【番外編】「漫画5つ」から勝手に性格診断をしてみようのコーナー
番外というのもおかしいな。
むしろこっちが本編であるような気がする。
「5つ出してくれたら、勝手に性格診断いたします、信ぴょう性の保証は致しません」、と書いておいたところ、現時点で5人もの奇特な方が見えたので、勝手にぶった切っていこうと思います(笑
順番は、表明いただいた順になります。
では!まず一人目。
■ふむふむさん
ムーコ私も大好き!
……あ、いかん。いきなり私見から入ってしまった(笑 いやでも「いとしのムーコ」は最高なんで皆さんも読みましょう(笑
えーと気を取り直しまして。
1冊目「Papa told me」は、ヤングユーの連載ですし、世代というよりかは、『生き方』として刺さる部分があったのでしょうか。
主人公の女の子は年に似合わず、とても大人びており、子供の立場からお父さんを支え奮闘します。もしかしたら、早く成長し、もっと大きな頼れる存在になりたい。そんな目線に共感するのかもしれません、
「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」もアンチテーゼ的な漫画です。
吉祥寺に家を探しに来たけれど、色々見てみたら別に吉祥寺である必要はなく、最終的には自分にあった、もっと良い場所を発見する。そんな開ける視界にカタルシスを感じる漫画です。
どちらにも当てはまるのは、変化、成長そして、『変身願望』ではないでしょうか。無理やり絡めるなら、「コウノトリ」も『出産』という移りゆく命、そして変わる生き方のお話です。
……となると、
最終的に『変身』したいのは、流れ的にやっぱり『犬』、ということで異論ございませんでしょうか?(笑
だってほら、5作中2作品が犬を愛でる漫画ってこれ結構な比率です(笑 癒しを求めるとともに、「私は犬になりたい……」くらいの願望はあってしかるべきでしょう(笑
ムーコのように我が道を突き進みながらも、笑顔とコマツさんを忘れずにいれば、癒しを振りまき、誰からも愛される存在になることができるでしょう。
さて二人目!
■るみ姉さん
天下の酒飲み漫画「ワカコ酒」が一つ目、家庭料理漫画の金字塔「きのう何食べた?(映画化決定おめでたい!)」が二つ目。
もうお分かりですね。酒飲みの人です(笑
世代的なものは「なんて素敵にジャパネスク」ですかね。親の言うことなんて、おとなしく聞いていられるか!という元気印娘に、共感する部分があったのでしょうか。ヒロインの名前も「瑠璃」でちょっと近いですね。
私の印象ですが、「逃げるは恥だが役に立つ」も「信長協奏曲」も、『頭で理屈を考える』描写が多いです。その行動の意味、動機、リターン。そんなものをまずは考えてしまう『理屈先行型漫画』。そういえば「何食べ」もわりと理屈っぽいですね。
このあたりの考え方に近しいものを感じることが、これらの作品がランクインしてきている大きな理由なのではないでしょうか。
気が付いたら戦国時代で信長にさせられてしまったり、流れでそのまま契約結婚をしてしまったり。状況が勝手に進んで行くのであれば、理屈を並べることが一番大事ですが、現実に生きる上では、理屈で考えても仕方がないことが沢山あります。そもそも答えがないことも多いです。
いっそシラフの段階から「ぷしゅー」「ぷしゅー」と、日常的に使っていくくらいの緩い生き方も良いのかもしれません。
……あ、あと『理詰め』で思い出したので、田村由美さんの「ミステリという勿れ」という漫画をお勧めして終わろうかと思います(笑
大変面白い漫画です。
さあ三人目!
