#一駅ぶんのおどろき 回顧録
「悔しい」というほどの感情はありません。
結構頑張って参加していた「#一駅ぶんのおどろき」に、ちっともひっかからなかったことです。数えたら13個書いていて、最近のコンテストでは一番頑張って投稿していました。
しかしこうして結果発表がおこなわれ、グランプリ受賞作品を見ると、それはそれは素晴らしい作品たちなわけです。白黒つけるなら私が選ばれる理由はない。選べと言われたら私だって受賞作を選ぶ。
そう思ったらあんまり悔しくなくなってきたわけですね。
悔しいと思っている暇があったら精進精進……と、そんな気分です。
……とか書いてみたけれど、受賞した方のバッチを見ていたら、やっぱりちょっと悔しくなってきた(笑 cakes掲載?普通にうらやましいな(笑
もっと頑張れば良かったなぁ。
というよりも、事前に誰かに読んでもらうべきだったと思う。忌憚のない意見をもらうべきだったと思う。印刷して読み直すべきだったし、そのあたりの腹のくくり方が足りてなかったな。
……と、今ならそう思うわけです。
これが世にいう、後悔先に立たずというやつですね(笑
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『ネタとして、すごく飛びぬけている』
というものは、それほどなかったのではないでしょうか。もともとこの手のショートショートのネタなんて、限られていて新進の技術に言及するのでもなければ、大体誰かがどこかでやっているものです。
それを加味したうえで、見慣れない切り口か、うまく生かされているか、といった部分で足切りがある。
そして、最終的には地力……、基礎的な部分による「文章力」「描写力」での判断、というところだったのではないか、と勝手に考えています。
参加しやすいコンテストは参加しやすいだけあって、力のある人が沢山いますからね。
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これ悔しいから来年もやってほしいですね。
ぜひぜひお願いいたします。