5月
いつの間にか5月が終わりを迎えようとしているし、なんなら梅雨入りもした今日この頃、いかがお過ごしだろうか。
私は、可もなく不可もなくの毎日を過ごしている。
生きてるだけで偉い、とでも自分に言い聞かせておこう。
嫌い
物騒(?)なタイトルになって申し訳ないのだが、私は春が、とりわけ5月が好きではない、というかむしろ嫌いだ。
さっさと5月なんて終わってくれ、の気持ちである。
理由はいろいろある。
夏なのかと思わされる突然の気温変化。
花粉症なのか黄砂なのか分からない、何とも言えない体調の不調。
どこに行っても人が多いGW。
毎年、歳を重ねなければいけないこと…
だが、一番は「家族との別れが多い」ことである。
多い、とは言っているが、他の月に比べてというだけである。
五月病なんてうまく言ったもんだが、5月中はあまり気分が良くない。
思い出したくないことを必然的に思い出さなければいけない気がするし、やるせないやり場のない気持ちはどこへ持っていけばいいのか、いつまで経っても分からない。
悩んだってしょうがないことは重々承知だが。
だから、今日(2023年5月31日)は5月が終わってくれる日なので、清々している。
時の流れは一律なのに、5月だけは一瞬で終わってくれ、と恨みながら過ごしていた日々が終わってくれるのだ。
明日からの6月はどんな日々を過ごせるのだろうか。
ライブ
今月は、ジャニーズ関連で大きく3つ、アーティスト関連で2つ、お笑い関連で3つ行った。
今月は、コンサートに4回も行けたのが嬉しかったし、現場の供給があるのは精神的にも保たれる感じがした。
・ジャニーズ
5/3 美 少年「美 少年 ARENA TOUR 2023 We are 美 少年 ~Let's sing it~」@大阪城ホール
5/17 「櫻井翔 未来への言葉展 SHO SAKURAI : WORDS FOR THE FUTURE」@六本木ミュージアム
5/27 Snow Man「Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME」@京セラドーム大阪
《美 少年》
推しがいるにもかかわらず、なかなか現場とのご縁がないと思っていたら、制作解放席の案内が先月の「垣根の魔女」終演後に来ていて、何がなんでもオーラス当ててやるという強い気持ちでいたら、当選したので急遽参戦決定。(GW最初の日ということもあり、帰省云々あったが、誤魔化したw)
初めてのアリーナツアーということもあり、サマパラ・サマステ(Summer Paradise/サマステライブというジャニオタ、特にJr.を推しているオタクにとって大事な夏現場の通称)とは規模感が圧倒的に違う、という点でもうワクワクだった。
オーラスだったので、ダブルアンコ(ダブルアンコール=アンコールが2回あること)があったのはかなり感動ものだった。
セトリも、アイドル路線を行く彼ららしい曲から魅せる曲、みんなで盛り上がれる曲などのバランスが良かったと思う。
個人的に「台風ジェネレーション -Typhoon Generation-」(那須・佐藤・藤井)の組み合わせが好きだった。
これは私が嵐オタクだというところが大きいと思うが。
制作解放席だったので、メンステ(メインステージ)真横、横モニターの近くだったが、スタトロ(スタンド席に回ってくるトロッコのこと)が回ってくる目線ちょい上で、メンバーみんなが回ってくる良席だったし、そもそも行けた時点で幸せなのでオールOKである。
《未来への言葉展》
超ド平日の水曜日が全休であるのをいいことに、抽選販売を勝ち取り行けた最推しの個展。
(推し始めて今年で14年目になる歴代最長の推しである。)
好きになったきっかけはあまり記憶がないし、多分「かっこいい」だと思うのだが、これだけ長く好きでいられるのは、確実に彼が紡ぐ「言葉」や彼のフィルターを通じて伝えられる「想い」に感銘を受け続け、それが大好きであるからである。
そんな彼の頭の中が詰まった個展、大満足だった。
(あまり見せたくはないのだが、つらつらと書くのもなんか違う気がしたので、ジャニオタ用のアカウントで呟いた私の感想で書いたことにしたい。)
1年後に届く手紙、というかハガキもちゃんと書いたのだが、実家に送るしか手段がなく、1年後に親に見られる可能性を考えると現時点でかなり恥ずかしくなっている。
まぁ、もう今更なのだが。
次の予定があったので、2時間くらいで観終わらなければならなかったのが名残惜しかったが、あの空間に2時間も浸っていられたのは櫻井担としては幸甚の至りであった。