■ちよこさん
「フルーツバスケット」って最も売れた少女漫画としてギネスのってるらしいですね。そんなに売れてるとは初めて知りました。
他の作品もこれまた押しも押されぬ漫画たち。あえて共通点を探すのであれば、「NANA」はともかく、他は『キャラクターの強い漫画』かなぁという気がいたします。
どれも作品として全ての水準が高く、いろんな楽しみ方のある漫画たちなので、一概に言いづらい部分はあるのですが、ストーリーの魅力もさることながら、キャッチーなキャラクターが詰まっている、そんな漫画たちかなと思います。
つらいときは一緒に泣き、楽しいときは一緒に笑い、一緒に成長する。
そうやって『人』に共感し、注目できることって強さだと思うんですよね。何せ、私なんて過去に「人に興味を持て!」と言われたことのある人間なので(笑 本人にしてみれば「そんなこと当たり前じゃないか」と思うことでも、人から見れば簡単じゃないことって沢山あります。
現実にも、「コップに水張って、葉っぱ乗っけて念じると自分の強みを教えてくれる」みたいなシステムとかあるといいんですけど、なかなかそう簡単にいかないものですから。
あと「HUNTER×HUNTER」を好きな人は、まあ我慢図良い人なんだろうなぁと。それは良く思っています(笑
四人目!
■大麦こむぎさん
そんな「フルーツバスケット」からこちらも始まり。影響力の強さがうかがえます。
ところで「らんま1/2」と「魔法陣グルグル」って私(三十代半ば)がど真ん中世代じゃないかと思うんですよ。そのあたりから考えるに、兄か姉の存在を感じるのですが、いかがでしょうか?(笑
そんな世代色の強そうなラインナップに加えて、現在も連載中の「ハイキュー」、そして連載中とはいえ、全盛期はだいぶ前のはずである「ジョジョの奇妙な冒険」が並んでくるあたり、様々なものを良いと感じ、それに手をだすことに対するフットワークの軽さがうかがえます。
なかなか大人になると、食指が鈍くなって新しいもの入りづらくなりますからね。新しいものを好きになれるうちは、いくつになっても気持ちは若者です。
そういえば私、さっきから偉そうに書いてるけど、フルバって最後まで読んだのかしら……(笑 実はカレカノと並んで、白泉社二大苦手漫画だった覚えはあってですね……あ、いや、そのあと性根を入れかえて読みはじめた覚えもあるんです。でも、最後まで読んだかどうかが定かじゃないという。。
まあいいや(笑
次!五人目!
■natsukoさん
思春期に「OZ」と「CIPHER」にはまったら、性癖を決定づけられて戻ってこれなさそう(笑
いやなんてゆうか、「BANANA FISH」のアッシュとかもそうですけど、あの時代によくいた中性的ヒーローたちは、どこか外人っぽくて、そこら辺の男が束になってかかってもかなわないクオリティの塊ですからね(笑
「風の谷のナウシカ」や「OZ」なんかは、しっかりした世界観があり設定があって、沼としての深さがあります。そういうものがここに入ってきているということは、物事の『深さ』を追求することに、心地よさ感じるところがあるのでしょう。
そういえば5つとも世代の漫画といいますか、若いころに衝撃を受けた類の漫画ですね。
となると、今はあまり漫画を読まなくなってしまったのか、もしくは原体験……ファーストインプレッションを大切にするタイプなのでしょう。漫画を読まなくなってしまったのなら寂しいので、ぜひとも「ハイキュー」あたりから、また漫画に手をだしてくださいませ(笑
■最後(わたし)
節操がない(笑
古い漫画が多いけど、ジャンルや知名度に偏りがなく、とにかく節操がない。まあ「ファイブスター物語」を挙げている人が、一癖ないわけがない(偏見)ので、必要がなければ近寄らないほうが無難かな(笑
■まとめ
以上。5人プラス1でした。
難しかったー(笑
想像以上に知ってる人はやりずらかったです(笑 だって、本人の顔がチラチラ浮かんじゃうんですもの。どうしたってそれに引っ張られてしまう部分が……
ま、本当に勝手にしゃべっているだけなので、どうか真に受けたりしないでくださいね。軽い気持ちで始めてみましたが、とても大変だったので、もうやりません(笑 お疲れ様でした、私。
今更ですが、テレビ画面に向かって酒飲みながらクダをまく、くらいのテンションが大事でしたね。ということはこれはいっそ「飲みながら書く」べきだったということかー(笑