嗚呼ソクラテス
朝起きてまずカーテンと窓を開ける。カレーの木に朝の挨拶をするために庭におりる。
こちらの木は我が家にきてから二本目の新芽を出している。見るたびしみじみする。
こちらの木はまだ新芽が出てこない。真ん中にちょこんと新芽のようなものが見える気がするんだけど、もう幾日もこのまま変わっていない。もしかしてなにか生育にとって悪いことをしているのかもしれないと不安になる。苗を植え替える時に粗相をしたのかもしれないし、本当はもっと水が欲しかったり或いはその逆なのかもしれない。でも見る限り葉に元気が無かったり枯れ始めていたりというようなことが無いので、これがこの木のペースなのかもきっとそうかも!と思って日々観察している。
毎日カレーの記録をするために書き始めたnoteだけど、カレー以外にも思うことはある。今、たくさんあると書きそうになってやめた。たくさんは無い。
この前、水道代の上水の料金と下水の料金が相関しているものだと初めて知った。たとえ私が買ってきたペットボトルの水を下水に流そうが下水料金だけが上がって請求されることはない、らしい。
除湿機のタンクに溜まった水を排水溝に流したら毎回4リットル程度の下水料金が加算されることをなんだかな〜と感じており、それなら打ち水にしたり外のタイルの掃除に使ったりした方が良いかしらと人に話したところ、私の水道代の計算方法の概念がそもそも間違っていることを知らされた。本当にびっくりした。
その時の場の空気がチクチク私を攻撃してきて居た堪れない気持ちになった。いや、私がそう感じているだけなんだけどさ。こういう時に卑屈になってみせるのは嫌だから、本当にびっくりした!そうなの?!教えてくれてありがとう〜!って振る舞ったけれど、なんで私はこんなことも知らないまま三十年余りも生きてきてしまったのだろうか。
人と会うと、思ってもみないところから話が膨らんだりして自分の知らないことが剥き出しになってしまうことがよくある。その度に「この場の誰よりも全知でありたい」みたいな謎のプライドが自分にあることが本当に嫌だなと思う。
めっちゃ話が長くなってしまった。
最近は江戸時代、と言うより徳川十五代将軍にめちゃめちゃ興味がある。江戸時代を語ろうとすると戦国武将たちを無視できないが、ただでさえめちゃめちゃ興味ある徳川十五代将軍を順番に言うことすら難しくてまじで辛い。でもちゃんと覚えたいなと思っている。あの将軍の時はこうだったね〜、みたいなことをスラスラ言えるようになりたい。
で?
今日はダブルトマトのサンバルとパラクダルとセロリのトーレンを作りました。あと、昨日仕込んだ大根のウールガイも食べてみた。
ダブルトマトのサンバルってのは、北海道の祖父が作ったトマトをベースにして坂ノ途中から届いたミニトマトを具にしたサンバルのことです。めちゃくちゃうまい。サンバル、適当に作っても美味しくできるようになってきた。今日は肌寒いので、できたて熱々で食べたよ。
パラクダルは渡辺玲さんのレシピで、ムングダルのところをマスルダルで作りました。マルスダルのホロホロ〜トロトロ〜って食感が大好きなんだよなあ。玉ねぎ入らないけど全然物足りなさ感じなくて美味しかった。むしろギー入れるし玉ねぎ入れない方が胃もたれしなくて好みかも。
セロリはインドで使わないっぽいけど、トーレンにしてみた。セロリは何しても美味しいよなあ〜。赤玉ねぎとコサンバリっぽくしようか迷ったけど今日は炒め物の気分でした。
大根のウールガイ、ちょっとみくびっていた。めちゃくちゃ美味しいやないか〜!昨日できたてを味見した時よりも余熱が入ってめちゃめちゃするするなめらかな食感になっていて、味もしゅんでいて…これだけでご飯何杯でも食べられるやつだった。先日、稲田さんが大根のウールガイの瓶に残った漬け汁を蒸し鶏にかけたら南インド風よだれ鶏に…みたいなツイートをされていたのでいつかそちらもやってみたい。
パンを焼くために使わせてもらいます