ちなみにこの日、後述の「i DO ME」発売日かつSnow Manのメンバーの誕生日だったので、CDショップをハシゴし、伝説のシブツタの壁も見れたし、高校の同級生にも会えたし、最高の1日だった。
《i DO ME》
こちらも推しがいるのに現場に恵まれないというのを5年ほど経験しているのだが、初めてのドームツアーに当選。
正直、当たるとは思っていなかった。
今やファンクラブの会員数は100万人を超え、今回のドームツアーは単純計算でファンクラブの会員の半数しか行けないのだ。
当たった時の喜びは未だに忘れられない。
コンサート数日前にゲート案内が来る(ジャニーズは当日会場につくまで席が判明しない)のだが、アリーナ席が半数ほど出ているゲートの案内が来た。
友達に聞くと「京セラのゲート案内はそんなに当てにならない。」と。
…そんなこと言わないでくれ。
完全に私が持っているかどうかになった。
そして、当日。
推しのメンカラに身を包み、朝からグッズの買い出し。
その後、メンカラベースでネイルを仕上げてもらう。
ランチを食べて、美容室で髪を切ってもらう。
…完全に、デートの予定ができてワクワクして浮かれている人じゃないか。
(待って、俯瞰で見たらめっちゃ恥ずかしい。)
案内のあったゲートへ向かってチケットを発券すると、なんとそこには「アリーナ」の文字が。
5年前に嵐のコンサートでナゴヤドーム(現:バンテリンドーム)に入って以来のドーム参戦で、しかもドームでは初のアリーナ席。
「っしゃ!!」と力強く言ってしまった。(傍から見たら普通にヤバイ人)
当のコンサートは、それはそれは良かった、というか幸せになれた。
ドームでしかできない規模感の演出(特効、花火、落下物)、センステ(センターステージのこと)がムビステ(ムービングステージ=アリーナ席の上を通過していく動くステージのこと)であったこと、バックの超大きいモニター、スタトロの大きさ…
何を切り取っても、ドーム公演が如何に凄いものなのかを感じさせられた。
何よりも忘れられないのは、ペンライトの光にぐるっと包まれた綺麗な景色だ。
自己紹介ラップでは、メンバーごとの歌詞に合わせて変わっていくペンライトの色。
メンバーのスタトロの位置に合わせて変わるペンライトの色。
制御ペンライトもある中で、そうではないペンライトでみんなが変えていく、あの一体感は感心した(いや、誰だよ)。
滝沢歌舞伎でやっていた新曲「DA BOMB」がドームで見られたことも良かったし、「Bass Bon」(佐久間・ラウール)が圧倒的美と迫力で、鳥肌もの過ぎた。
(アルバム「i DO ME」は発売4日でミリオン達成するほど爆売れしているので、ぜひ聞いてほしい。)
あと、推し(阿部)が天性のおっちょこを発揮したり、とにかく可愛すぎた。
「あんたは根っからのアイドルだよ…。」と誰目線かも分からない感想を抱いた私は、彼の沼からは抜け出せられなさそうだし、抜け出すつもりもない。
どっちかというと、沼に突っ込んでいく一方だ。
行った時のことを思い出しながら書いているが、ドームコンサートが終わってしまったことにより燃え尽き症候群真っ最中なので、虚しくなっている。
また会いたい、と思う私はわがままである。
・アーティスト
5/11・12 7ORDER LIVE TOUR 2023「DUAL」@大阪城ホール
7ORDERというグループをご存じだろうか。
(私がめちゃくちゃ宣伝したので、ご存じの方が多いですよね、すいません、オタクは布教するのが趣味みたいなとこあるので…)
バンドスタイルでありながら、ダンスもバチバチにこなすわ、個人で言えば映画に出る、映画のプロデューサーをする、アニメ映画のモーションキャプチャーをやる、個人でアパレルやったりエッセイ書く、声優やる、2.5次元俳優として舞台に出る、作詞作曲する…みたいな才能の塊が7人もいる最強グループである。
そんなグループの大阪城ホール公演2Daysに行ってきた。
今までずっとホールツアーだったのだが、今回満を持してアリーナ公演を開催。
開催決まったときは嬉しかったなぁ。
実は、彼らは大阪城ホールのステージに立ったことがある。
今とは違う名前で、だ。
ここの説明をすると長くなるので割愛させてもらうが、因縁でもあり、思い出の場所でもある大阪城ホールに帰ってきてくれたのだ。
奇しくも「またね」でお別れしたあの日からちょうど5年の歳月を経た5/11に、だ。
(漫画の主人公みたいな奇跡的なストーリーを描く彼ら、凄すぎんかね…。)
2日間、すごく楽しかった。
1日目はスタンド13列目で、なんとアンコールでメンバーが目の前を通るというオタク死亡演出。
逆光で見えにくかったけど、多分ファンサ貰えた…?
