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猫の居場所が分かる『お守りタグケース』発売

もしも猫ちゃんが迷子になってしまったら…
普段おうちの中にいる猫ちゃんも、不注意で外に出てしまった、通院等で外出の際に逃げてしまった、地震の揺れにびっくりしてベランダから飛び降りてしまった、という例もあります。

もしも飼い猫が外で迷子になってしまったときに。
猫ちゃんを探す際の手がかりなるのではと思い作ったのが、「お守りタグケース」です。

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うちの猫も迷子になりました

4年前のゴールデンウィーク、シジミちゃんを家族に預けていたときのことです。家族の不注意でシジミちゃんが外へ出てしまいました。
幸い翌日に敷地内の物置の下から見つかったのですが、シジミちゃんを探している間は気が気ではありませんでした。
その時に猫に付けられるGPSみたいなものがあればいいのにと思ったのが、今回の「お守りタグケース」につながりました。
 

お守りタグケースとは?

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中身はAppleのAirTag。
AirTagはAppleの製品で、お財布や傘など無くしたくないものに付けておくと、お持ちのiPhoneやiPadからAirTagの場所を探すことができます。

今回作ったのは、AirTagを猫の首輪に付けるためのケースです。
 

お守りタグケースの特長

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お守りタグケースを作るときに、次の2つのことを特に意識しました。
①猫ちゃんへの負担を減らすこと
②猫ちゃんが迷子になってしまったときに探しやすくすること
ひとつずつご説明します。

猫ちゃんへの負担を減らす工夫

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まず気になるのはサイズです。
AirTag自体のサイズが直径31.9mm、厚さ8.0mmで重さは11g。500円玉より一回り大きいサイズです。
持ってみた第一印象としては、猫には少し大きいかなと思いました。

そこで、ケースはできるだけAirTagピッタリに。
金具などを使わず、とにかく軽量化。

市販のAirTagケースはぶら下げるタイプが多いのですが、猫の首輪からAirTagをぶら下げると、猫ちゃんがごはんを食べるときなどにじゃまになってしまいます。
そこで、首輪にピッタリ装着できるタイプにしました。
お持ちのどんな首輪にも対応できるように、装着部分はゴムを使用しています。

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このゴムも幅広の優しい手触りのもので、猫ちゃんの首に食い込まないようにと考えました。

ゴムの位置も何度も調整して、できるだけ猫ちゃんのじゃまにならない位置にAirTagが来るようにしています。

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シジミちゃんに付けてみましたが、まったく抵抗されませんでした。
ちょっと重いんじゃないか、行動が制限されるんじゃないかと不安でしたが、気にも留めずに普段通りの生活をしています。

※シジミちゃんはもともと首輪を嫌がらない猫です。それぞれの猫ちゃんの性格にもよると思います。
 

猫ちゃんを探しやすくする工夫

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飼い猫であることが分かるように、正面には猫ちゃんのお名前を入れています。

ちなみに、デザインは四葉のクローバー。猫ちゃんのお守りになるようにと願って、幸運のクローバーのリースです。

リースの周りには反射素材の飾りも付けました。ライトの光などを反射してピカっと光ります。

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猫ちゃんの体勢などによってはタグが隠れてしまうこともありますが、ライトで照らしながら探したときにピカっと光って目印になります。

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そして、別料金のオプションにはなりますが、猫ちゃんが保護されたときに連絡が取れるように、裏面に飼い主さんの電話番号とお名前も入れられます。
 

勝手に質問回答コーナー

◆どんな人が使えるの?

AirTagに対応しているiPhoneまたはiPadをお持ちの方です。
(iOS 14.5以降を搭載したiPhone SE、iPhone 6s以降、iPod touch(第7世代)、iPadOS 14.5以降を搭載したiPad Pro、iPad(第5世代以降)、iPad Air 2以降、iPad mini 4以降)

特に、iPhone11・12シリーズ以降をお持ちの方は、詳細な位置を探す機能が使えます。
 

◆どうやって猫を探すの?

