福岡は博多に拠点を作りましたよ!という話、かと思いきや成長物語の話
昨日と一昨日の土日は福岡にいってきました。
ホイットニーです。
沖縄に帰ってくると暑いですね〜。
今日はめちゃくちゃ暑くてたまりません。
27度だそうですが、もっとある感じがします。いやはや。
なぜ福岡に行ってきたかというと、支社を開所したんですねー。
支社というほど立派じゃないので、拠点といえば軽いっすかね。
沖縄からメンバー二人が福岡に進出です。
そのためのいろいろな準備に行ってきました。
拠点を作るって当たり前ですけど、いろいろとお金がかかりました。
「電灯ってついてないの!?」
「エアコンってこんなに高いの?!」
「LANってすぐ使えないの?!」
「トイレットペーパーがないからトイレいけない…」
「カーテン買ってきたけど、短っ!」
もう、それはそれはいろんな事があって1日があっという間ですよ。
それに土曜の夜は、WBAスーパー・IBF世界ミドル級王座統一戦「村田選手対ゴロフキン選手」という奇跡のカードがあり、どうしてもみたいと思っていました。
このカード、事前に知人から
「絶対見た方がいい」
と言われて、ゴロフキン選手がいかにモンスターかを聴かせてもらっていたので、もう、めちゃめちゃ楽しみにしていたのです。
Amazon Prime独占配信だったため、ネット必須。
買い物を広げたりする手際もそうですが、ネットも早く繋がってくれ〜と祈る思いでした(無事、観戦できました)。
AJIMAは引っ越しが多く、作った居場所的なところでいうと、今回が6箇所目になります。
最初の拠点は、クライアントさんの隅っこに居候させてもらった一角。
その頃は、僕もまだ入社していなくて、2名体制でした。
クライアントさんが引っ越しされて、その流れで2箇所目に引越し。今も取引があって、大変お世話になっているクライアントさんです。
いよいよ自分たちのオフィスをというところで、沖縄の中心地「国際通り」に居を構えたのが3箇所目。僕はこの時にJoinしました。
クリエイティブ事業部も3拠点目のときに立ち上がり、幸運なことにクライアントにもメンバーにも恵まれて手狭になります。
そこで借りたのが4箇所目。デジタルマーケ事業部とクリエイティブ事業部を分けた形になりました。
さらに増員することに成功して借りたのが、現沖縄オフィスの5箇所目。引っ越しした直後にコロナが流行してしまったので、全員が来て稼働したの日数はめちゃめちゃ少ないんですよねぇ。
そして、今回の福岡博多拠点が6箇所目という事になります。
そのほかにも、クリエイティブ立ち上げの際に、クライアントさんのところに常駐させてもらいましたので、住まいとして一時的に借りたことも何度かあります。
その拠点拠点で物語が生まれて、おかげさまでAJIMAは成長しています。
ところで、成長ってなんなんでしょうか。
僕はこの言葉を使うときにやや抵抗を感じます。嫌いじゃないんですが。
「成長」という言葉には、絶対的に正しいという印象があり、正義なんですよね。
「成長したいか?」
って聞かれて、「したくありません!」という人はいないと思うんですよ。
だから「したいです!」って答えると、
「成長したいって言ったなっ?!言ったよなっ!!お前が言ったんだぞぉぉっ!!」
と言われて、ものすごい負荷が降りかかって来そう。なんかもう突っ込むしかないみたいな成長恐怖。
聞かれる立場でなくて、使う立場だとしても、
「今から俺は、絶対的な力で彼or彼女をコントロールしようとしているのではないか」
という抵抗を感じるのです。
使った手前、僕自身も当然成長していないといけないですよね。
でも、そんなに毎日毎日成長しているわけはないので、重たいという理由もあります。
上記のような言葉の暴力的な使い方ではなくて、成長そのものはいい事です。
村田選手対ゴロフキン選手という試合は、チャンピオンだから見たいというのもありますが、知人から聞いたゴロフキン選手のこれまでの物語や、村田選手の成長物語があって、「めっちゃ見たい」となりました。
観戦後も感動を覚えたのは、彼らの成長物語を知ってたからです。
成長物語って、聞いてても話してても楽しいんすよ。
また、成長の物語には浮き沈みがあった方が楽しいですよね。
成功したり失敗したりしながら、全体としては右肩上がりに成長するのが良いのではないでしょうか。
トイストーリーという映画は、子離れできないウッディの父親としての成長物語なのだそうです。
最初は、みんなのリーダーなんですけど、カッコいいバズが登場してから、失落します。
冒険を通じて気付きを得て、成長するという物語。
世界的にヒットしたので、世界中の人が成長物語を好きだと感じているのではないでしょうか。
世界の経済成長も、浮き沈みしながら右肩上がりに成長しています。
日経平均連動指数とかみても、そのようになっています。
日本を代表する会社でも心電図のように脈打ち、まるで生きているかのように成長の物語を紡いでいるのではないかと。
ね。成長って悪くないでしょう。
成長をコミットするってのは、なんかおかしくて、普通にするものだから
「お前がワザワザ押し付けてこなくていい!」
ってところもあるし、振り返って
「成長したな」
って使い方の方が正しいのかもしれません。
プレッシャーに押しつぶされそうになったら逃げてもいいんだし、逃げる物語も面白いもんです。
成長という言葉をコミットに使うんじゃなくて、選択肢が与えられた時に、意識的に成長する方を選ぶようにしたり(間違っててもいい)、あとで振り返って「成長したな」って言えるかどうかを基準にする、そんな言葉の使い方で、物語は生まれるんですよね。
さて、福岡での立ち上げは、AJIMAにとって初めての試みです。
飛び立った二人のメンバーにとっても、福岡で働くことは初めてです。
初めてのことは、ストレスもありますが、ワクワクもしますね!
お付き合いいただいているクライアントさんや、頑張ってくれているメンバーのおかげで、こうした脈打つ組織になれています。
僕らが挑戦するってことは、クライアントさんやメンバーにとってプラスになるということです。たとえ失敗したとしても、その経験が活かされるので、プラスに働きます。
福岡立ち上げは、成長を意識した選択ですから、新たな物語が生まれることは間違いありません。
そしてそれは、きっと「面白い」に違いありません。