でも、うちの大学は田舎にあったせいか、学内にステージを作って、自分たちでスピーカーとかマイクとか全部配線して、教室でライブをやるというDIYっぷりでした。
私は、そこで所謂PA(ピーエー)をやっていたわけです。
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『PA』ってのは簡単にいうと、客席の真ん中くらいに陣取って、この写真のようなやつをいじって「バンドの音を調整して聞きやすくする人」です。
うちのサークルは、だいたいポップス寄りとはいえ、ロキノン系に始まってメタルのバンドもアイドルのバンドもあるし、コントしかやらないバンド(? もありました(笑
そして、コントはともかく基本的にはみなコピーバンドなので、コピー元のアーティストがいます。となると、調節する係りとしては、やはりそれぞれ元のアーティストの音源を聴いていたほうが、より「正解に近い音」に調節できるわけです。
PA卓にいるときは、気持ち的には、もう一人のバンドメンバーくらいのつもりでしたし、誰に言われるでもなく、自然とほぼすべてのサークル内にあるバンドの音源は聴くようになります。
もちろんそのアーティストが好きか嫌いかは別の問題なのですが、聞いていればどれもだんだん好きになってくるもの。そして、自分がもともと好きだったジャンルなんて、ちっぽけなものだってことにすぐ気がつきます。
サークル内の役割とはいえ、そこに職責が伴うことによって、『自分の知らないところに一歩踏み出してみることの楽しさ』を知ることが出来たんじゃないか、と思っています。
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そして、「元の音源」と「コピーしたもの」を並べて聞くようになると、もうひとついいことがありました。
『気持ち』が見えるようになってきたんです。
「情熱」とか「意欲」という言葉でもいいのですけど、演奏している子達が、いいものを作ろうと思い、きちんと練習しているのか、それを伝えようと頑張っているのか。そんな目に見えないはずのものが、影のように映し出されるようになってくるんです。
これはバンドのお話ですから、他も何でもかんでも見えるわけではありません。でも、この『気持ち』というのは、多分何をやるにしても大事な部分です。
同時に、簡単には思い通りには行かない部分ですけれど、これからもこの『気持ち』の部分を大事にして、いろいろ取り組んで行きたいものです。
そんな『#わたしをかたちづくったもの』のお話でした。
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