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AirTagはお持ちのiPhoneやiPadとペアリングしておきます。

猫ちゃんがいなくなったとき、iPhoneやiPadの「探す」アプリを起動すると、まず猫が自分から10mほどのBluetooth圏内にいるかどうかが分かります。
この範囲にいる場合は、iPhone11か12シリーズをお持ちの方は「正確な場所を見つける」の機能で猫がいる方向や距離を細かく見ることができます。
そのほかの機種をお持ちの方は、頑張って周囲を探しましょう。猫は近くにいます!どうしても見つからないときは、AirTagから音を鳴らすこともできます。(猫が驚くのであまりやりたくはないですが)

猫がBluetooth圏内にいない場合は、誰かiPhoneを持っている人が猫のそばを通ると猫についているAirTagの信号をキャッチして、地図上で場所を教えてくれます。

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通知を待ちながら探しましょう。自分がBluetooth圏内に入った時も教えてくれます。

※障害物に囲まれていたりすると、Bluetoothの通信範囲は狭くなります。
できるだけくまなく周囲を歩き回るのがいいと思います。

 

◆Apple社は子供やペットの追跡目的でAirTagを使用するのを推奨していませんが?
確かにAirTagは、動くものをリアルタイムで追跡するのには向いていません。位置を検知するのに時間差があるためです。
しかし、家で飼われている猫が外に行ってしまったとき、猫はあまり遠くに行かずに近くの安全な場所にじっとしていることが多いと言われています。
そのような状況なら、AirTagの機能を生かすことができると思います。
 

◆AirTagを使うデメリットは?
AirTagは持ち主から離れて3日ほど経つと音が鳴る仕様になっています。
猫が見つからずに3日経ってしまうと、電池が切れるまで首輪から音が鳴り続けてしまいます。できるだけ早く見つけてあげてください。

将来的にはソフトウェアアップデートにより、この時間を長くしたりできるようにするとのことです。

★訂正★
3日ではなく8~24時間以内のランダムな時間で音が鳴り、しばらくすると停止しますがランダムな時間でまた鳴るそうです。(2021/7/23確認)

◆なぜAirTagを使うことにしたの?
シジミちゃんの脱走の後からずっと、猫にGPSを付けたいと思ってました。
でも、GPSはサイズが大きかったり、リアルタイムで居場所を見ることができなかったりします。
そこでキーファインダーを使うことを考えました。
しかし、キーファインダーも最後に無くした場所を教えてくれるだけだったり、電池の交換ができなかったりして諦めました。

ずっと猫に合うものを探していたところ、2021年4月にAirTagが発売されました。AirTagは世界中のiPhoneのネットワークから位置情報を取得できます。また、電池も約1年持続し、交換も可能です。そして、ギリギリ猫にも付けられるサイズだと思います。

猫にAirTagを付けることに賛否はあるかと思いますが、猫がいなくなってしまったときの飼い主さんの心痛、そして猫ちゃんの不安な時間を少しでも減らすことができるのではないかと考えています。

 

実際にお守りタグを付けてみて思ったこと

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シジミちゃんにAirTagを付けてみた感想としては、すごく安心感があります。
シジミちゃんはよく隠れてしまってどこにいるか分からなくなることがあるのですが、そんなときも探すアプリを見ると自宅を指しています。
私が持っているのはiPadなので、詳細な場所を探すことはできません。
それでも、ちゃんと近くにいると分かるだけでほっとします。
 

販売情報

Creemaに出品しています

こちらはCreemaの「クリエイターの私が挑む、本気の自由研究」という企画にエントリーしています。
なのでCreema先行販売なのですが、秋ごろには他の方法でも販売出来たらなと思っています。
 

最後に

迷子になってしまった猫を探すという状況にはなりたくはないですが、もしそうなってしまったとき、広い外の世界でまったく手がかりがないと本当に困ります。
そんな時に、お守りタグがひとつの道しるべになるといいなと思っています。

もし気になる点や改善して欲しい点があれば、お気軽にご連絡ください。
みなさんとみなさんの猫ちゃんが幸せに暮らせるように、微力ですがお手伝い出来たら嬉しいです。

 *コイトネコ ajico*
Twitter / Instagram / minne / Creema 


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