(こういうのは思い込んだもん勝ちなので、そういうことにしておく)
号泣ものだったのは、2日目。
前日とは逆サイドのスタンド17列目。
正直なところ、前日の席が2日目だったら良かった(推しが目の前を通っていくところだった、要は1日目と2日目では、スタンドとアリーナに来るメンツが変わっていたということ)のだが、そんなことよりもリーダーが前世(今とは違う名前で活動していた時)の話をしたのだ。
前世のころから応援していた身としては、本人たち、ましてやリーダーの口からその時の話が出るとは思っていなかった。(1日目にもやんわりと言っていたメンバーはいたけど、リーダーから出るのはやっぱりなんか違う。)
彼らのファンには、前世から応援している人たちが多く、話し始めたときに周りから鼻をすする音がよく聞こえた。
かくいう私も、涙を流さずにはいられなかった。
でも、最後の曲でリーダーは強く叫んだ。
「お前ら、笑え~!!」
余計泣くじゃんか、と思いながらも、彼らは新しく始める一歩を着実に踏んでいってるんだな、と。
前世から今に至るまでには空白の期間があったし、不安でしかなかったけど、「またね」の言葉通りに彼らは帰ってきてくれた。
彼らが幸せに今を生きている、それだけで幸せ。
もうすぐツアーもラストを迎えようとしている。
怪我無く、無事に完走できますように。
(大阪限定の流しのみたらしさん、きなこもちさんにも会えたのも良かったな、また来てほしいな)
・お笑い
5/21 「上方演芸会」収録 @NHK大阪 サテライトスタジオ
5/21 ラニーノーズ単独ライブ「歌え!叫べ!!曝け出せ!!!」@よしもと漫才劇場
5/28 ネイビーズアフロ単独ライブ「我M者羅 ~百獣の王よろしく、ヒエラルキーのトップに君臨するための110(111)回目の単独~」@よしもと漫才劇場
《上方演芸会》
Twitterで応募しているというのを見かけ、夕方からのラニー単独前に行けるのでは?と思い、応募してみたところ、なんと当選。
普段は地方で収録を行っていることが多く、推しが出ているとはいえ、行きにくいのが難だったのだが、今回はNHK大阪放送局ということもあり、有難さったらありゃしなかった。
当日のネタは放送されるのでそこに関しては控えるが、ネタだけではなくトークも楽しめたのはかなり満足だった。
司会進行のアナウンサーさんの気になる経歴やら、もうすぐ行われるNHK上方漫才コンテストのことやら、ネイビーズアフロと天才ピアニストが優勝した各回の裏話やら、盛りだくさんだった。
お客さんはお年を召した方が多かったが、若い方もちらほら見かけたので、どっちのファンなのかなとか思いながら過ごした1時間半、楽しかった。
6月にある放送をぜひ。
《ラニーノーズ》
ここんとこ毎月開催されているコントライブ。
今回で3作目となる、同時上映というスタイルを取ったコントライブはやはり面白かった。
今回はいつもに増してゲストが多かったし、芸人ではないRunny Noizeのバンドメンバーまで出演。
(マンゲキに立ったことあるバンドメンバーって情報カオス。)
毎度のことながら思うが、伏線回収がかなりきれいに行われるので、最後にすべてが繋がった感覚は気持ちのいいものだ。
バンド活動も行っている彼らだからこそ出来る部分もあって、芸人もバンドもこなす彼らに「天は二物を与えず」という言葉はどこへやら。
洲崎シェイク(前月のコント乱走にて爆誕した踊りの名前)ならぬ、山名シェイク面白かったなぁ。
(それが見られたエンディングアクト、めっちゃカオスだったな。)
《我M者羅》
毎月の楽しみ、というか、行かないとダメになってしまう体になったのはいつからだろうか。
今月は、はじりさんに置きチケをお願いした。
(受付で席を選ばせてもらえるとは思ってなかったけど)
比較的前の方の席のサイドブロックを選び、1時間楽しませてもらった。
Twitterにも書いたが、生涯で人間が笑う時間は30分しかないとか。(今月のネタより)
(じゃあ、1時間笑いっぱなし、とまではいかないが多くの時間を笑っていた私は、今後笑わない日々が続くのかしら…)
そんなことはさておき、2本目のネタ「京都人」がめちゃくちゃ良かった。
彼ららしい、というか彼らならでは、というのが感じられた。
(土日の寄席とかでやってほしいな。)
あと、先月に続いてだが、はじりさんのやりたいことのコーナーが面白すぎる。
大喜利対決とか言いながら割と出来レースだし、顔真っ赤にしながら楽しそうにやるはじりさんに、負けたみながわさんはやる意味が分からない罰ゲームに複雑な表情。
ネイビーズらしい関係性は垣間見えるどころかがっつり見えるし、とにかく面白いし、で楽しかったなぁ。
はじりさんの企画力と付き合うみながわさんの優しさがあって成り立ってるコーナー、来月は何かな、と楽しみにしている自分がいる。
毎月、最後に抽選でサイン入りポスターが当たるのだが、今回まさかの当選。
みながわさんに列のアルファベットを言われたときに、「もしや」と若干ぞわっとした感覚は恐ろしいもので。
理音さん撮影、編集の単独ポスターだし、ネイビーズお二人のサインは入ってるし、で、めちゃくちゃ嬉しかった。
帰宅途中に雨に遭ったが、我が子を守る親の如く一粒たりとも雨粒をつけることなく、今は押し入れに大事にしまってある。
額に入れたら、またTwitterで報告しようかな。
終わりに
今月、書いてみたら現時点でなんと5,955字。
(きっしょいくらい書いてる)
今月、現場供給が多かったから、という理由付けでもしておこうか。
(6,000字超えた)
さて、最後に問題を出そうと思う。
先月のnoteとは変わった部分がある、それはどーこだ。
答え合わせは来月の月末とでもしておこう。
来月に向けて「こっから」また頑張りながらも、「slow…」に生きていく気持ちを忘れずに。
てことで、また1ヶ月後。